文字化けはなぜ起きる?その原因とは

1. なぜ文字化けが起きてしまうのか

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出典:日経クロステックhttps://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20061122/254616/
  
Webページで文字化けが起きてしまう原因は、簡単に言えばブラウザが表示すべき言葉を理解できていないためです。コンピューターで文字を表示するためには「文字コード」という表現方法を使い、開くWebページが指定した文字コードをブラウザが読みとって文字を表示します。また、文字コード情報が無ければブラウザが自動的に文字コードを選択して表示します。

この時、開いたWebページが使用している文字コードを持っていなかったり、ブラウザが間違えた文字コードを使ってしまうと文字化けが起こってしまいます。

ほとんどの文字化けの場合、ブラウザが選択する文字コードを正しいものに変えることで文字化けを回避することが可能です。Webページのファイルそのものに問題がある場合、ユーザーが文字化けを解消することはできません。
  

2. ページすべてが文字化けしているときは?

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Webページを表示した時、ほとんどが文字化けしている現象が起こることがあります。このような現象が起こった時は、下記の方法で対処すれば基本的に文字を正しく表示することができます。

Altキーを押してツールバーを表示 > 「表示」メニュー内「エンコード」>「日本語(自動選択)または「Unicode(UTF-8)」を選ぶ。
※改善しない場合には、「日本語(EUC)」か「日本語(シフトJIS)」に切り替えてみてください。

3. ページが白紙の状態のときは?

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ブラウザが文字コードを正しく認識できない、といった理由から場合によってはWebページが白紙の状態になることがあります。

白紙状態になってしまったときは、まずはURLを入力するフォームの横にある「最新の情報に更新」ボタンまたはF5をクリックしてみます。
改善しない場合には、ブラウザの設定をリセットしてみてください。

文字化けの解決サイトとツールを覚えておこう

どうしても見たいWebページが文字化けしていたり、ビジネスのやり取りでメール・ファイルが文字化けしている場合、すぐに解消したいものです。

突然、文字化けしてしまうと対処に困ってしまいがちですが、今回ご紹介したツールを使ったり、Webページであればエンコードの設定を変更することで、自分でも解消することができます。

Webページ、ファイル、メール……と様々なところで文字化けに遭遇する可能性がありますので、いざという時に使えるよう覚えておきましょう。