ヒューリスティックマークアップを行うメリット

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1. 1ユーザーとしての視点を持つことができる

デザイナーやエンジニアという自分の職業に囚われた見方ではなく、1ユーザーとしてどのように感じたかをチームで共有することができます。
もちろん1ユーザーの意見なので絶対的な解答ではありませんが、そもそもヒューリスティックな考え方というのは収集した手持ちの解答から最適解を導く方法なので、ここからでも有益な気づきが得られるでしょう。

2. チームで問題点を再認識することができる

UXデザイナーでないと気にしないような問題も、職種を横断して一人ひとりが行うことで、ユーザーに起こりうる問題として可視化され、すべてのメンバーがデザインやUXの議論に参加しやすくなります。

早い段階でデザイナーだけでは気づかなかった指摘を得ることができたり、デザイナーにはなかった視点をもらえることができるのも大きなメリットです。

3. すぐに次のアクションに移すことができる

ヒューリスティックマークアップはチーム全体に共有することを前提としており、作成する資料も具体的な1画面と問題をセットで可視化することができるので、すぐに会話してそのまま次のアクションに移すことができます。

まとめ

UXデザインといっても何からやれば分からない場合は、まずはヒューリスティックマークアップによるUX評価から行なってみましょう。
実際に1ユーザーとしてフィードバックしてみると、これまで感じなかった新たな視点を発見することができるかもしれません。