香りマーケティングの事例

香りを使ったマーケティングは洗剤や封筒などの製品に匂いをつけることで商品の価値を生み出すだけでなく、施設のエントランスでアロマを吹きかけたりといった空間に対しても行われます。

空間に対して行われたものを中心に、4つの事例を見ていきましょう。

1.LIZ LISA

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https://www.lizlisa.com/

ファッションブランドのLIZ LISAでは、ブランド独自の香りを調合し店舗共通で利用しています。
ローズを中心に10種類ものエッセンシャルオイルをブレンドした香りで、ガーリッシュなブランドのイメージに合わせて調合しています。

こういったブランド独自の香りは*「ブランドセント」または「signature scent」*とも呼ばれ、顧客にブランド特有のイメージをつけるために利用されています。

参考:
[第2回 恐るべき「香り」の販促パワー、顧客との距離を着実に縮める]
(http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110117/257378/?i_cid=LfPrv-00003Hf4)

2.Thomas Pink

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http://www.thomaspink.com/

英国シャツ専門店の「Thomas Pink 」では、店内に洗濯したてのコットンの香りを噴射することで消費者の購買意欲を高めています。

このように商品に関連した匂いを強めることで、店内に違和感なく匂いをつけることができるでしょう。

参考:
[マーケティングにおける感覚的訴求の効果]
(http://ci.nii.ac.jp/els/110008916522.pdf?id=ART0009874601&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1489539704&cp=)

3.ANA

ANAラウンジサービス|ご予約_旅の計画|国内線航空券予約・空席照会|ANA.png
https://www.ana.co.jp/serviceinfo/domestic/inflight/guide/lounge/

ANAでは全国14箇所の空港内特設ラウンジにて、ヒノキやローズマリーなどを特別に調合した香りを利用しています。

ラウンジ以外にも機内で乗客に配るおしぼりおよび匂いを楽しめるアロマカードに同様の香りを採用しています。
乗客にとってリラックスできる空間を演出することで、ブランドとしての価値を高めています。

参考:
[ANA オリジナルアロマ 10ml|アットアロマ]
(https://store.at-aroma.com/products/detail.php?product_id=333)

4.アトレ

アトレ__atre_.png
http://www.atre.co.jp/

JR東日本グループの駅ビル「アトレ」では一部の店舗のパウダールーム(化粧室)でアロマを使用しています。

照明やBGMだけでなく季節ごとに合わせて香りを切り替えることで、駅を普段から利用している顧客にも飽きられないようにしています。

参考:
[第3回 伸びる企業が注目する、「香り」のブランド価値向上力]
(http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110125/258196/)
[導入事例【アミューズメント施設】]
(http://fragrancediffuser.jp/case03.html)