スクローリングのデメリット

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http://www.ashinari.com/2012/12/24-374416.php
  

デメリット1. スピードの問題

スクローリングを取り入れたデザインの中には、多くの動画や写真を使ったものも見受けられます。(パララックスデザインなど)あまりに動画などを取り入れてしまうと、スピードに問題が出てしまいますので注意が必要です。
  

デメリット2. SEOの面で不利

情報を1ページに集約してしまっているため、SEO的には不利な可能性があります。
  

デメリット3. フッターがないこと

無限にスクロールできるデザインでフッターがない場合、ユーザーが戸惑ってしまう可能性もあります。
  

スクローリング実践のコツ

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画像引用元:http://www.decasrl.biz/en/products?go=node-54

近年、再評価されているスクローリングですが、必ずしも全てのWebデザインに効果的とは限りません。闇雲に実践するのではなく、本当にスクローリングを取り入れるべきか検討する必要があります。

そこで、ここからはスクローリングを効果的に実践するためのコツと、スクローリングに適したホームページについてご紹介します。
  

スクローリングを上手く取り入れる方法

スクローリングの取り入れ方が適切でなければ、訪れたユーザーを混乱させかねません。効果的に取り入れるためには、いくつかのコツを知っておきましょう。

コツ1. ボタンなどを取り入れてわかりやすく
ユーザーが快適にページを閲覧できるよう、ボタンや矢印などを適時取り入れましょう。「すぐ始める」「もっとスクロールして見る」といったボタンを活用したり、クリックするとどこに飛ぶかなどを明確にすることで、ユーザーはページの仕組みを早く理解できるようになります。

ユーザーがページ内をどのように動くか調査し、結果に応じて調整していくと、適切なスクローリングになるのではないでしょうか。
  
コツ2. 長くしすぎない
スクローリング=永遠にコンテンツをスクロールすることではありません。目的に沿った長さにすること、ユーザーを導き現在位置を知らせるナビゲーションを配置することをオススメします。

画像でご紹介しているDecaのホームページは、効果的にスクローリングを取り入れている事例の1つです。スクローリングは最低限の数ページというボリュームで、商品を分類するナビゲーションページ上部で固定しているため、途中でもユーザーを迷わせることはありません。
  

スクローリングに適したホームページ

先にご紹介したとおり、スクローリングにはメリット・デメリット両方があります。

スクローリングに適しているホームページがどのようなものか挙げるとすれば、以下のようなものが該当するでしょう。

・新規コンテンツの追加、アップデートが多い
・モバイルからの通信が多い、大半のアクセスがモバイルからの場合
・大量の情報を単一の方法で表示している(インフォグラフィックなど)
・ローディングに時間がかかる要素を含んでいない

上記のような特徴を持つホームページであれば、スクローリングを効果的に取り入れることができる可能性が高いです。そうでない場合には、スクローリングにするかどうか十分検討する必要があるでしょう。