TwitterやFacebook、Instagram(インスタグラム)を運用する上で、皆さんはスコアをビジネスに上手く活用できていますでしょうか。

実際に自分のアカウントを数値化する事で、アカウントがフォロワーに対してどのような影響を与えているのか、その影響力はどのくらいプラスに働いているのかなどがひと目でわかるようになります。これは間違いなくビジネスの現場でも生かす事は可能です。

今回は、Kloutのようなソーシャルスコアを測るサービスではなく、Linkedinを活用して自分自身が持っているビジネススキルを見える化する方法に関して紹介していきます。
  

Linkedinでビジネススキルを見える化する方法

まずはLinkedinの紹介に入る前に、日頃のビジネス活動を行う上でLinkedinを利用する機会はどれくらいあるのか、という点について考えたいと思います。

Linkedinの印象は「直接リクルーターから連絡が来た」「知らない外国人からビジネスの話や詐欺みたいな勧誘が来た」など、人によってはマイナスの経験をされた方もいるかもしれません。

ただ日本を越えて、特に英語圏で仕事をした経験がある方は "Linkedinがビジネスの世界では必須ツール" という事に気付かれているはずです。

仮にLinkedinをビジネスで使うとするならば、下記のようなケースが想定されます。

・ 転職、リクルーティング活動
・ ビジネスネットワーキング、情報交換
・ B2Bマーケティング

ここで挙げた3点の中で主に私が活用しているのは、ビジネスにつながる情報交換とネットワーキングです。

ビジネスを行う上で人と人とのつながりは、現状のビジネス課題を解決するだけではなく、新しいビジネス機会の獲得や最新のテクノロジーの情報収集など未来を見据えた上でも重要な役割を持っています。

では、Linkedinを活用する事でどのようにビジネスネットワークを広げていく事ができるのでしょうか。

1. アカウントプロフィールで過去の自分の経験の見える化

転職などを経験された事がある方は、過去にマネジメント経験やどのような実績を上げたかなどを面接の場で質問された事があるかもしれません。過去の経験はリクルーティングの場面だけではなく、新しく一緒にビジネスをスタートする上でも非常に重要なポイントになります。

例えば、有名な某インターネット大手企業で働いていたとしても経験できる仕事は、部署やチームによって大きく異なります。また、営業か技術職、経理など同じ会社でも役職や職種によっても経験できる事は大きく異なってきます。

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上の写真は私の経歴の一部ですが、過去に働いていた組織と、その組織での役職を記載するようにしています。具体的な役職を記載する事で、自分がその会社で一体どのような仕事をしていたのか?プロジェクトに関わっていたのか?が見える化されます。さらに、会社名の下のフリー記述欄で具体的にプロジェクト内で上げた実績や業務内容を紹介する事も可能です。

個人の経験を見える化する事によって、初めてインターネット上で会った方とビジネスの話をする上でも、お互いのプロフィールが一目でわかるのでビジネスの話も円滑に進みやすくなります。
  
2. 自分のスキルの見える化
個人の経験と合わせて重要なのが、自身のスキルの見える化です。スキルを見える化する事で、初めて会った人もその人がどのようなスキル過去の経験から学び、実際にビジネスの現場で活用してきたのかを一目で理解する事ができます。

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上の写真はLinkedin上のスキル評価の項目ですが、+99という数字が多く付いています。これは自分のLinkedin上でつながっている人が自分のスキルを推薦してくれている数で「ビジネススキルの他己評価」をLinkedin上で99以上集めているとう事になります。

スキルの項目を初めて見た人でも「この人はビジネスをする上でどのようなスキルを備えているか」という事が一目でわかりようになります。且つ、初めて見た人のつながっている人がスキルを推薦していれば、さらにそのスキルの評価は信頼できるものとして評価されやすくなります。

自己評価でスキルを推薦するよりも、他己評価で評価してもらう方が第3者の評価が入るため、よりスキルに対する信頼度を上げる事ができるようになります。
  
3. 自分の評価の見える化
ビジネスの世界で自身に対する評価を見える化する事は非常に重要です。Linkedin状ではスキルや経験だけではなく、個人の評価を見える化する項目も準備されています。

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上の写真では、自分の評価、推薦を評価者の名前を出した上で自分のプロフィール上に書き込んでいる例です。大学などの試験の際に推薦状を書くように、ビジネスの世界で他己推薦があるかどうかで、その人に対する評価がよりポジティブになります。

特に一緒にプロジェクトに参加した人からの評価は、新しいプロジェクトに関わる際にも周囲のメンバーからの評価に大きく関わるだけではなく、仕事を依頼する際も依頼内容を明確にする事が可能です。