発想が斬新!新規事業の参考になるオンラインビジネスモデルの「ヒント」4つの切り口と事例8選
2. 世界でひとつだけの「オリジナル」を作れるビジネスモデル
既製品よりもオーダーメイドで*「世界に一つだけの商品」*を気軽に作ることができるビジネスも増えています。
事例2-1. 世界で1枚だけのワイシャツをご自宅へ「Original Stitch」
Original Stitch
[Original Stitch]は、Web上で簡単にオーダーメイドシャツを作成することができるシリコンバレー発のサービスです。生地にもよりますが、最安で6,500円程度から、自分のサイズにぴったりフィットするシャツを作ることができます。
もともとシリコンバレーのエンジニアが*「服を買いに行くのが面倒くさい」という思いで始めたのがサービスのきっかけだと言われていますが、袖や襟、ボタンやプリーツなど、シャツの細部まで驚くほど細かくカスタマイズを行うことができます*。生地だけでも400種類以上の生地が用意されており、ドレスシャツからカジュアルシャツまで幅広く自分好みのシャツを作成できるのが強みです。
サイズが合わない場合は、購入後1年以内であれば無料で作り直すことができる*「品質保証」*も用意されています。他のユーザーがデザインしたシャツを参考にシャツを自分流にカスタマイズすることもでき、日頃着ているシャツに数千円足せばかっこいいシャツができてしまう手軽さが、多くの男性の人気を集めています。
事例2-2. 自分が作ったグッズを世界に向けて販売も可能「SUZURI」
SUZURI
SUZURIは、スマートフォンケースやノベルティなどのオリジナルグッズを簡単に作成・販売することができるサービスです。
使い方は非常に簡単で、*「画像をアップする」だけです。自分で作ったイラストや写真をアップすれば、自動的に商品一覧が作成されます。原価に上乗せする「欲しい金額(トリブン)」*を設定すれば、ユーザーに販売することもでき、注文が入ったら勝手に製造ラインが動き出し、配送されて、トリブンがユーザーの銀行口座に振り込まれる仕組みになっています。
SUZURI
自分が欲しい場合には、そのグッズをカスタマーとして購入することもできます。SUZURI運営側には、トリブンの残りの額が手数料として徴収される仕組みになっています。
3. モノの貸し手と借り手をつなぐビジネスモデル
モノの「所有」を「活用」に変えるビジネスモデルも増えています。こちらも例に漏れず、スマートフォン1台あれば、持っているものを貸したり借りたりすることができます。
事例3-1. アイドルタイムのマイカーを貸し出す「Anyca」
Anyca
Anycaは、「乗りたい」ドライバーと「貸したい」オーナーを繋ぐ、個人間カーシェアリングサービスです。
カーシェアリングと言えば、タイムズカープラスのように企業が所有するカーシェア用の車を時間貸しで借りるのが一般的でしたが、Anycaでは、個人の車を貸し出すことができます。
Anyca
自動車のオーナーは、スマホで簡単に登録し、シェア条件を設定するだけで車を貸し出すことができます。ドライバーは場所や日時、車種などの条件で絞り込んで検索し、オーナーに予約リクエストを送ります。オーナーは予定が空いていれば承認するだけで予約が確定します。双方ともに月額手数料などはありません。
金銭のやりとりもクレジットカード決済で、プラットフォーム上で行います。ドライバーはオーナーから提示された利用料金が支払われ、オーナーから手数料として10%を徴収する仕組みです。
車を利用して返却したら、お互いにレビューを記録するまでがサービスの流れです。運営はDeNAが行なっており、サービスでのトラブル発生時にはしっかりサポートしてくれます。東京海上日動と連携した保険補償の仕組みも取り入れているので、万が一のときにも安心です。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
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- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
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