O2O【Online to Offline】
O2Oとは、Online to Offlineの略で、WebサイトやSNSなどのインターネット上の情報やサービスから、実在する店舗での購買行動を促す仕組みのことを言います。
例えば、価格比較サイトなどで商品の価格を調べたり、ネット上の口コミを参考にすることは、消費者購買行動のプロセスとしては一般的になりました。O2Oの考え方はその流れの中に自分たちの実店舗で購買してもらうための施策を行い、より購買に結び付けようとするものです。
具体的には、ネット上から実際の店舗で使用できるクーポンを発行する、SNSでタイムセールの告知をするなどの例があります。
さらに進んだものとしては、モバイル用のアプリとNFCを使って、ユーザーが訪れている場所や商品の情報をアプリ上にリアルタイムに発信する、位置情報を使って、ユーザーの近くの店舗からクーポンを発行すると共に、店舗の場所も案内するなど、技術の進歩に従ってO2Oもさまざまな手法が考案されています。
使い方
「O2Oの考え方自体はそんなに新しいものではなくて、以前からクリック&モルタルなどと呼ばれていたものと根本的には同じだよ」
「O2Oはこれからもアイデアとテクノロジー次第でいろんなやり方が試されていくんじゃないかなあ」
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- 口コミ
- 「口頭でのコミュニケーション」の略で、消費者の間で製品やサービスの評価が伝達されることです。 一方で、不特定多数の人々に情報が伝達されることをマスコミと使われます。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
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