次代のUXの基本=VX+AX!サウンドUXを活用する際に知っておきたいこと
サウンドを活用するときの注意ポイント
画像引用元:pexels.com
1. サウンドの使用場面を限定する
音をフィードバックや通知で使う場合には、視覚的な要素と違って使用シーンが限られている点に留意しましょう。聞いていて「不快」にならないような音でさえ、何度も何度も繰り返し発せられることで「不快」でいらいらさせるものに変わってしまいます。
同様に、予期できない音は人々を不快にさせてしまう恐れがあります。2000年代初めにAOLがメールソフトに、メールが到着した時に*「You’ve Got Mail.(メールが来ましたよ)」*という通知を組み込みましたが、今ではメール通知は単なるベル音に置き換えられています。
2. 適切な種類のサウンドを使う
機能に取り入れるべき音をデザインする時に、*「コンテクスト」*を重視する必要があります。
「コンテクスト」とは本来「文脈」の意味ですが、ここではユーザーがどのような場面でどのようなやり取りをするか、という個々の状況のことを指します。例えば、「メッセージを受信する時にテキストを受信する時」と「添付ファイルを受信する時」で、サウンドのデザインを別々にしたほうが、 ユーザーは音だけで何が起こっているかを判断できます。
ビジュアルデザイナーがカラーパレットを使うように、サウンドデザイナーは*「音の」パレット*を使ってみましょう。もちろん、ユニークさが必要だとは言っても、「変な」音を出す必要はなく、個々のアクションに対するフィードバックが ユーザーに伝われば問題ありません。
まとめ
視覚的なデザインは得意でも、聴覚的なデザインはどうすればいいのかわからない、そんなケースもあるでしょう。
まずは**「何のために使われる音なのか?」**を考えることが、スタート地点となります。
見た目はいいのに、何か物足りない。
そんな時には、ぜひ*「音」*にこだわってみてはいかがでしょうか。
- テキスト
- テキストとは、純粋に文字のみで構成されるデータのことをいいます。 太字や斜線などの修飾情報や、埋め込まれた画像などの文字以外のデータが表現することはできませんが、テキストのみで構成されたテキストファイルであれば、どのような機種のコンピューターでも共通して利用することができます。
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