
Twitter、Instagram、Facebookの一括管理ツール5つを比較してみた
- 2018年12月3日
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Twitter にInstagram、 Facebook など、企業が扱うSNSは1種類ではありません。「1人で複数の アカウント を運用しなければならず時間がかかっている」と感じているSNS担当者もいるのではないでしょうか。
投稿の予約などの作業だけでなく、競合調査や投稿内容の精査、 アカウント の分析など、SNS マーケティング で成果を出すために必要なことは沢山あります。1つの アカウント を運用するだけでも大変ですが、それが複数のSNS、複数の アカウント になると、膨大な時間がかかってしまうでしょう。
そのような場合、業務を効率化できるSNS一括管理 ツール の導入を検討してみましょう。管理 ツール を使えば アカウント を登録しておくだけで、SNSの投稿や分析をツール内で完結できるようになります。
今回は、SNSを一括管理できる5つの ツール を比較します。料金や機能を比べて、自社に合った ツール があれば取り入れてみましょう。
日本語対応しているSNS一括管理 ツール 5選
日本の企業で導入しやすい、日本語対応しているSNS一括管理 ツール を5つ紹介します。
1.comnico Marketing Suite
comnico Marketing Suite
利用料金:50,000円〜/月
comnico Marketing Suiteは、 Twitter 、 Facebook 、Instagramの一括管理ができるツールです。国内で最も利用されているSNS一括管理 ツール であり、国内企業2,000 アカウント 以上の実績があります(株式会社コムニコ調べ)。
Twitter 、 Facebook の投稿をカレンダーで管理でき、予約投稿や複数 アカウント の一括投稿にも対応しています。また、写真素材を無料で利用できたり、画像編集の機能が搭載されていたりと、別のサービスを利用せずに効率的なSNS運用ができます。
Twitter 、 Facebook 、Instagramの分析機能も搭載しており、それぞれ CS Vでダウンロードも可能です。他社のSNS アカウント をベンチマークできる機能もあり、競合調査や自社 アカウント の改善にも活用できるツールです。
管理できるSNS アカウント 数は合計3アカウントまでとなっており、追加オプションでさらに多くのSNS アカウント を管理できます。
2.HootSuite
HootSuite
利用料金:無料〜
HootSuiteは、 Twitter 、 Facebook 、Instagram、 Google +、Pinterest、YouTubeなど多数のSNSに対応した一括管理 ツール です。投稿管理、フォロワーとの交流管理、解析機能などが搭載されています。対応しているSNS数が多いため、運用しているSNSの種類が多い企業の担当者に向いています。
また、無料プランが用意されているのも特徴です。有料プランと比べると利用できない機能もありますが、「とりあえず投稿スケジュールの管理だけでもやっておきたい」といった場合には無料プランでも十分対応できるでしょう。選ぶプランにより運用できるSNS アカウント 数やツールを利用できる人数、分析機能に違いがありますので、自社に適したプランを選んでください。
iOSと Android の公式 アプリ も用意されており、スマートフォンを用いて投稿管理をしたい場合にも便利です。
参考:
時間と労力を節約!ソーシャルメディアを一括管理できるプラットフォーム「Hootsuite」とは?
3.Beluga
Beluga(ベルーガ)
利用料金:50,000円〜/月
Belugaは、 Twitter 、 Facebook 、Instagramに対応したSNS一括管理 ツール です。 Twitter 、 Facebook の投稿管理、各SNSの アカウント 分析に対応しています。
特定 キーワード が入力された投稿を分析できる Twitter の キーワード モニタリング機能を搭載しており、 キャンペーン の効果測定などに便利です。分析機能では、自社のファン数、リーチ数、 エンゲージメント 率だけではなく、他社 アカウント の分析も可能となっています。
管理できる アカウント は Twitter が3 アカウント 、 Facebook が1 アカウント 、Instagramが1アカウントの合計5 アカウント です。追加オプションを利用すると、さらに多くの アカウント を管理できるようになります。
4.Social Insight
Social Insight
利用料金:50,000円〜
Social Insightは、 Facebook 、 Twitter 、 Google +の投稿管理のほか、Instagram、YouTube、LINEなどの分析に対応したSNS一括管理 ツール です。
特定 キーワード や URL 、 ドメイン 、ハッシュ タグ を登録しておくと、それらに関する 口コミ を自動的に取得、視覚化するソーシャルリスニングを行えるのが特徴です。分析機能を利用すると、特定の情報を話題にしているユーザーの性別、年齢などがチェックできるだけではなく、ネガティブな情報を早めに把握することで炎上対策にも繋がります。
また、 エンゲージメント 率の高い投稿時間帯分析やベンチマーク企業を登録できるなど、競合調査機能も搭載しています。
月額50,000円のビジネス版では、5つのSNS アカウント まで管理可能です。さらに多くの アカウント 管理ができるようになる上位版もあります。
5.Sprinklr
Sprinklr
月額料金:要お問い合わせ
Sprinklrは、 Twitter 、 Facebook 、Instagram、 LinkedIn を始め、全部で25のSNS アカウント を一括管理できるツールです。
Sprinklrの強みは、投稿の予約やスケジュール管理だけではなく、顧客管理システムと連携し、 広告 配信の最適化もできることです。
SNS 広告 の キャンペーン をモニタリングして最適な予算設定をしてくれるので、SNS担当者の手間をかけずに 広告 のパフォーマンスを改善できるでしょう。
通常の投稿だけではなく、SNS 広告 を運用している企業の担当者にもおすすめです。
SNS管理 ツール を使ってみよう
月額費用や機能が魅力的であっても、「 ツール を導入してみたら思ったよりも使いづらかった」となってしまっては意味がありません。実際にどのくらい作業時間を短縮できるか、分析がしやすいかなどを知るには、 ツール を試すのが1番でしょう。
そこで、「SNS マーケティング カレッジ」をferretと共に運営している株式会社コムニコの「comnico Marketing Suite」の無料トライアルを利用してみました。
その中で、特に便利だった機能を紹介します。
1. Twitter 、 Facebook の予約設定で投稿管理がしやすくなる
SNS運用の基本は、日々のSNS投稿。しかし、1日あたり何度もリアルタイムで投稿するのは大変な作業で、担当者の負担になりがちなポイントです。
comnico Marketing Suiteには、 Twitter 、 Facebook の予約投稿機能があるため、ぜひ活用してみましょう。
予約投稿は「投稿の作成」から設定します。
投稿先のSNS アカウント を選択し、投稿内容・投稿日時を設定して「今すぐ投稿」をクリックすると予約完了です。
SNS アカウント は5つまで選択可能ですので、複数のSNS アカウント で同時投稿もできます。
投稿スケジュールは「カレンダー」で確認できます。いつ、どのSNSでどうのような投稿をしているのか、ひと目で確認できるため投稿時間のミスや投稿内容の被りを事前に防ぐこともできます。
さらに、comnico Marketing Suiteの「投稿」には、SNS運用がしやすくなる便利な機能が搭載されています。
a.短縮 URL が作成できる
comnico Marketing Suiteには、短縮
URL
の作成機能が搭載されています。
URL
の長いホームページを
Twitter
や
Facebook
で入力すると、文字数が長くなりがちです。
冗長な URL は見栄えが悪く、文字制限のあるSNSでは、他のコメントを入れられなくなってしまう可能性も出てきます。
URL を入力するときは短縮 URL を作成して、入力するのがおすすめです。
b.ストックフォトが利用できる
Twitter
や
Facebook
の投稿をする際、投稿内容や
アカウント
の特性にもよりますが、文章だけよりも画像を添えた方がユーザーの目を惹きつけることができます。
とはいえ、自社で毎度写真を撮影したり、イラストを作成したりするのは手間がかかルため工数が負担に感じることもあるでしょう。
comnico Marketing Suiteは、1ヶ月に10枚まで無料でストックフォトが利用できます。画像を用意する手間が省けて便利です。
2.複数人での アカウント 管理に便利な権限機能
企業のSNS
アカウント
は複数人で管理する場合もあるでしょう。
comnico Marketing Suiteには、複数人でSNS アカウント を管理するときに便利な権限管理機能が搭載されています。複数人でSNSを管理する場合は、メンバーを「オペレーター」に追加しましょう。
オペレーターに招待されたメンバーには、それぞれのSNS アカウント ごとに権限を設定できます。
例えば、「投稿の予約設定はアルバイトスタッフや兼任のチームメンバーに任せるけれども、自身は投稿内容のチェックや分析をしたい」という場合は、追加したオペレーターことに異なる権限を付与できます。
「投稿承認」の設定より、管理者が承認したら投稿が許可されるように設定をします。
すると、編集者のメンバーが入力した内容を確認したのち、「承認」した場合のみSNSに投稿されるようになります。
投稿ミスを防ぐために活用したい機能です。
3. ユーザー の声を見逃さないモニタリング機能
SNSは情報を発信するだけではなく、 ユーザー の声を聞いてコミュニケーションをとっていく必要があります。その際に利用したいのが、モニタリング機能です。
「モニタリング」では登録しているSNS
アカウント
の
が一括で確認できます。確認したメッセージやコメントには「未読・既読・保留」のチェックができるようになっているので、返信が必要なメッセージがどれなのか、対応済みなのかがすぐにわかります。
4.分析の効率化
SNS運用で大切なことは、 PDCA サイクル を回していくことです。そのためには、投稿を分析し、改善点を見つけることは必須となります。
comnico Marketing Suiteには、
Twitter
、
Facebook
、Instagramの分析機能が搭載されています。分析画面では、フォロワー数の増減や
エンゲージメント
率、
インプレッション
やリスト数などを確認ができるようになっており、これらのデータはすべて
CS
Vダウンロードが可能です。
また、各投稿ごとに
ユーザー
の反応も確認ができます。どのような時間にどのような投稿をすると最も
ユーザー
がからよい反応が得られたのか、またはどのような投稿をすると反応が悪いのか、などを傾向を分析して改善点を探していきましょう。
5.14日間の無料トライアル期間あり
どのような機能があるのか、管理画面は使いやすくわかりやすいか、などは実際に使用してみないとわかりません。
comnico Marketing Suiteには、14日間のトライアル期間が設けられています。トライアル期間中でも通常版とほぼ同様の機能が使えます。投稿しやすいか、分析機能は確認しやすいかなど、実際にツールを触って確認してみるとわかりやすいでしょう。
まとめ: ツール の導入でSNS運用の効率化を
複数のSNSを運用している場合、それぞれ別々にログインして投稿、分析、レポート作成をしていくのは時間がかかります。作業に時間を取られて本来やるべき施策を考える時間が取れなくなってしまうのは大きな機会損失となります。
今回紹介したようなSNSを一括管理できるツールを導入して、運用・分析の効率化を検討してみましょう。
ツール を導入するときは、機能や月額料金だけで比較するのではなく、実際に試してみてから導入するのが理想的です。無料トライアル期間が用意されている場合もあるので、まずは試してみて、どのくらい作業の効率化ができるか、自社が求めている機能の使い勝手がよいかなどを確認してみましょう。