ABテスト時代に遅れるな 〜サイトやLPの成功率UPに必要なたったこれだけのこと〜
この記事は株式会社Ptmindの窪田様からの寄稿記事となります。
2023年9月に終了するGoogleオプティマイズの貢献によって、多くの方がWebサイトでのABテストに取り組まれるようになったのではないでしょうか。
ABテストは日頃行っているデジタル施策効果の判定に役立ち、その判断自体のスピードも数倍にすることができます。
上手く扱えるようになれば、そのサービスが広がる速度も早くなり、これまでの成長とは異なる上昇軌道を描くことも可能です。
今回、それでもやっぱり失敗してしまうABテストの苦手意識を払拭し、今後の取り組みの参考となるような成功するための視点をお届けします。
目次
ABテストの民主化時代
つい先日、PtengineのABテスト機能を導入した教育系の企業でこのような話を聞きました。
「コンバージョン率を向上したい社長が、Webサイトの改修に意見を出して、周りもそれに同意し、サイトに反映した。しかし、コンバージョン率は平均をも下回り、ABテストツールの必要性を感じた。」
この事例においては3つの問題があります。
①社長など上に立つ人の直感が意思決定に影響してしまっている
②この施策が本当に間違っていたのかどうかわからない
③当たるかどうかわからないのに多くのリソースを使ってしまった
②についてもう少し具体的に説明すると、リアルタイムにランダムに振り分けたテストでなければ、時期的バイアスが強くかかり、失敗とも成功とも言えないということです。
例えば、たまたま記録的に天気が悪かったり大きな政治の動きがあったりするなど、時期がズレることによって訪問者の傾向に偏りが生じます。(このように変更前後のデータを比較するだけでもABテストと言っていた時代がありました。)
往年のデジタル施策とは、常に表面的なデータと発言力の強い人の経験によって意思決定されるような状態でしたが、当然そこに拡張性はありません。ABテストは常に客観的な視点で、顧客と効果的に向き合うことができ、より現場が主導することを可能にするツールであるべきなのです。
サイトやLPに潜む無視できないチャンス
事業の成功にデジタル上での顧客の接点をより有効活用することは、現在当然のように重要なファクターとなっています。
その中でも、サイトは新規獲得のプロモーションだけでなく、既存顧客へのアプローチにおいても、顧客との最重要ともいえる接点です。
しかし残念ながら、その接点をうまく活用できていないケースがほとんどです。
実際、ほとんどのランディングページでは、最初のファーストビューエリアで平均55%の人が離脱し、サイト訪問者の最大98%がCVしない未登録のユーザーだという結果が出ています。
出典:Ptengineによる統計 / Marketoによる統計
逆に言えば、これらのユーザーにサービスの価値がしっかり届けば、KGI、KPI含め、あらゆる数値が改善されるということです。
LINEやメルマガといった既存向けのアプローチからのアクセスも、購買転換率が高い非常に貴重なトラフィックでありながら、そのユーザーに対して特別な手立てを施せているのは一部の企業だけです。
いずれもサイトに呼び込む施策を打ちながら、呼び込んだ後のフォローを実質行うことができておらず、それらのコストや時間の投資によって得られる価値は、大きなポテンシャルを秘めています。
ABテストを成功させる3つの条件
LPやサイトにおいて起きている慢性的な課題は、改善が継続して行われないことであり、それはABテストが最大限活きるポイントでもあります。
それだけビジネス上のポテンシャルを秘めていますが、注意すべきはそれを実施するツール選びの時点で間違ってしまうことです。
継続的に成果を上げるのにABテストツールに求められる重要要素はこちらです。
1. 現在のサイトでテストの柔軟性が高く、すぐに実行できるか
昨今のWebサイトは、さまざまな表現方法や最新技術が用いられ、対応できないABテストツールも多くあります。
できるテスト内容と、その条件も確認しましょう。事前のトライアルでのチェックを忘れないようにしてください。
2. 学習コストは低いか
投資対効果の面で学習コストは重要です。多くの人が簡単に使えるツールであれば、得られるインサイトが増え、効果面を後押しします。
また、役割に縛られることも少なくなるのでチームの一体感を作る上でも重要です。そして投資面でのリスクもカバーできます。例えば月に数十万円という金額のABテストツールを半年契約、導入に2ヶ月かけ、一部の人しか使えないのであれば、人員の出入りも考えた時、大きな負債を抱えるリスクを持つことになります。
一方、1日で導入でき、新しいメンバーも1日で使えるツールであれば、リスクが低く充分な投資対効果が期待できます。
3. 一つの失敗から得られる学習量の多さ
ABテストを行った時、どちらかが勝つこともあれば、勝敗がつかないことも多くあります。その上で単純な勝った、負けた、引き分けという結果だけでなく、いずれの場合でも、「なぜその結果になったのか」を明確にしなければ次に進むことはできません。
ABテストに求められるこれらの重要な要素は、Ptengineに全て反映しています。
PtengineをCheck!
● 学習コストが低く、柔軟にあらゆるサイトに対応可能
Ptengineは、レスポンシブ、SPA、PWA、パララックス、LazyLoadなど、現在は一般的に使われるものから先進的な技術まで、あらゆるWebサイトに対応が可能です。
また、あらゆることがノーコードで実現できます。ページを見たままに編集して実験バージョンを作成できるABテストや、管理画面でパワーポイントのように作成できるポップアップやアンケートなど、あらゆるテストが可能です。
● 深く分析が可能で、得られるインサイトが多い
Ptengineのテスト結果からより多くの学習ができる魅力的な機能を紹介します。
▼ベイズ勝敗統計
テストの結果を素早く統計的に判断します。ベイズは人工知能などでも用いられる手法で、勝敗を明確にしてくれるだけでなく、より少ないデータから信頼性の高い結論を導くことを可能にします。
▼ABテスト×ヒートマップ連動
ABテストは最大6パターン比較検証でき、ヒートマップも同時に最大6パターン比較できます。ABテスト結果画面からワンクリックでヒートマップを確認することができます。
▼誰が勝ったのか、深堀分析
ユーザーの属性毎にテスト結果を見ることができます。例えば、広告バナーごとに勝率を分けて見ることができ、広告バナーと関連性の強いテストパターンを導くことも容易です。また、滞在時間や直帰率の勝敗もデフォルトで確認することができます。
● 無料で全ての機能が試せる
管理画面から無料登録してすぐに試すことができ、ABテストやWeb接客といった機能は、月に3,000UUまで無料で使えるようになっています。
また有償版も無料でトライアルできるので気軽に問い合わせてください。
今すぐ固定観念を捨て去り、実験してチームや個人の資産にしよう
社長や上司、著名人やアドバイザーの意見は絶対ではありません。それによって、思いもよらない損失が生まれることもあり、それは誰も望んでいないものです。
もしこれまで、ABテストによるナレッジの蓄積がないのであれば、テストする価値があるものばかりです。
Ptengineは、親しみやすいインターフェースで利用者が20万人を超え、日本語のサポートを受けることもできます。また、一行のタグをサイトに入れるだけで、ABテストだけでなくWeb接客やヒートマップなど、無料で全ての機能が利用できます。
ABテストの導入や、ABテストのやり方を改善されたい方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょう。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- ランディングページ
- ランディングページ(landing page)とは、ユーザーが検索エンジンあるいは広告などから最初にアクセスしたページのことです。「LP」とも呼ばれています。ただしWebマーケティングにおいては、商品を売るために作られた1枚で完結するWebページをランディングページと呼びます。
- ファーストビュー
- ファーストビューとは、ユーザーがホームページを訪問した際、スクロールせずに表示される範囲のことです。ディスプレイのサイズや解像度によって、ファーストビューは異なります。
- KGI
- KGIとは、重要目標達成指標のことで、Key Goal Indicatorの略です。プロジェクトや組織などにおいて設定する、数値で計測可能な目標のことをさします。
- KPI
- KPIとは、目標に対して施策がどの程度達成されているか、を定量的に表す指標のことをKPI(重要業績評価指標)といいます。
- メルマガ
- メルマガとは、電子メールにて発信者が、情報を配信する手法の一つで、『メールマガジン』の略です。 一部有料のものもありますが、多くのメルマガは購読も配信も無料で行っています。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ポップアップ
- ホームページにおいてポップアップとは、現在見ているホームページの上に、重なるような状態で、新たな画面が開き、その最前面面に表示されることを言います。より目立つ、注目を集めることが出来る反面、見ている画面を遮るように表示されるので、不快に受け取られる傾向があります。
- ヒートマップ
- ヒートマップとは、Webマーケティングにおけるヒートマップとは、ホームページ内でのユーザーのアクションの大小を、サーモグラフィーのように表示する機能です。ユーザーがどこを一番見ているのか、マウスの動きやスクロールなどから解析し、それを色によって表します。「クリックヒートマップ」「マウスヒートマップ」「スクロールヒートマップ」「ルッキングヒートマップ」などの種類があります。
- ヒートマップ
- ヒートマップとは、Webマーケティングにおけるヒートマップとは、ホームページ内でのユーザーのアクションの大小を、サーモグラフィーのように表示する機能です。ユーザーがどこを一番見ているのか、マウスの動きやスクロールなどから解析し、それを色によって表します。「クリックヒートマップ」「マウスヒートマップ」「スクロールヒートマップ」「ルッキングヒートマップ」などの種類があります。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- バナー
- バナーとは、ホームページ上で他のホームページを紹介する役割を持つ画像ファイルです。画像にリンクを貼り、クリックするとジャンプできるような仕組みになっています。画像サイズの規定はありませんが、88×31ピクセルや234×60ピクセルが一般的です。また、静止画像だけでなく、アニメーションを用いたバナーもあります。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- ヒートマップ
- ヒートマップとは、Webマーケティングにおけるヒートマップとは、ホームページ内でのユーザーのアクションの大小を、サーモグラフィーのように表示する機能です。ユーザーがどこを一番見ているのか、マウスの動きやスクロールなどから解析し、それを色によって表します。「クリックヒートマップ」「マウスヒートマップ」「スクロールヒートマップ」「ルッキングヒートマップ」などの種類があります。
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