Flashは米アドビ社が提供するAdobe Flashという作成アプリと、その作品を再生するブラウザ追加プログラムのFlashプレイヤーで構成される技術をいいます。データサイズが小さくより高速に転送される特徴を持ち、またゲームなどの高度なプログラミングも可能なことから多くのホームページ表現で利用されています。

※2020年12月31日でFlash Playerのサポートは終了されており、現在は使用できません。

Flashとは

ホームページはデータをサーバーからダウンロードして、ユーザーのブラウザで閲覧させる媒体です。ですから、データを転送させるときに、そのデータ量は小さければ小さいほど表示速度が早くなり、ユーザーにとって良い状態と言えます。
一方で、多くのホームページが乱立していく中で、より高度なアニメーションやビジュアル表現が求められるようになってきました。しかし、それらの高度な表現はデータサイズが大きくなるという宿命と表裏一体でした。
そこに登場したのがFlashです。Flashは、グラフィックを特別な技術を用いてデータサイズを軽くすることに成功し、かつアニメーションもさせられる技術を実現しました。Flashのデータを作成するソフトウェアは有償でしたが、それを表示させるブラウザ用のプログラムは無料で配布されたため、爆発的に普及していきました。

Flash

さまざまな買収などを経て、現在は米アドビ社から販売されていて、Adobe Flash という名称で、より高度なビジュアル表現が必要とされるホームページやブラウザゲームの世界で利用されています。

Flashが使われるケース

Flashは現在岐路に立たされています。それは、日本国内のスマートフォンで多くのシェアを占めているiPhoneのブラウザで利用できないことです。これは米アップル社がその技術を採用しなかったというだけなのですが、それでも絶対数が多いため、代替技術を採用しホームページを作るクリエイターが増えたのも事実です。
また、コンピューターやスマートフォン、そしてインターネット回線が、より高速になっていく中では、データサイズを気にする重要性も減っています。
そういう状況下では、Flashの存在意義も以前よりは薄れていると言われ、Flashを使うクリエイターが減るということは、作品が減るということになり、閲覧ユーザーも減り話題作りも難しくなり、現在ではそもそもFlashを使って表現をするかどうかの判断に悩むホームページ管理者も少なくないようです。
一方で、ビジュアル表現だけでなく、ゲームなどのプログラミングや仕掛け作りもできるため、マニアックで、より高速なデータ通信が必要なゲームプログラムなどでは、ヒット作も出るなど、まだまだFlashの活用範囲は広がっています。

用語の使い方

「新しいパソコンにFlash入れた?」
Flashは最初から入っていないため、新規にパソコンを購入したときには、数分で終わりますが利用者自らが、米Adobe社のホームページから、Flashプレイヤーという無料の追加プログラムをブラウザに組み込む必要があります。)
「このFlashムービーかっこいいね」
(見た目では、それがFlashで作られているかどうかわわかりませんが、ホームページにアクセスしFlashプレイヤーをインストールしてください、といったメッセージが表示されれば、その可能性は高いですので、このような使われ方もされるときがあります。)
「iPhoneだとFlashが使えないのが辛いよね」
(iPhoneのブラウザは、Flashが使えないで有名です。一方で、表現力が下がるかというと、それはアプリを使えば済むことなので、さほど不便さを感じるユーザーは少ないようです。)