今年も残すところわずかとなりました。最終営業日が近づくにつれて慌ただしくなり、つい後回しになりがちな、年末の挨拶。中には「ご挨拶メール」を送付したいけれど、どのようなことを書けばいいかわからず、時間ばかり経っている方もいるかもしれません。

そこでこの記事では、何かと迷いがちな挨拶文の例文をいくつか紹介します。

合わせて、読んでもらいやすくなる「ご挨拶メール」のポイントや、年末の挨拶用に粗品を送る際などに添付できる手紙の例文も掲載。これらを参考にして、クライアントの心に残る挨拶状を作成してみましょう。

年末の挨拶は、新年の仕事に繋がる可能性もあります。年末作業だと思わず、相手の顔を思い浮かべながら丁寧に書いていくようにしましょう。それだけで、伝わる内容が変わってくるはずです。

目次

  1. 年末のご挨拶メールを送る理由とは?
  2. 年末のご挨拶メールはいつ頃送る?
  3. 年末のご挨拶メールの件名は?
  4. 年末のご挨拶メール例文(社外向け)
    1. クライアント向け年末のご挨拶メール 例文1
    2. クライアント向け年末のご挨拶メール 例文2
    3. クライアント向け年末のご挨拶メール 例文3
    4. 社内向け年末のご挨拶メール 例文1
    5. 社内向け年末のご挨拶メール 例文2
  5. 【番外編】挨拶状(手紙)を送る場合
  6. 基本を抑え、相手を思い浮かべながら書こう

年末のご挨拶メールを送る理由とは?

年末のご挨拶は、1年間の感謝を伝えると共に「来年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします」という気持ちを表すための手段の1つです。

またご挨拶メールを送付することで、年末の予定をさりげなく伝えられ取引を円滑にしやすくします。

年末のご挨拶メールはいつ頃送る?

まず、クライアントの年内最終営業日と、できれば担当者の予定をさりげなく伺っておいた方がいいでしょう。担当者が有給を使い早目に休みをとっている場合もあります。クライアントの最終営業日よりも数日前に送るようにしましょう。

もし事前にきいておくタイミングを逃したならば、2018年の場合は最終営業日を28日と考えておくと無難です。

年末のご挨拶メールの件名は?

メールの件名欄はわかりやすい内容とします。今回でいえば「年末のご挨拶(△△会社フェレット太郎)」などです。

本文も伝えたいことを整理した上で、記していくことが大切です。それでは例文を見ていきましょう。

年末のご挨拶メール例文(社外向け)

まずは、一般的なご挨拶メール例文を紹介します。手紙では「拝啓」「敬具」のビジネス文章が基本ですが、メールではあまり使われていません。「拝啓」と時候の挨拶のかわりに「お世話になっております」が一般的です。

しかしそれでは味気ないと感じる場合は、「早いもので本年も残すところ、あとわずかとなりました。」などの一文を加えると良いでしょう。

クライアント向け年末のご挨拶メール 例文1 

〇△会社株式会社 〇〇様
いつも大変お世話になっております。

△△会社のフェレット太郎です。

早いもので本年も残すところ、あとわずかとなりました。

〇〇様には1年間大変お世話になり、心より感謝しております。

なお、弊社の年内の営業は12月00日までとなり、新年は1月00日から営業開始となります。

来年も本年同様のご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

参考:
「career.n」

一般的なメール用挨拶文は「メール例文1」のような構成となります。最初に「感謝」を告げ、「要件」を伝え「締めの言葉」で終わります。

年末の挨拶メールで気持ちを伝えたい場合は、「メール例文1」の「感謝」の部分を、しっかりと記し今後の展望にも触れると良いでしょう。具体的には「メール例文2」のようになります。

クライアント向け年末のご挨拶メール 例文2

〇△会社株式会社 〇〇様
いつも大変お世話になっております。

△△会社のフェレット太郎です。

本年は、△〇プロジェクトの際、様々なお心遣いを頂き、誠にありがとうございました。
〇〇様のご支援により、同プロジェクトは円滑に進めることができました。
来年は、さらにその内容を充実させていく所存ですので、より一層のご支援のほどよろしくお願いいたします。

なお、弊社の年末年始の休業期間は、下記の通りです。

年末年始休業期間:2018年12月00日(〇)~2019年1月00日(〇)

時節柄、ご多忙のこととは存じますが、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
来年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

参考:
「Top biz」

次に、もう少し堅めの印象の年末の挨拶メールを紹介します。

クライアント向け年末のご挨拶メール 例文3

年末年始のお知らせ

〇△会社 〇〇様

大変お世話になっております。
△△会社のフェレット太郎です。

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社は、下記の期日を年末年始休業とさせていただきます。

年末年始休業期間:2018年12月00日(〇)~2019年1月00日(〇)

年末年始休業期間は何かとご迷惑をおかけいたしますが、
何卒ご了承のほど、お願い申し上げます。

この例文を使う場合は、次の「社内向け年末のご挨拶メール 例文1」にもあるように「追伸」を加え、エピソードを交えながら感謝を伝える方法もあります。

社内向け年末のご挨拶メール 例文1

○○課長(先輩)

2018年も残すところあと僅かとなりました。
○○課長には、公私ともに大変お世話になり、誠に感謝しております。
来年も何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが、
ご指導ご鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。 

本日の業務はまだ残っておりますが、取り急ぎ年末のご挨拶とさせていただきます。
それでは、良いお年をお過ごしください。

追伸.
忘年会の際は、色々とありがとうございました。
ご提案いただいたお店は、とても雰囲気がよくプライベートでも、ぜひ使わせていただきます。
私にはちょっと分不相応かもしれませんが、ランチ時ならどうにかなりそうです……。

このように、社内の人間にあてるメールの場合は「追伸」の部分で、相手の気持ちを温かくするような言葉を加えると良いでしょう。上司や先輩に対して褒めるフレーズを並べすぎると、逆に信頼をなくす恐れがあります。ほどほどとし、感謝したいポイントを思い浮かべながら、あまり飾り過ぎない言葉でエピソードを入れたご挨拶メールとしましょう。

次はエピソード中心の挨拶メール例文を紹介します。

社内向け年末のご挨拶メール 例文2

○○(さん、役職名)

今年も、大変お世話になりました。

特に○×プロジェクトでは、資料の作り方から丁寧に教えて頂き、たいへん勉強になりました。ありがとうございます。

まだまだ失敗が多く、その都度○○(さん、役職名)を煩わせてしまっています。来年はそうしたミスを減らしていく所存ですので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
それでは良いお年をお迎えください。

次は取引先に粗品と共に送る挨拶状の際に使える例文を紹介します。手紙の場合は「拝啓」から始まる文章が基本です。お歳暮を贈る際にも使えるので、フォーマットとして持っておくと便利です。

【番外編】挨拶状(手紙)を送る場合

拝啓 歳末の候、ますますご清栄とお喜び申し上げます。
 平素は格別のお引き立てを賜り、心よりお礼申し上げます。
 お陰様で弊社も無事に年の瀬を迎えることができました。これもひとえに〇〇様のお力添えによるものと感謝しております。
 つきましては、年末のご挨拶までに△□をお送りしましたのでご笑納くださいませ。
 来年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。                                        敬具

参考:
お知らせメール用テキスト例文「TRANS.Biz」

挨拶は基本を抑え、相手を思い浮かべながら書こう

年末は繁忙期のため、ご挨拶メールのタイミングを逃しがちです。忘れないようにしっかりと用意しておきましょう。

また件名は「年末のご挨拶」や「年末年始のお知らせ」などにして、他のメールに埋もれさせない工夫をすると読んでもらいやすくなります。

そして何よりも相手の顔を思い浮かべて、丁寧に気持ちを伝えていきましょう。そうすれば受け取った相手も、きっと喜んでくれるはずです。