企業のブランディング戦略に!ロゴステッカーを作るメリットと方法
サービスを提供する上で、ユーザーにブランドイメージを浸透させることは非常に大切です。
「企業や提供するサービスの認知度を高めたい!」と思う担当者の方は少なくないのではないでしょうか。
質の高いコンテンツの提供など、ブランディングには様々な努力が求められます。
そんな中、多くの人に共通理解を持ってもらう1つの形が「ロゴ」です。
視覚的なインパクトがあるロゴは、ユーザーの印象にも残りやすく、ブランディングにおいて大きな影響をもたらします。
そしてそのロゴを効果的にアピールするために有効なのがステッカーの作成です。
近頃は、PCにたくさんのステッカーを貼り、自分のPCをデコレーションしている人も多く見られます。
そのように普段から用いられるステッカーを作成して配布することで、自社やサービスのロゴを多くの人に認知してもらうことが可能になります。
今回はそうしたステッカーを作成することで、どのようなメリットがあるのかを考えた上で、作成を依頼できるサービスをご紹介します。
企業ロゴをステッカーとして配るメリット
企業のロゴは、ユーザーに自社を認知してもらう分かりやすい情報の1つです。そのため、ロゴステッカーを作成、配布することは、ブランディングや広告の手段として有効であるといえます。では、具体的にはステッカーを使用することでどのような効果が考えられるのでしょうか。
単純接触効果(ザイオンス効果)による親近感
単純接触効果(ザイオンス効果)という言葉をご存知でしょうか。
同じ人やモノに繰り返し接触することによって、その対象に好印象を抱きやすくなる効果のことを指します。
企業のロゴステッカーを日常で使用してもらうことによって、必然的に自社のロゴと接する機会が高まります。そこから自社のイメージアップにつながることもあるでしょう。
他にもノベルティは考えられますが、使用する機会の多さや、情報の伝わりやすさという観点でも、ステッカーは優れたグッズであるといえます。
ユーザーに親近感や愛着を感じてもらい、企業イメージの向上へとつながることから、ステッカーを使用してもらうことは確かな意味があるでしょう。
参考:
ザイオンス効果とは - Webマーケティング用語|ferret [フェレット]
日常に溶け込む形での広告効果
ステッカーの影響範囲は、使用しているユーザーのみにとどまりません。なぜならば、ユーザーが自らの持ち物にステッカーを貼って使用してくれることで、周囲の人に対し、広告としての効果を発揮してくれることがあるためです。
そして、その持ち物が頻繁に持ち運ぶものであれば、それだけ多くの人に見られる可能性があるでしょう。
例えば、デザインが気に入ってもらえればノートPCに貼ってもらえることも考えられます。
それを見た友人が自社について興味を持ってくれるというような、2次的な接触が期待できます。
文章よりも印象に残りやすい
ロゴのデザインというものは、文章と比べて視覚的なインパクトが強く、見た人の印象に残りやすいものです。
そのため、ロゴステッカーは、前述した単純接触効果と合わせて、より印象に残りやすい情報伝達の手段であると考えられます。
企業の詳細な説明資料と合わせて伝えていくことで、自社への興味を深めてもらうことが可能になります。
実際にステッカーを作る
ロゴステッカーをユーザーに配布することによって期待できる効果について説明しました。
その上で、ここからは実際にステッカーを作成する場合の注意点をまとめていきます。
なお、ステッカーを作成する際の手段としては、ステッカーの作成を行っている印刷会社などに外注するか、自作をするかという2つの手段が考えられますが、完成までの作業にかかる工数や、安定したクオリティを重視するという観点から、今回は外注する前提で考えていきます。
【ステッカーを作成している印刷会社の例】
- ステッカー作成をオリジナルステッカーで発注 - シール印刷のシール直送便
- [シール印刷・ステッカー印刷・ラベル印刷 - ネット印刷は【印刷通販@グラフィック】](https://www.graphic.jp/lineup/ondeman- d/seal_sticker.php)
- StickerJapan | ステッカージャパンでは、高品質のステッカー・シール・ラベルが低価格で印刷可能です。
ステッカーの素材を考える
ステッカー作成前の注意点の1つに、使用する素材の選択があります。
- 屋内の使用か、屋外の使用か
- ステッカーはどういった材質の物に貼ることを想定しているか
- ステッカーは透明な素材を使用するか、それとも不透明な物を使うか
など、条件を考えた上で、合致する素材を探しましょう。
例えば、1つの基準として、紙の素材を選択するか、フィルム素材を選択するかが考えられます。
紙素材の場合は、比較的低価格で作成できるメリットがありますが、その分耐久性は期待できません。水にも弱い素材です。
一方フィルム系素材は耐久性に優れ、水にも強いため屋外などでも問題なく使用できますが、その分コストが上がります。
このようなメリットとデメリットを理解した上で素材を選定してみましょう。
参考:
シール印刷の豆知識 シールの素材編 | シール印刷・業務用ラベル・ステッカー作成はラベルマスターにお任せください
ロゴをデザインする
ステッカーの作成にあたって、印刷会社に渡すデザインを作ります。場合によっては、新しく1からデザインを考えることもあるでしょう。
そんなときは、既存の企業のロゴを見て、そのポイントを参考にすると、デザインのインスピレーションを得ることが出来るかもしれません。
例えば、有名なAmazonは、「amazon」という文字の下に矢印が配置されたロゴを採用しています。この矢印はaからzまで伸びており、”AからZまで”、すなわち全ての商品がオンライン上で購入できることを示しています。
それに加え、この矢印はスマイルマークも兼ねており、サービスによる顧客満足を表しているのです。
このように、*有名な企業のロゴには、“その企業ならではの背景”が盛り込まれています。*ロゴが、どのようなポイントを抑えて作られているのかを参考にして、自社のロゴをデザインしてみましょう。
参考:
[【Twitter・Amazon・Google他】主要Webサービスのロゴコンセプトまとめ|ferret [フェレット]] (https://ferret-plus.com/8249)
データの入稿方法
印刷会社にステッカーの作成を依頼する場合、デザインのデータをこちらで用意することになります。その場合はファイルの形式が指定されています。
使用するソフトによって、求められる細かな条件も変わってきますので、データの作成を始める前に利用する印刷会社を検討、決定しておくと良いでしょう。
ステッカーの活用事例
ステッカーが作成できたら、積極的に配布していきましょう。実際には以下のようなシーンが想定されます。
- インターンシップなどの採用イベント
- 展示会
- 商談
- オフィスの受付
このように、ステッカーを配布できる機会は様々ありますので、印象に残るステッカーを作ることで、自社のイメージにも大きく影響があるでしょう。
作成したステッカーは、社外の人達だけではなく、社内の人間にも配布して使用してもらうことで、より人目に触れる機会が増えることにもなります。
まとめ
企業のブランディング戦略の1つとして、ステッカーを作成し、配布するメリットや、流れを説明しました。
企業の認知度を高めることはもちろん、自社の新サービスを宣伝するための手段としても活用できると考えられます。
ユーザーの日常の一部としてステッカーを利用してもらうことができれば、自社のブランドをより身近で重要なものに感じてもらえるでしょう。
印刷会社に依頼するなど方法は様々ではありますが、比較的安価に作成可能です。まだ作成したことが無ければ、一度作成し、イベントなどで配布してみてはいかがでしょうか。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- ザイオンス効果
- ザイオンス効果とは、同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果のことです。1968年に、アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスが広めました。また、彼の名前が「ザイアンス」と表記されることもあることから、「ザイアンス効果」と呼ばれることもあります。日本語では、「単純接触効果」と呼ばれています。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- コンセプト
- コンセプトとは、作品やサービスなどに一貫して貫かれている考え方をいいます。デザインと機能がバラバラだったり、使い勝手がちぐはぐだったりすると「コンセプトが一貫してないね」などと酷評されてしまいます。
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