Word(ワード)で「校正・校閲」する方法!文章校正機能を活用して誤字チェックをしよう!
校正と校閲の違い
Wordで文章を整える時は、校正と校閲の違いも理解しておきましょう。「校正」と「校閲」は、どちらも文章の誤りや不備を調べ、正すことを指し、誤字・脱字など文字の誤りを正すのを「校正」、文章表現の誤りを正すのを「校閲」と言います。
以下の文章を例に考えてみましょう。
例)
その会議は喧々囂々(けんけんごうごう)の有意義なものになりまた。
校正後:
その会議は喧々囂々の有意義なものになりました。
※「し」が抜けていたため修正
校閲後:
その会議は大いに盛り上がり、有意義なものになりました。
※喧々囂々はやかましく騒ぎたてる様を指す言葉なので「有意義なもの」と続く文章と矛盾する。そのため文章を修正
校正・校閲は専門に扱う職業も存在し、「校正技能検定」という資格検定が開設されているほど高い知識とスキルが求められる作業です。
校正・校閲が必要となる場面
ホームページの制作・運営に携わるWeb担当者であれば、下記のようなシチュエーションで、文章の校正・校閲を行う機会が発生します。
・ホームページに掲載するサービスの紹介文
・メルマガの本文
・SNSの投稿文章
・ホームページのブログ記事
これらの文章は全て対外的に発信するものであり、文章の誤りはユーザーや取引先からの不信感にもつながります。誤った表現により、ユーザーに誤解を与えてしまい、トラブルになってしまう可能性もあるでしょう。そのため、校正・校閲を行い、できる限り正しい文章に近付ける必要があります。
とはいえ、常に校正・校閲の専門家に依頼することは難しいかもしれません。そんな時に自分でも最低限の校正・校閲を行えるよう、基本的な知識は学んでおきましょう。
こちらの記事では校正・校閲の基本的なポイントを解説しています。文章の作成やチェックを行う機会の多い方は参考にしてみてください。
少しでも誤字脱字を減らすために!校正・校閲の基本の5ステップを解説
オウンドメディア制作に携わる中で、読者に読みやすい記事を届けるための「校正」や「校閲」のツールは不可欠です。ただ、全ての誤りを見つけられるわけではないので、ツールに頼りすぎるのは危険です。誤字をできる限りなくすためには、人の目で確認する作業も大切です。コツを掴めば、ある程度誤字脱字を減らすことができます。今回は、校正・校閲の基本的な手法について解説します。
Word(ワード)を活用して正確な文章を綴ろう
Wordで文章を校正する際には、スペルチェック機能と変更履歴の記録機能が役に立ちます。
・スペルチェック機能:誤字脱字を自動で表示する機能
・変更履歴の記録機能:手動で加えた修正の内容を表示する機能
誤字脱字を修正するだけであれば、スペルチェック機能を利用するのがいいでしょう。さらに、スペルチェック機能を使って修正した内容を自分やほかのメンバーで確認できるようにするには変更履歴の記録機能が重宝します。
文書に求められる正確性に合わせ、効率的に校正を行えるように工夫を行いながら取り組んでいきましょう。
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- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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