KGIとは、企業やプロジェクトが達成すべき目標を、定量的な指標で設定したものです。Key Goal Indicatorの略で、重要目標達成指標とも呼ばれます。
例えば企業が売上向上を目指す場合、単に「売上向上」ではなく「年間売上10億円」「売上20%アップ」などの具体的な数値目標がKGIとなります。

企業やプロジェクトの目標達成管理は通常このKGIと共に、CSF（重要成功要因）とKPI（重要業績評価指標）が用いられます。CSFはKGIで設定された目標値を達成するためには、どのような事や要素を改善するべきなのかを定めたもので、そのCSFに従って具体的に何をどのぐらい改善していけばKGIを達成できるのかの行動目標を定めたものがKPIです。

先の例で言うと、KGIが「売上20%アップ」とすれば、CSFが「新商品投入、年10アイテム増」、KPIが「新商品開発期間を1/2に短縮」「新商品広告の費用対効果30%アップ」などになります。

使いかた

「KGIとKPIを混同すると本末転倒的なことになっちゃうよ」
「そもそもこのプロジェクトのKGIは現実的ではないので、見直すべきじゃないのでしょうか？」
「達成可能でなおかつ戦略的なKGIの設定が企業にとっては重要だと思いますよ」