そのほかに覚えておきたいポイント

それでは最後に、上記以外で覚えておきたいポイントをご紹介します。
  

フォーマットが豊富なFacebook動画広告

Facebookの動画広告は、フォーマットの豊富さが特徴です。没入感の高い「360度動画広告」のほか、複数の動画や画像を横に並べられる「カルーセル広告」、ミニサイトのように様々なコンテンツを全画面で訴求できる「キャンバス広告」など、通常の動画広告にはない新しい表現のチャレンジが可能です。
  

・Facebookキャンバス広告の事例

これらの動画広告クリエイティブについて、簡単にシミュレーションやモックアップの作成ができる「Creative Hub」という無料ツールも用意されています。積極的に活用して訴求力の高いクリエイティブを研究するとよいでしょう。
  

シェアされるほど費用対効果が高まるTwitter

Twitterでは「動画のプロモーション」目的のキャンペーンの場合にCPV課金となりますが、ユーザーがリツイートやリプライすることによって発生した動画視聴(アーンドビュー)は課金対象外です。つまり、ユーザー間で動画が拡散するほど再生単価が下がり、キャンペーンの費用対効果が向上するという特徴があります。
  

まとめ

運用型のSNS動画広告は比較的低予算からスタートできるため、マーケティング予算が大きくない企業にも取り組みやすい施策です。しかし、今回ご紹介したようにSNSごとに特徴やユーザー層が異なるため、正しく選択し、適切に運用しなければ、期待した成果を得ることができません。

各SNSの特性をよく理解した上でマーケティング計画を立てていきましょう。