5. デザインフェーズ

ワイヤーフレームが一通り出来たら、さいごに視覚的なデザイン作成に進みます。「今が見える安心感」というコンセプトと、作成した価値マップを再度見直し、サービスを表現するキーワードのアイデアを出し、重要なキーワードをグループ化してデザインコンセプトを策定していきました。

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デザインコンセプトの元となるキーワードマッピング

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カラー設計

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ボタンやカードなどの要素には丸みを持たせることで、優しさや親しみが増し、簡単で近づきやすい印象を与えるようにしました。色の多用と丸みをおびた要素で子供っぽい印象になりすぎないように、色の配分や余白で調整をしました。

・コンセプトと価値マップからデザインコンセプトとなるキーワードマッピングを作成。
・キーカラー、サブカラー、アクセントカラーを決める。
・ワイヤーフレームにデザインコンセプトを反映する。

まとめ:JootoのリニューアルにおけるUXの考え方

人間には「ワーキングメモリ」というパソコンでいうCPUのような作業記憶という領域があると言われています。ここには瞬間的に最大で7つ程度の事柄しか留めておくことが出来ない、という研究結果があります。

タスクというものは、自分で作成したものであれ、他人から与えられたものであれ、一度はどのような形でもアタマの中で認識をしているはずです。しかし、ワーキングメモリの概念から考えると、その認識したタスクは、すぐにどこかに書き留めておかないと忘れてしまうのです。

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参考:リニューアル前のJooto

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参考:リニューアル後のJooto

このようなことから、タスク管理ツールであるべきUXユーザーエクスペリエンス)は、タスクを「作る」と「思い出す」この2つをいかにシンプルに実現するか、だと思います。

Googleカレンダーなどの、サードパーティーとの連携も強化し、「整理」「記録」「記憶」、をアタマの外で完結させ、適切なタイミングでお知らせをしてくれる、つまり「能動的なタスク管理」をしなくていい世界。

それこそJootoが目指すべきUXだと今回のリニューアルプロジェクトを通じて定義することが出来ました。

定義したKPIにリニューアルがどれくらい貢献しているかは、日々分析をしないとわかりません。検証と改善を繰り返さないといけないため、ある意味リニューアルプロジェクトはずっと終わらないのだと思います。