こんにちは。ライターのナッツこと、永田優介です。

SNSを活用したマーケティング施策は、もはや大企業だけではなく、中小企業にも徐々に浸透してきています。FacebookやTwitterだけではなく、Youtubeやインスタグラムなど、SNS横断でアカウント運用されている企業担当者も少なくないはずです。

しかし、各SNSによってサービスの特性やユーザーが期待しているものは違ったりするため、同じ内容のコンテンツをただ各SNSに投稿するだけでは意味がありません。

そこで今回、人気Youtuberがインスタグラムをどう活用しているのかを、全てのインスタグラムアカウントを丸裸にする「ナビスタ」(2018年提供終了)を使って調査してみたいと思います!

参考:
ferretが提供するインスタグラム解析ツール「ナビスタ」を使い、これまでも分析を行ってきました。
フォロワー数515万人!芸能人No.1の人気を誇る渡辺直美さんのインスタグラムを分析・・・|ferret
インスタグラムの新たな活用法!コミュニティ化を促進する部活ハッシュタグ25選|ferret
  

人気YoutuberTOP5のインスタグラムを分析してみた

インスタグラム解析ツール「ナビスタ」では、各ジャンルごとの人気インスタグラムユーザーを確認することができます。

そこで「ナビスタ」で「Youtuber」にジャンルを絞ってわかった人気アカウントが「はじめしゃちょー」「ちか」「くまみき」「橋本奈実」「佐々木あさひ」の5名でした。

まずは、下記4つの項目を中心に見ていきます。

・ フォロワー数:
・ 1日平均投稿数:
・ いいね数平均:
・ 特徴

※フォロワー数や各数値は2017年1月末時点のものです
  

1. はじめしゃちょー

ハッハッハ!!!!!!!ようやく完全な黒髪になったぞ!!!!!!! 行ってきます東京!

はじめしゃちょーさん(@hajimesyachodesu)が投稿した写真 -

・ フォロワー数:284,391
・ 1日平均投稿数:0.08回
・ いいね数平均:48,654

Youtuberジャンルで一番インスタグラムのフォロワーが多い、はじめしゃちょー。
Youtubeでもチャンネル登録数が国内で一番多いYoutuberとして知られています。

そんな彼ですが、なんとインスタグラムをほとんど活用していません。

投稿頻度も月に1〜3回程度、投稿内容はヘアスタイルについてが多い様子。
それにもかかわらず、いいね!数の最大は7万いいね越え、コメント数も最大2000コメント越えと非常に人気を集めています。

特定ジャンルの動画だけではなく、企画ものから日常のことまでをYoutubeで発信するはじめしゃちょーだからこそ、SNSを横断的に使う必要がないのかもしれません。
  

2. ちか

・ フォロワー数:101,505
・ 1日平均投稿数:0.72回
・ いいね数平均:5,255

英語学習動画で人気を博したバイリンガールのちかさん。
インスタグラムでは、ちかさんの日常を垣間見ることができます。
また、ちかさんの動画の冒頭には「海外の写真はインスタで!」との告知を入れ、上手くYoutubeとインスタグラムの連携を図っています。

Youtube動画では「英語学習」、インスタグラムでは「海外の生活」と、SNSのプラットフォーム別に用途をわけているのが特徴です。
はじめしゃちょーのようにオールジャンルで投稿するパターンは内容のクオリティを求められるため、一般の企業には真似しづらいものかもしれません。

しかし、ちかさんのように「1SNS 1ジャンル」と限定することで、発信ネタも集めやすく、また閲覧者も次投稿される内容が予測できるため、フォロワー獲得につながりやすくなります。
複数SNSを使う場合は、SNSごとの投稿内容方針を決めることが大切なのです。
  

3. くまみき

・ フォロワー数:93,713
・ 1日平均投稿数:0.70回
・ いいね数平均:5,926

DIYや原宿カルチャーを発信するYoutuber・くまみきさん。
インスタグラムも1日1回弱ペースで投稿しており、多くは動画ではなく、写真の投稿となっています。

彼女のインスタグラムの特徴は、Youtubeでは見れないくまみきさんの日常に加え、ご自身の活動の告知を上手く盛り込んでいることです。
ユーザーによっては、くまみきさんをYoutubeではなく、インスタグラムで初めて知ることもあるでしょう。
そういったユーザーのためにも、くまみきさんがYoutuberであることがわかるような投稿が多く見受けられます。

各SNS単体でフォロワーを伸ばすのではなく、このようにSNS横断でメインにしたいSNSアカウントへの誘導を図ることも忘れずに行いたいですね。
  

4. 橋本奈実

・フォロワー数:78,709
・1日平均投稿数:0.47回
・いいね数平均:3,555

美容Youtuberとして知られる橋本奈美さん。
インスタグラムではちかさん同様、美容ジャンルの投稿が多いYoutubeに比べて、グルメやカフェ、お友だちとの仲良し写真が多く、また旦那様との写真があったりと、女性が共感しやすい写真が多い印象です。

さらに日常の様子に加え、Youtubeの公開予告や公開動画の告知を行っています。
ユーザーも全てのSNSを逐一チェックしているとは限りません。インスタグラムをメインSNSとして使っている方も多いことでしょう。

そのため、見てほしいインスタグラム以外のコンテンツは、インスタグラムで告知をするのは非常に効果的。奈実さん同様、インスタグラムからYoutubeへ誘導するような使い方もぜひ取り入れたいところです。
  

5. 佐々木あさひ

この帽子のチョコ食べそびれた? #ブラックアフタヌーンティー #アマン東京

Asahi Sasakiさん(@asahisasaki)が投稿した写真 -

・ フォロワー数:67,431
・ 1日平均投稿数:0.55回
・ いいね数平均:2,601

メイクアップ動画で人気のYoutuber・佐々木あさひさん。
2日に1回ペースの頻度でインスタグラムも更新されています。投稿内容は、日々のおでかけの写真が中心です。

佐々木あさひさんはYoutubeで投稿する動画のほとんどがメイク動画のため、佐々木あさひさんのライフスタイルを知りたい!というファンの方にとって、インスタグラムは貴重な情報源となってます。
  

Youtubeとインスタグラムを使いわける3つのポイント

以上、5名のYoutuberのインスタグラムをナビスタを使って見てきましたが、いくつか企業のSNS運用にも活かしたいポイントが散見されました。

下記にまとめてみました。
  

ポイント1. メインSNSを決める

人気Youtuberのインスタグラムアカウントは、どれも投稿頻度が低めです。
それは中途半端に運用していては、逆にフォロワーが減っていってしまうから、だと考えられます。

SNS運用は、コンテンツを投稿し続けることが目的ではなく、フォロワーに喜んでもらうことが目的にすべきでしょう。そうすることでユーザーは、よりファンとなり、コンテンツへのエンゲージメントは高くなっていきます。

そのため複数SNS運用はチャネルとして持っておきつつ、注力するSNSを決めて、最高のコンテンツを届けられるように運用していきましょう。
  

ポイント2. SNSごとに目的を明確にする

ちかさんのように投稿内容のジャンルによって使いわける、また橋本奈美さんのようにサブSNSは告知中心に運用するなど、SNSごとに運用の目的を明確にしましょう。

全てのSNSが同じ内容となってしまうと、ユーザーは普段使うSNSだけしかフォローしてもらえません。
使いわけることでSNSごとの楽しみが生まれ、一人のユーザーがSNS横断でアカウントをフォロー・応援してくれるようになります。

ポイント1にも挙げた「メインSNS」との運用バランスを考えながら、サブSNSではどういった投稿がよいのかをしっかり戦略立てて行いたいです。
  

ポイント3. 鮮度を大切にしたい情報はインスタグラム

Youtubeを本格的に運用しようと思うと、動画編集の時間がやはりかかってしまいます。そのため、今すぐ投稿することで価値のある情報、すなわち鮮度が大事な情報を動画で配信するのはなかなか難しいものです。

一方、インスタグラムであれば写真とコメントを添えるだけでいつでも投稿可能です。逆にインスタグラムではタイムラインで古い投稿がどんどん流れていってしまうため、ずっと見てほしい鮮度性があまりないコンテンツは不向きだといえます。

発信したい情報の鮮度に応じて、Youtubeとインスタグラムを使いわけるという意識を持っておくことが大切です。
  

まとめ

以上、人気Youtuberのインスタグラムをferretが提供するインスタグラム解析ツール「ナビスタ」を使って分析してみました。

「これからは動画の時代」という言葉を最近はよく耳にしますが、今回ご紹介したいように各SNSの特性を理解し、上手く使いわけてSNSマーケティングに役立ててみてはいかがでしょうか。

また動画=Youtubeとも限りません。編集のいらいない、ちょっと発信したい情報はインスタグラムでも発信してみましょう。スマートフォンでインスタグラムを見ると、動画は自動再生されるため、フォロワーの目に留まりやすいという特徴があります。

筆者自身も「あっ、この料理プルプルしてて美味しい!」という料理動画を先日インスタグラムに投稿してみました。やはり写真よりも反応はよく(と言っても、そんなに多くないというツッコミはご遠慮ください)、これからもインスタグラムで動画投稿をちょくちょくやってみようと思っています。

ということで、今回の内容が少しでも皆様のインスタグラム運用の参考になれば幸いです。
それでは、また!