インターネット、Web、ソーシャルメディアが一般的なものになってからというもの、個人単位でも情報発信ができる手段が日々増え続けています。特にソーシャルメディアの普及により、インターネットが企業単位のものでなく個人単位のところまで広がっていることをより強く感じさせます。

特に、個人単位で活動しているクリエイターはプロダクションなどの企業に所属しなくとも、工夫次第で効果的なプロモーションやマーケティング活動を行えるようになってきています。

インターネットには個人単位のプロモーションでも簡単に、かつ力強いツールが数多く存在しています。
今回は、個人で活動されているクリエイターの方々に使っていただきたいWebマーケティングサービスをご紹介します。

ソーシャルメディアは確実に活用しよう

個人でできるインターネットを利用したプロモーション手法で1番最初に思い浮かぶのは、やはりソーシャルメディア運用ではないでしょうか?もはや誰もが日常的に利用しているSNSは、アーティスト、クリエイター単位でも盛んに利用されています。

Twitter、facebookページ、インスタグラムなどはアーティスト、クリエイターならほとんどの人が最低一つはすでに運用されているのではないでしょうか。
簡易の文章に加え画像、動画などのリッチメディアを添付することが可能です。

お知らせを流すだけでなく、日常的なつぶやきでイメージアップを狙えるなど、アイデア次第でさまざまな利用方法があります。

個人アーティスト、クリエイターであればやはり画像や動画などのメディアを直接公開できるのが1番のメリットではないでしょうか? 2016年6月からTwitterにアップロード可能な動画の長さは30秒から140秒までと3倍以上に引き延ばされ、利用用途はかなり広がっています。

Twitterでは2016年9月より画像、動画、引用ツイートなどのURLが140文字の文字数制限にカウントされず、より自由度の高い投稿が可能になりました。

またTwitter、facebookなどのSNSは、外部リンクの共有にも長けています。ホームページの更新や外部の動画共有サービス、外部メディアで紹介されたページなどのリンクを集約するハブとしての機能があり、情報をまとめておくスペースとしても利用が可能です。

動画や画像の共有サービスを利用しよう

もやは老若男女問わずに多くの人が利用している動画共有サービスYouTubeは個人クリエイターにとってとても大きな武器になっています。

自分たちの作品をダイレクトに公開することができます。動画起点で何か他のアクションに繋げるプロモーション用途の利用や、YouTuberなどのように動画自体に価値を作り、面白い動画を通したコミュニケーションを提供することも可能です。

また、Pixivといった画像の共有サービスなどもあります。イラストレーターとして活動している方のポートフォリオとしても活用できます。
フォトグラファーであれば、インスタグラムで同じくポートフォリオ化して活用することも可能です。

これらのメディア共有サイトの作品を公開するプロモーション的なメリットとして、サイト内の回遊や検索のインデックスにより、置いておくだけでも自分のページが誰かの目に触れる可能性があります。

自身のホームページのような比較的クローズドなスペースに置いておくのでなく、オープンなコミュニティ内に公開しておくことで、個々の作品単位でのアクセスがより期待できます。