出店ハードルが低いのは日本語で出店できるモール

越境ECは、上記4つのポイントに対応した上で参入するのが理想です。しかし、言語や配送など簡単にはクリアできない課題を抱えている運営者も多いでしょう。

そこで、越境ECでありながら、日本語に対応したモール型ショッピングサービスをご紹介します。

日本語対応の越境ECサービスまとめ

1.Rakuten Global Market

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Rakuten Global Market

楽天市場の海外向けモール「Rakuten Global Market」への出店サービスです。「英語」「簡体字(中国語)」「繁体字(中国語)」「韓国語」の4つの言語に対応しています。アジア圏からヨーロッパまで幅広く販売できるのが特徴です。

また、商品ページの自動翻訳機能や英文メールテンプレートがあるため、語学が苦手な方でも利用できます。

初期費用や月額費用は無料です。楽天市場の通常システム利用料と売上金額の4%の手数料で運営することができます。

初期費用:無料
月額費用:無料
手数料:4%

2.eBay Store

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eBay Store

世界的な通信販売・オークションサービス「eBay」に出店できるサービスが「eBay Store」です。ネットショップ構築のスキルが無くても自由なレイアウトで出店できるのが特徴です。

また、次のような料金プランです。

ベーシック(Basic):250まで出品手数料無料(21.55ドル/月)
プレミアム(Premium):1,000まで出品手数料無料(64.75ドル/月)
アンカー(Anchor):10,000まで出品手数料無料(323.95ドル/月)

月額制で出品数に応じて利用料金が変動するシステムなので、小規模なネットショップでも運営しやすいというメリットがあります。

3.Ippin mall

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Ippin mall

「Ippin mall」は越境ECに特化した日本のモール型ネットショッピングサービスです。中国本土やアメリカをはじめ、アジア・ヨーロッパ計16カ国で販売できるのが特徴です。それぞれの言語と決済方法にも対応できるため、販売地域に詳しくなくとも越境ECを展開できます。

料金は、スタンダードプラン利用で初期費用と月額費用が無料で、手数料として売上の12%が発生します。

また、出店サポートプランは、初期費用として10万円かかります。これは、英語や中国語への翻訳などにも対応するサポート体制が整っているプランです。言語や決済に関して自信の無い方にオススメです。

【スタンダードプラン】
初期費用:無料
月額費用:無料
手数料:12%

【出店サポートプラン】
初期費用:通常10万円(現在は無料)
月額費用:3,980円
手数料:10%

4.Jzool.comイージーマーケット

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Jzool.comマーケットプレイス

「Jzool.comイージーマーケット」は、Ippin mall同様に越境ECに特化したモール型ネットショッピングサービスです。簡単かつ低コストで出品できるシステムになっています。

「翻訳サービス」や、「英語テンプレートメール」、「出荷ラベル」や「税関通知書」の生成など、知識に自信がなくても運用しやすいのが特徴です。月ごとの更新なので、短期間でテストマーケティング的な運営にも対応しています。

初期費用:無料
月額費用:920円
手数料:20%