国際的な広告祭であるカンヌ・ライオンズにおいて2022年は「Creative BtoB部門」が新設されたことが象徴的なように、BtoBマーケティングへの社会的な注目度重要性の認識は高まっています。

これを受けてferretでも今年「BtoBマーケティングアカデミー」をスタート。日々の業務に追われて、BtoBマーケの知識やスキルをなかなかアップデートできていないという方には、年末年始のまとめ読みがおすすめです。

今回は読者の皆さんのニーズ別に、オススメ記事をピックアップします。

基礎からわかる BtoBマーケティング実践ガイド【2024年最新版】

基礎からわかる BtoBマーケティング実践ガイド【2024年最新版】

本書は、これから“BtoBマーケティング”を本格的に行いたいという方向けに、マーケティングの戦略設計や各種施策のノウハウを網羅した資料です。

まずは改めてBtoBマーケの基礎を固めたい人にオススメの記事

BtoBマーケについて基礎から学び直したい人には、以下の2記事がおすすめです。

①BtoBマーケティングの第一歩。勝つための「サイト制作」の基本

BtoBマーケについて体系的に学びたい場合、BtoBマーケティングアカデミーの初回記事から順に読むのがオススメです。初回となるStep1の記事では、リードジェネレーションを成功させるためのサイト制作の基本について学べます。

記事の最下部には、次のステップの記事へのリンクが設置されています。

各記事のリンクを辿っていけば、一通りの基礎知識(全19STEP)を学ぶことが可能です。また、各記事の内容を深堀りしたい人はリンク先のOneTip記事を参考にしてください。

BtoBマーケティングの第一歩。勝つための「サイト制作」の基本

BtoBマーケティングの第一歩。勝つための「サイト制作」の基本

BtoBマーケティングにおいて、全ての施策の基盤はWebサイトです。Webサイトそのものが新規顧客獲得のための“優秀な営業担当”となるよう構築・運用しましょう。この記事ではビジネスの成果につながるWebサイト制作のポイントを解説します。

②BtoBマーケティングの基本とは?BtoCとの違いで分かる特徴とポイント

最初に紹介した記事を一通り読んだ上で、BtoBマーケティングの基本概念をさらに理解をしたいと思ったらこちらの記事がオススメです。BtoCとの違いや、基本的なビジネスのプロセス顧客に対するアプローチの仕方などについてわかりやすく学べます。

BtoBマーケティングの基礎知識:プロセス、手法、成功させるポイントなど

BtoBマーケティングの基礎知識:プロセス、手法、成功させるポイントなど

BtoBマーケティングとは法人向け製品やサービスのリード獲得から商談、契約までを含めた一連のマーケティング活動を指します。本記事ではBtoBマーケティングの概要や基本プロセス、知っておきたい用語などについて解説します。

来年は情報発信にチカラを入れていきたいと考えている人にオススメの記事

情報発信は、BtoBマーケで成果を上げるために重要なスキルです。ここでは、情報発信に注力していきたい人におすすめの記事を3つ紹介します。

③「個」の時代への適応はTwitterから。まずは「マーケ・広報」チームからのスモールローンチ方法

こちらは「そろそろ本格的にSNS活用を始めないと…」というタイミングで是非読んで頂きたい記事です。

SNSマーケに取り組んでいなかった企業が、いきなり全社的な取り組みを始めることは簡単ではありません。そこで、まずはマーケ・広報チームからスモールローンチすることがおすすめです。

上記の記事では、掛け声だけで終わらない超・現実的なTipsが満載です。SNSで個を打ち出し、企業の認知度や信頼感を高めたい人はぜひ参考にしてください。

「個」の時代への適応はTwitterから。まずは「マーケ・広報」チームからのスモールローンチ方法

「個」の時代への適応はTwitterから。まずは「マーケ・広報」チームからのスモールローンチ方法

BtoBのSNSマーケで積極的に「個」を打ち出し、認知度や信頼感を高めるにはTwitter運用が効果的です。まずはマーケ・広報チームからTwitter運用をスモールローンチする方法について、ベーシックの取り組み事例を交えながら解説します。

④PR視点を持てば鬼に金棒。BtoBマーケターが今持つべき「広報・PR」の素養

こちらは「マーケ・広報からのスモールローンチ」と併せて読みたい記事です。情報発信をする時の基本となる「視点」の持ち方について解説しています。

マーケティング部門と、広報・PR部門では、持つべき視点が異なります。BtoBマーケターが「広報・PR」というパブリック視点を身に着けることで、複眼の思考が可能です。

自社の魅力を言語化する「切り口」の見つけ方や、相手に合わせた適切なアプローチの仕方を身に付け、情報発信スキルを高めましょう。

PR視点を持てば鬼に金棒。BtoBマーケターが今持つべき「広報・PR」の素養

PR視点を持てば鬼に金棒。BtoBマーケターが今持つべき「広報・PR」の素養

BtoBマーケターが持つべき広報・PRの視点を解説します。マーケターが混同しやすい「広報・PR」と「広告」の領域の違いをはじめ、理解すべき基本のポイントをお伝えします。

⑤コンテンツの「切れ味」を上げる。広告コピーの「言葉のフォーメーション」を記事制作に応用する方法

発信する「言葉」を尖らせたい方は、こちらの記事を併せて読むといいでしょう。広告コピーの「言葉の役割分担」について知ることで、意味の伝達がとてもラクに、自由になります。

広告のコピーライティングの技術は、人を動かすために磨かれてきました。その基本的な構造を知ると、記事などのコンテンツにも応用できます。態度変容を促す言葉の使い方を学びたい人はぜひ参考にしてください。

コンテンツの「切れ味」を上げる。広告コピーの「言葉のフォーメーション」を記事制作に応用する方法

コンテンツの「切れ味」を上げる。広告コピーの「言葉のフォーメーション」を記事制作に応用する方法

長年紡がれた態度変容に向けた「言葉の技術」の集積がコピーライティング。その中でも「言葉のフォーメーション」に着目して、オウンドメディアにおける記事制作への応用方法を考えてみました。

来年はビジネスを「一歩先」に進めたいと考えている人にオススメの記事

オウンドメディア運営や営業、カスタマーサポートなどでビジネスを一歩先に進めたい人には、以下の3記事がおすすめです。

⑥BtoBオウンドメディアの「SEOの次」の打ち手を考える。リード化に向けたコンテンツ・導線設計とは

まずは「運営しているオウンドメディアを一歩先に進めたい」という時に読みたい記事です。トラフィック増加が少しずつ軌道に乗ってきた、その時に早めに取り組みを開始したいことについて解説しています。

オウンドメディアの本来の目的は「リード獲得」です。そのため、トラフィック獲得と並行してコンテンツ拡充導線設計の最適化も進める必要があります。

上記の記事で、直接トラフィックを獲得する以外に有効な2種類の記事タイプや、導線を最適化する方法について学びましょう。

BtoBオウンドメディアの「SEOの次」の打ち手を考える。リード化に向けたコンテンツ・導線設計とは

BtoBオウンドメディアの「SEOの次」の打ち手を考える。リード化に向けたコンテンツ・導線設計とは

BtoBオウンドメディアでリードを獲得するには、トラフィックを集めるSEO記事だけでなく、事例記事やメッセージ型の記事などのコンテンツや、導線設計の最適化も重要です。この記事ではSEOの次の打ち手として進めておくべき準備について解説します。

⑦フィールドセールスの仕事は「顧客に武器を持たせる」こと。導入担当者100人調査から見えた決裁の要所

営業職の方にオススメなのはコチラ。営業のコンバージョンポイントである「決裁の瞬間」から逆算して決定力を上げるための、先回り型営業の方法について紹介しています。

フィールドセールスで成果を上げるには、導入担当者を最大限サポートすることが重要です。そのため、導入担当者が決済を通す上で苦労していることや、決め手となる情報を知れば、やるべきことが明確になります。

上記の記事で紹介する調査アンケートの結果や効果的なアプローチを学び、ぜひ営業のスキルを高めてください。

フィールドセールスの仕事は「顧客に武器を持たせる」こと。導入担当者100人調査から見えた決裁の要所

フィールドセールスの仕事は「顧客に武器を持たせる」こと。導入担当者100人調査から見えた決裁の要所

:フィールドセールスでクロージングを成功させるには、導入担当者が決裁を通す時の困りごとを解決するサポートが重要です。この記事では、導入担当者100人に対するアンケート調査を参考に、フィールドセールスがやるべきことについて解説します。

⑧カスタマーサクセスはLTV時代の主人公。最前線で聞く顧客の「声」をビジネス改善につなげる

顧客サポート担当の方にオススメなのはコチラ。サポート部門に寄せられた顧客の声から、プロダクト改善最適な売り先を探るためのヒントを得る方法を紹介しています。

日々顧客のリアルなビジネス相談に応じるカスタマーサクセスは、毎日ターゲットのデプス・インタビューを行っているのと同じような状況です。そのため、カスタマーサクセスは顧客インサイト発掘の要と捉えられます。

既存のサポート業務に加えて、さらにビジネスを進めるためのヒントを得たい場合はぜひ参考にしてください。

カスタマーサクセスはLTV時代の主人公。最前線で聞く顧客の「声」をビジネス改善につなげる

カスタマーサクセスはLTV時代の主人公。最前線で聞く顧客の「声」をビジネス改善につなげる

カスタマーサクセスは、プロダクト導入や施策改善などを通じて顧客の本音に触れ、プロダクト改善や最適な売り先を探るヒントを得ることが可能です。この記事では、カスタマーサクセスが集めた声をビジネスにフィードバックする仕組みについて解説します。

さらに来年は自分自身も「一歩先」に進みたいと考えている人にオススメの記事

考え方の枠組みを拡げたり、言語化力を磨いたりして、ビジネスだけでなく自分自身も「一歩先」に進みたい人におすすめの2記事を紹介します。

⑨「攻めるPR」を身に着ける。BtoBマーケターも知っておきたい戦略PRの基本

BtoCでは今やスタンダードな「戦略PR」ですが、BtoBマーケターは知らない人も多いのではないでしょうか。

戦略PRとは、単に広報・PRのノウハウというよりも、世の中の「認識」を変えるアプローチです。日頃の考え方の枠組みを拡げるためにも、戦略PRの考え方が役立ちます。

戦略PRの基本的なステップや、BtoBマーケに活用する方法を学びたい方はぜひ参考にしてください。

「攻めるPR」を身に着ける。BtoBマーケターも知っておきたい戦略PRの基本

「攻めるPR」を身に着ける。BtoBマーケターも知っておきたい戦略PRの基本

広報・PR業務といえばパッと思いつく仕事のイメージとしては「メディア対応」や「プレスリリースの作成」など、どちらかといえばパッシブな印象がまだまだ根強いのではないでしょうか。しかしそれは「PR後進国」ともいわれる日本企業においての話。大統領選などでもPRパーソンが大いに活躍する米国などでは戦略的に世論形成を仕掛けていく「攻めるPR=戦略PR」が主流です。

⑩新連載「コピー学習帳」スタート!「言語化」時代のコピーライティングとは

新しいビジネス環境への過渡期に備えるべき能力として耳にすることの多い「言語化力」。それを身に付けるヒントとして、メディアコミュニケーションの手段として磨かれてきたコピーライティングの技術を身に着けるための講座です。

単に知識を吸収するだけにとどまらず、毎回の最後に出題される「宿題」を通じて実践的なスキルを習得できます。今後、全てのビジネスパーソンに必須となっていく言語化力を、ぜひこの連載で身に付けてください。

新連載「コピー学習帳」スタート!「言語化」時代のコピーライティングとは

新連載「コピー学習帳」スタート!「言語化」時代のコピーライティングとは

テクノロジーへの理解やグリットなど、これからの働き手に必要と言われるキーワードは様々ですが、とりわけよく耳にするのが「言語化」という言葉。デジタルマーケター、広報・PR、採用人事、経営者。今やあらゆるビジネス領域で「言語化」力が問われています。「言語化」とは、抽象的整理による問題解決の技術。本記事ではメディアコミュニケーション領域の言語化技術である「コピーライティング」について解説します。

来年は「内面」を一回り大きく。

例年の年末年始は実家で肉体的に「一回り大きく」なっていた人も、今年は「内面的」に一回り大きくなってみては。今回ご紹介したBtoBマーケ記事をイッキ読みして、新しい年のロケットスタートを切りましょう。

基礎からわかる BtoBマーケティング実践ガイド【2024年最新版】

基礎からわかる BtoBマーケティング実践ガイド【2024年最新版】

本書は、これから“BtoBマーケティング”を本格的に行いたいという方向けに、マーケティングの戦略設計や各種施策のノウハウを網羅した資料です。