タイで見付けた「タイ語」「英語」をサポートするChatbot系サービス  

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ちなみに、弊社もChatbot関連のサービスをもって展示会に臨みました。そこで競合企業を含め、タイ王国でのChatbotやAIでの流行を調べるべく、会場内を散策してきました。

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その中で見付けた企業の1つに、Chatbot系のサービスを展開するタイの企業を発見しました。それが「IAMBOTNOI」でした。
  

IAMBOTNOI(Thailand|日系企業)

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https://www.iambotnoi.com/

話を聞いてみると、AIに関してはTensorFlowを利用しているということで、自然言語処理はタイ語と英語をサポートしていて、タイの識字率はそれほど高くないようで、本当のきれいなタイ語を使える人は2割程度だということでした。

タイの識字率が2割程度とのことで、市場として自然減処理が得意なマーケットではないのかもしれないと感じました。自然言語処理が不得意という事ではなく、本当のタイ語を話せて、かつAIエンジニアないしデータサイエンティストである人材が獲得できた会社が抜け出しそうな印象を持ちました。
  

まとめ

AIやChatbotは、タイないしASEAN諸国でどうなるのかなと考察してみました。

発展途上国中のASEAN諸国ですが、政府関連の方と少しお話しすると、まずは雇用の促進をしたいという気持ちがあるそうです。AIやChatbotは、日本においても既存の仕事を奪っていくという話があるように、雇用を減らす可能性がある点でそれほど前向きじゃないようにも感じました。

その一方で、国のリーディングカンパニーにおいてはシードテクノロジーへの期待は大きく、我々のような外資による先端技術へのニーズは一定部分あると感じました。

結論として、AIを扱う産業を日本同様に増やしていき、雇用を新たに創出していく事が結果を得る近道なのだと感じました。