【事例あり】DICカラーガイドの伝統色をホームページに活用してみよう
日本らしさを押し出したホームページや特定の国をイメージしたポスターを作成したいと思ったことはありませんか?
ですが、その国らしさをデザインにまで落とし込むのは難しい作業です。
*「和風のホームページにしたいんだけどな」というイメージはあっても、それを実現するための色合いはなかなか思いつかないものでしょう。
そんな時に便利なのが、印刷用の見本として利用されているカラーガイドです。
なかでもDICカラーガイドは「日本」「中国」「フランス」*の3か国特有の色合いを伝統色としてまとめています。
この伝統色を利用することで、自社のホームページをそれぞれの国の雰囲気に近づけることができるでしょう。
今回は、DICカラーガイドの利用の仕方と実際に伝統色を利用している事例をご紹介します。
「和風のLPにしたい」「中国の商品を紹介するから雰囲気も合わせたい」のような悩みを持っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
カラーガイドとは
カラーガイドとは、色合いの基準を定めた色見本帳です。
例えば「薄くて軽く白みがかった青」と伝えても、相手と自分のなかでイメージされる色合いは異なってしまうかもしれません。
カラーガイドはそのような事態を防ぐために設定されており、デザイナーや印刷所の関係者にとってはなくてはならないツールです。
実際には特別な色を印刷したいときにデザイナーから印刷所へカラーガイドのうちの1枚(1色)を渡して、印刷所ではその色に合わせたインク配合を行っています。
http://www.pantone.jp/pages/pantone/index.aspx
各色には色番号がつけられ、RGBやCMYKのような色を決める配合比も記載されています。
紙に綴られたものが一般的ですが、ブラウザ上で色番号を調べる形式のカラーガイドも存在します。
例えばGoogleでは検索窓に色番号を打ち込むことで、カラーガイドに対応した色を調べることができます。
企業によって異なるカラーガイドを揃えているため、世界で共通した規格はありません。
日本国内では、インクメーカーであるDICグラフィック株式会社が提供しているDICカラーガイドが一般的に利用されています。
国内でデザインに関わる人にとってはなじみ深いかもしれません。
参考:
[今さら聞けない印刷用語集 その16「DICカラーガイド」|株式会社からふね屋]
(http://www.karafuneya.com/blog/2013/10/DICcolorguide.html)
DICカラーガイドを利用する方法
http://www.dic-graphics.co.jp/products/cguide/dic_color_guide.html
DICカラーガイドは紙の形式で販売されており、1冊6,800円〜13,800円で購入できます。
また、デジタル版として無料のアプリが配信されています。
[DICデジタルカラーガイド]
(http://www.dic-graphics.co.jp/products/dcguide/index.html)
iPhone版、iPad版、android版、Mac版のそれぞれにページからダウンロードできます。
2017年1月現在、Windows版は配信されていません。
デジタルカラーガイドでは、色番号やRGB比による色の検索ができるだけでなく、画像から色を抽出して検索することも可能です。
このように、画像に含まれる色に対応するカラーガイドの色番号を抽出することもできます。
例えば、自社のホームページに合わせた色合いのチラシを作成したい場合など、各色のRGB比を素早く知りたい時にも便利です。
日本・フランス・中国の伝統色を使った事例
DICカラーガイド独自のものとして*「日本の伝統色」「中国の伝統色」「フランスの伝統色」*というシリーズがあり、各国に伝わってきた特別な色合いを特集しています。
「日本の伝統色」でいえば「桜色」「小麦色」「琥珀色」といった色が設定されており、日本の文化のなかで名付けられてきた色を知ることができます。
それぞれの国らしい色合いだけでなく、色の通称や由来もわかるので、色を用いる商品の狙いに合わせた色を選ぶこともできるでしょう。
日本の伝統色
では、実際に各国の伝統色を用いたデザインにはどのようなものがあるのでしょうか。
実際に事例を元にして見ていきましょう。
京急急行バス株式会社
(2020年8月17日時点でページが存在しないためリンクを削除しました)
京急電鉄の系列である京浜急行バスでは、羽田空港を中心として設置している一部券売機の画面に*「薔薇色(ばらいろ)」「天色(あまいろ)」*といった日本の伝統色を利用しています。
訪日観光客向けに4か国語で対応する券売機に日本の伝統色を採用することで「日本のおもてなし」を表現しています。
平湯温泉観光協会
奥飛騨にある平湯温泉では観光協会のロゴに*「紺碧(こんぺき)」*を採用しています。
登山の拠点としても利用されており、山の形をしたロゴの背景に使用されている紺碧は山を上った先に見える空の色を表現しています。
平湯温泉ではほかにもDICグラフィック株式会社とコラボして、Tシャツや飲料ボトルなどにも「日本の伝統色」を利用しています。
参考:
[平湯温泉×DICグラフィックス共同事業『平湯色彩計画』]
(http://www.hirayukanko.com/special/dic/)
フランスの伝統色
株式会社ノティオ
不動産業界でブランディングに関するコンサルティングサービスを提供している株式会社ノティオでは、企業のロゴマークにフランスの伝統色である*「Chatoyant(シャトアイヤン)」*を利用しています。
DICカラーガイドによると「Chatoyant」は猫の目の光から出た言葉で、色の変化や違ったきらめきを持つものを指します。
光の当たり方によって色が変わるという点で企業の柔軟性を表しています。
中国の伝統色
株式会社ケーエスケー
医療用医薬品の卸売を中心として展開している株式会社ケーエスケーでは、コーポレートカラーとして中国の伝統色*「千歳緑(せんざいみどり)」*を採用しています。
現代に合わせて色調をやや明るくしたものを、ホームページのメインカラーとしても使っています。
「千歳緑」は常に緑をつける樹の色からついた名前であり、同社では長生きと平和の意味をもたせて採用しました。
参考:
[株式会社ケーエスケー|リクナビ2017]
(https://job.rikunabi.com/2017/company/top/r411300080/)
まとめ
DICカラーガイドが定めている「日本」「中国」「フランス」の伝統色には、それぞれ色番号だけでなく色の通称や由来も記載されています。
そのため、デザインへの利用だけでなく、企業のロゴのような色に意味をもたせたい時にも便利でしょう。
カラーガイドはiTuneストアより無料でダウンロードできます。
画像から色を抽出して調べることもできるので、生活のなかで気になった色を調べてデザインの参考にするのもいいでしょう。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- コンサルティング
- ビジネスはより高度化し専門的になっています。そこで、事業者のみならず専門家を呼び、彼らからアドバイスを受けながら、日々の活動を確認したり、長期の戦略を考えたりします。その諸々のアドバイスをする行為自体をコンサルティングといい、それを行う人をコンサルタントと言います。特別な資格は必要ありませんが、実績が問われる業種です。
- コーポレート
- コーポレートとは、日本語の「企業」のことです。インターネット上で「コーポレートサイト」という場合は、企業のホームページであることを表します。また、コーポレートは接頭語として使われることが多く、「コーポレートガバナンス(企業内統制)」などのように、他の単語と組み合わせて使うことが多いようです。会社そのものを指すことが多い「カンパニー」とは使い方が異なります。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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