歴代の名コピーが読める書籍2選

1. 日本のコピーベスト500

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日本のコピーベスト500

コピーライティングの基礎を学んだら、実際にコピーを書いてみましょう。そこで、行き詰ったときに参考になるのが、歴代のコピーをまとめた事例集です。

事例集の中でもオススメな本が『日本のコピーベスト500』です。この本は、昭和から平成にかけて、ポスターやテレビ使用されたコピーの中から、10名の広告クリエイターが厳選するコピーが掲載された本です。

また、単純に短文が並んでいるわけではなく、トップ100に選ばれたコピーには、クリエイター達の選評が合わせて掲載されています。なので、「このコピーがなぜ良いのか」を学べるのが特徴です。

厳選という点において、網羅性では『コピー年鑑』のようなレファレンス本に劣りますが、非コピーライターが参照する本として十分すぎる内容と言っても良いでしょう。

2. 何度も読みたい広告コピー

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何度も読みたい広告コピー

『何度も読みたい広告コピー』は、広告コピーの事例集ですが読み物としての面白さが学べる本です。

雑誌やポスターに載るボディコピーに着目した内容で展開します。一言ですべてを完結に伝えるキャッチコピーと異なり、詳細を伝えるためのストーリー性を持っているのが特徴です。この本では「物語型」「メッセージ型」とボディコピーをタイプ別に分類し紹介しています。

ボディコピーに特化した事例集は珍しいですが、実用的です。たとえば、ブランディングやプロモーションを行う上でストーリー要素をコピーに盛り込みたいときに参考にできるでしょう。

まとめ

コピーライティングといえば、短文かつ文学的な美しさを感じさせるものも多く、「センス」「発想力」に頼るものと思いがちです。しかし、じつは短文の中にも「論理」や「仕組み」が詰まっており、体系的に学ぶことができます。

もちろんセンスを活かせるのがコピーの魅力ですが、練習によって効果的なコピーは書けるようになります。

ホームページやネットショップで活用できるノウハウが載っていますので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。