最近、インスタグラムを中心に*「ミニアチュール・ジオラマ」*(Miniature Dioramas)と呼ばれるミニチュア模型を掲載して海外からも人気を集めている、ある日本人クリエイターをご存知でしょうか。

インスタグラムでは2017年2月1日現在で約67万フォロアーを超え、毎日カレンダーのように1日1投稿されています。

今回は、その日本人クリエイターに焦点を当て、作品の面白さからマーケティングに活かせる要素を抽出してご紹介します。

今話題のミニチュア模型クリエイター

まずは、ミニチュア模型クリエイターの作品をご覧ください。

いくらのお寿司がトラックに乗って、こぼれたいくらを周りの人々がクレーンで釣り上げたりしています。
実はこの「ある日本人クリエイター」は、こうした「小さな人々」を登場させて、様々なものをミニチュア模型作品として登場させています。

他にも、顕微鏡の上でオペをする人々や、割れた画面で釣りをする人々などを再現しています。

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作者はだれ?

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これらのミニチュア模型の作者は「田中達也」という方です。
1981年熊本県出身で、2011年4月から毎日欠かさずミニチュア模型の写真を公開しています。
5年でインスタグラムのフォロアーが45万人に増え、会社勤めよりもミニチュア写真の収入が超え、2015年に独立を果たしました。

自分の写真を見てもらうには、コンセプトと投稿頻度が重要

こうしたミニチュア写真を毎日投稿している田中達也さんのインスタグラムアカウントは、2017年2月時点で67万人以上。
マーケティングの観点から考察すると、コンセプトメイキングと更新頻度が明確です。

どんな写真を更新するのか、テーマを持って投稿することは非常に重要です。

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例えば、2500万人のフォロアーを抱える柴犬「まる」で人気のmarutaroさんのアカウントや、ホウキの浮遊写真で有名なhalnoさんのアカウントは投稿コンセプトが明確です。

また、定期的に更新することで投稿がタイムライン上位にあがり、露出が増えるので、エンゲージメント率をあげることができます。

まとめ

ミニチュア模型の趣味が最終的には仕事に転じたという田中達也さんのミニチュア模型。

毎日の写真はMINIATURE CALENDARのホームページでも確認することができます。
定期的にウォッチして、自社アカウント運用に参考にしてみましょう。