5月27日、ロート製薬とドラゴンクエストがコラボしたスライムボトルのロートZ!が発売され、SNS上で大きな話題となりました。
発売前からロート製薬公式アカウントは盛り上がりを見せており、発売告知のツイートは30,000リツイート超え、出荷の様子をとらえた画像付きの投稿は60,000リツイートを超えています。

異なる業種の企業がコラボレーションすると、単体ではリーチできなかったユーザー層にアプローチできる確率が高くなります。
今回は、コラボレーションマーケティングのメリットや事例をご紹介します。

今までどんなコラボレーションが行われてきたのか知っておくと参考になるかもしれません。

コラボレーションマーケティングとは

そもそもコラボレーションには、「協力」や「共同でおこなう作業」といった意味があります。企業が提供する商品やサービスをもとに、コラボレーションして新たな商品を生み出すことで、これまではなかった効果が見込めます。

一見関係ない商品やサービス同士を組み合わせることで、新たな価値を生み出すことができます。
ですが、コラボする商品の顧客の属性がかけ離れすぎているとコラボしてもあまり効果がないこともあります。

コラボレーションマーケティングのメリット

コラボレーションすることでどんなメリットがあるのか把握しておきましょう。

ブランド力の強化

競合といえるような、顧客層が似ているような企業とコラボすることで、これまで築いてきたブランドや企業のイメージをより強化する効果が期待できます。

新規顧客の獲得

異業種の企業とコラボすることで、これまでにはなかった新たなイメージが生まれます。新鮮なイメージに興味をもち、新たな顧客を獲得できるチャンスが生まれます。

コストの削減

1社だけではできなかったものが、企業間でコラボレーションすることで予算を補い合って実現できることがあります。
キャンペーンを打ちたいけど予算的な問題がネックになっている場合は、コラボ企画を出すことで解決できるかもしれません。

参照:
第4回:コラボレーションでブランドはどう変わるのか? | ブランド・ジャパンの使い方 | ブランド | 日経BPコンサルティング

コラボレーション事例

話題になったコラボレーション事例をご紹介します。

ロート×スライム

ジー___ロート製薬__商品情報サイト.png
http://dq.rohto.com/

冒頭でも紹介した、ローと製薬とドラゴンクエストのスライムのコラボ商品です。スライム生誕30周年を記念して、限定品として発売されました。
目薬が入ったパッケージや、中に入っている説明書にもドラゴンクエストの世界観が表現されています。
発売と同時にSNSやインターネットで話題になり、店舗を複数まわっても売り切れが相次ぐほど人気の商品になりました。

参照:
ロート製薬、「ドラゴンクエスト」とコラボの「「ロートジー」 スライム型目薬」(限定品)を発売  :日本経済新聞
「スライム型目薬」が人気沸騰で売り切れ続出 継続販売の可能性は? - ライブドアニュース

午後の紅茶×ポッキー

午後の紅茶とポッキーがコラボ!おとぼけコンビのたのしい出会い。.png
http://pocky.gogotea.jp/

キリンビバレッジ株式会社が提供している午後の紅茶と、江崎グリコ株式会社が提供するポッキーが、一緒に食べると味が変わるというコラボレーション商品を発売しました。
午後の紅茶いちごティーと、ポッキークリーミーバニラを一緒に食べるとショートケーキの味に変化する、2017年2月21日に発売されたコラボレーション商品は、味が変化するシリーズの第3弾になります。

参照:
グリコ「ポッキー」×「キリン 午後の紅茶」のコラボ第3弾「キリン 午後の紅茶 いちごティー」2月21日(火)新発売|2017年|ニュースリリース|キリン

ガリガリ君×GReeeeN

ガリガリ君リッチ_ほとばしる青春の味(棒)|赤城乳業株式会社.png
http://www.akagi.com/products/garigari/greeeen_stick.html

ガリガリ君で有名な赤城乳業株式会社と、音楽グループのGReeeeNがコラボ商品として、ガリガリ君リッチほとばしる青春の味(青りんごヨーグルト味)を発売しました。
ガリガリ君はこれまでにも、携帯ストラップ、ゲーム、文房具といった異業種とのコラボをおこなってきました。異業種とのコラボレーションを検討している方は、参考にできるポイントがあるでしょう。

参照:
音楽グループ「GReeeeN」コラボ商品『ガリガリ君リッチ ほとばしる青春の味 』 新発売|赤城乳業株式会社
「ガリガリ君」-中堅企業だからこそ知恵を活かして販売戦略を練る|飲食品でヒット商品をつくる|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

噛むブレスケア×パインアメ

期間限定品:噛むブレスケア_パインアメ味│2015年│ニュースリリース│小林製薬株式会社.pnghttp://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2015/150527_01/index.html

噛むブレスケアを提供する小林製薬株式会社と、パインアメを提供するパイン株式会社がコラボ商品として2016年6月8日に噛むブレスケアパインアメ味を期間限定で発売しました。
2015年にも期間限定で発売して好評を得て、再び期間限定で発売されました。

参照:
期間限定品:噛むブレスケア パインアメ味│2015年│ニュースリリース│小林製薬株式会社

モスバーガー×ミスタードーナツ

MOSDO_.png
http://mosdo.jp/index.html

モスバーガーとミスタードーナツがコラボしてモスドとして、それぞれの代表商品であるフレンチクルーラーとライスバーガーをトレードしてオリジナル商品を発売しました。
モスドとしての店舗もあり、モスバーガーとミスタードーナツの商品が提供されているので、自分で商品を選んでカスタマイズすることもできます。

参照:
HISTORY | MOSDO!

まとめ

他社とコラボすることで、これまでの企業イメージは維持しつつ、新たなイメージを提供して新規顧客を獲得するといった事例があります。
ですが、自社と他社の顧客層があまりにもかけ離れていると、コラボレーションしても効果が見込めないこともあります。
どんなイメージを顧客に提供したいのか、他社のイメージで自社と違うところはどこかといった内容を最初に調査してから検討するといいでしょう。