目には見えない新たな価値を求めるように

モノ消費からコト消費への変動の背景には、国内市場・インバウンドともに「生活に必要なもの・買いたいものはすでに揃ってしまったので、目に見えない価値が欲しい」という価値観の変化があります。それは単純にモノが売れなくなったということではなく、モノに新たな価値が求められるようになったと捉えられるでしょう。

例えば、irihaのロールケーキではケーキという商品だけでなく、ケーキを組み立てる楽しさも商品の中に含んでいます。このように既存の商品であっても、利用することで消費者にとって楽しさや嬉しさを感じられる商品であれば、コト消費のニーズにも応えていけるかも知れません。

大手百貨店の三越伊勢丹ホールディングスが国内の百貨店全体の売り場面積を2~3割縮小し、代わりにエステや美術展のようなコト消費に合わせた売り場にすると発表するなど、モノからコトへの消費動向の変化はBtoC産業にとって関心ごとの1つとなっています。

モノ消費からコト消費への変化は、大きなビジネスチャンスでもあります。
社会のニーズの変化を感じ取りながら、自社の戦略へと反映していきましょう。

参考:
売り場面積2~3割縮小を検討 三越伊勢丹HD社長 コト消費に対応- SankeiBiz(サンケイビズ)

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