Webの担当者として業界の最新動向を掴むためにも、様々な情報源をおさえておきたいところです。
ニュースメディアや新聞など様々な情報媒体の中でも雑誌は、最新情報をまとめて読めるメリットがあります。

体系立てた知識を書籍で学ぶだけでなく、雑誌で常に新しい情報を得ることで業務にも活かせるでしょう。

今回はWebマーケティングに関わる業界雑誌9誌をご紹介します。
自身のスキルアップのためにも、業界に関わる最新の動向を掴んでいきましょう。

月刊

月に1回、決まった曜日や日付で発行される雑誌です。
プレスリリースやイベント開催など、月ごとの情報を知ることができます。

1.宣伝会議

宣伝会議_2017年2月号_NO.904___宣伝会議オンライン.png
http://www.sendenkaigi.com/books/back-number-sendenkaigi/8543

株式会社宣伝会議が刊行する、広告やCMに関するマーケティングの専門雑誌です。
Webに限らず、様々な媒体で行われたキャンペーン事例やマーケターへのインタビューを掲載しています。

連載では海外広告業界の動向やマーケティングに関する学術研究の最新情報を確認することができるので、より幅広い分野でマーケティングを学びたい人に向いています。

2.日経デジタルマーケティング

日経デジタルマーケティング.png
http://business.nikkeibp.co.jp/nmks/magazine/

日経BP社が発行しているWebマーケティングに特化した月刊誌です。
Webマーケティングキャンペーン事例や、マーケターへのインタビュー、広告代理店等の関連企業の最新プレスリリースなどを掲載しています。

セミナーも開催しているため、講師から直接学びたい方にとっても参考にしたい雑誌です。

書店を介さずに自宅や勤務先へと郵送できる年間購読プランもあるので、書店に行く機会のない人も利用しやすいでしょう。

3.販促会議

月刊販促会議_2017年2月号_No.226___宣伝会議オンライン.png
http://www.sendenkaigi.com/books/back-number-hansokukaigi/8538

株式会社宣伝会議が刊行している、販売促進に関わる集客方法に特化した雑誌です。

キャンペーンや新商品の販売戦略についてだけでなく、店舗経営や接客に関する事例も含んで紹介しています。
BtoCの事例を多く紹介しているので、美容サロンや小売のような消費者向けのサービスを展開している企業にとって参考にしやすいでしょう。

4.広報会議

月刊広報会議2017年2月号___宣伝会議オンライン.png
http://www.sendenkaigi.com/books/back-number-kouhoukaigi/8540

株式会社宣伝会議が刊行している企業の広報担当者向けの雑誌です。
ブランディングやCSR活動など、企業のPR活動に関わる最新の動向や事例を学ぶことができます。

売り上げをあげるためのPR活動以外にも、社内報やIR業務のような顧客以外に対する広報についても知ることができます。

広報とWebマーケティングを兼ねて業務にあたっている担当者にとってはおさえておきたい雑誌です。

5.WebDesigning

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https://book.mynavi.jp/wdonline/

マイナビ出版から刊行されている月刊誌で、WebデザインやプロモーションのようなWeb運営全般に関わる内容を特集しています。

ホームページやSNSの担当者がWebマーケティングの施策に取り組む上でヒントとなる事例や手法が掲載されています。

中小企業の事例も多く掲載されているので、少ない予算でも取り組める施策の参考になります。

6.ブレーン

月刊ブレーン2017年2月号_No.679___宣伝会議オンライン.png
http://www.sendenkaigi.com/books/back-number-brain/8544

株式会社宣伝会議が刊行する広告に関するクリエイティブに特化した雑誌です。

紙媒体での広告キャンペーンサイト、商品パーケッジのようなデザインに関わる事例が特に多く掲載されています。
ホームページの制作会社や広告代理店、デザイン事務所のような広告ビジネスを提供している企業にとってチェックしたい雑誌と言えるでしょう。

季刊

年間4回の頻度で刊行する雑誌です。
月刊誌よりも情報の鮮度は落ちますが、その分1つ1つの話題が深掘りされた特集が組まれて読み応えがあるものが多い傾向にあります。

7.ECのミカタ通信

EC・通販・ネットショップ業界の専門誌 ECのミカタ通信|ECのミカタ.png
https://www.ecnomikata.com/journal/

Webメディアの「ECのミカタ」が刊行しているネットショップや通販に関する情報を特集した季刊誌です。

越境ECサイトやオムニチャネルのような、最新のネットショップの動向についてポイントをわかりやすく知ることができます。

仕入れや流通に関わる情報も知ることができるので、ネットショップの運営企業にとってチェックしておきたい雑誌です。

8.広告

『広告』バックナンバー___雑誌『広告』___KOHKOKU.png
http://www.kohkoku.jp/archive/

株式会社博報堂が刊行している広告の業界誌です。
広告制作に関わる業界人の想いに焦点を当てた雑誌です。

事例を知るだけでなく、広告というもののあり方について思考を深めたい方に最適です。

9.編集会議

『編集会議』2016年秋号___宣伝会議オンライン.png
http://www.sendenkaigi.com/books/henshukaigi/

株式会社宣伝会議が刊行している、雑誌や新聞、Webメディアの編集者向けの業界誌です。
近年展開されるようになった、オウンドメディアのような企業が運営する情報メディアに関する情報も掲載されています。

出版社やメディアなどの、編集に関わる業務を行っている人にとってはチェックしておきたい雑誌と言えるでしょう。

まとめ

Webマーケティングに関わる情報を掲載している雑誌は、切り口や対象読者の属性に合わせて存在しています。

企業の広報担当者に合わせた『広報会議』や、ネットショップ運営企業の担当者向けの『ECのミカタ通信』のように、業務全般に関わる内容は押さえておいて損はないでしょう。

雑誌は毎号違う特集が組まれるのも特徴です。一誌に絞ることなく、自身の業務や興味関心度に合わせて必要なものを選ぶようにしましょう。
このような雑誌は出版社や書店で定期購読を申し込むことができます。定期購読を申し込んでおけば、日々の業務に追われて情報収集になかなか時間を取れない担当者であっても買い忘れることなく情報を得られるでしょう。

雑誌に限らず、新聞やテレビのようなマスメディアやWebメディアでは、常に新しい事例が紹介されています。
アンテナを高く張って、常に新しい情報を仕入れられる体制作りをしておきましょう。