Messenger広告の仕様と特徴

では、Messenger広告では、どういった表現が可能となるのでしょうか。
先ほど説明した広告の流れに合わせ、それぞれの仕様を見てみましょう。

参考:
[Messenger|Facebookヘルプセンター ]
(https://www.facebook.com/business/help/1568130549881135)

(1)配信される広告の仕様

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では、Messenger広告はどういったデザインで作成できるのでしょうか。

Messenger広告は以下の2つの形式に対応しています。

【広告の形式】
 ・単一画像…静止画一枚で構成された広告
 ・カルーセル…最大10個まで画像や動画などの複数の要素を組み合わせて作成する広告

また、広告からユーザーのメッセージ画面に遷移させるためのCTAボタンも、広告の目的に合わせて、以下の中から選択可能です。誘導する先で起こして欲しいアクションに合わせて、選択しましょう。

 ・メッセージを送信
 ・応募する
 ・予約する
 ・お問い合わせ
 ・募金する
 ・ダウンロード
 ・詳しくはこちら
 ・購入する
 ・登録
 ・他の動画を視聴

(2)誘導メッセージでやりとりできる内容

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Messenger広告の特徴としては、広告からそのままメッセージを交わすことが可能な点にあります。
メッセージとしては下記のような内容を送信できます。

 ・テキスト…文章でのメッセージです。
 ・画像+テキスト…画像と見出しの文章を送信できます。
 ・動画…動画ファイルを送信できます。

では、具体的にメッセージでのやりとりの例を見てみましょう。

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例えば結婚相談所の広告の場合、上記の画像のように「相談受付しています」と言う広告を配信します。そこから「メッセージを送信」のボタンをクリックしたユーザーは、メッセージの送信画面に誘導されます。

上記の場合、クイック返信として「恋の悩み」「愛の悩み」といった選択肢を設定しています。この選択肢をユーザーがクリックしたら、そのままメッセージとして送信されます。

それに対して企業は、Messengerでチャットを行うのと同じようにメッセージを返せます。ユーザーと相互にやりとりを行えるので、そのまま自社のサービスを紹介することも可能でしょう。

参考:
[FacebookやInstagramでのMessenger誘導広告の表示は? | Facebookヘルプセンター] (https://www.facebook.com/business/help/1444950442185441)

(3)設定できるCTA

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メッセージからは他のサイトへのリンクが可能です。
例えば、上記の場合、資料ダウンロードページへの誘導をCTAとして設定しています。

なお、この時、ページはMessenger上で開かれるので注意してください。