アフィリエイト広告掲載メディアの種類は？売上比率などカテゴリ別のデータも紹介

アフィリエイト広告の掲載面には、ブログやSNSアカウント、メルマガなど様々な種類があります。広告主としてアフィリエイト広告を利用する際は、どのようなカテゴリの広告掲載メディアがあるかを把握し、自社に合うメディアに商品やサービスを紹介してもらうことが重要です。

この記事ではアフィリエイト広告の広告掲載メディアの種類や、カテゴリ別のメディア数、売上比率などの調査データについて解説します。

目次

1. アフィリエイト広告とは
2. アフィリエイト広告の広告掲載メディアの種類
3. アフィリエイト広告掲載メディアに関する調査データ

▼アフィリエイト広告掲載メディアの詳しいデータはこちら

【メディア編】データで見るアフィリエイト広告

アフィリエイト広告の掲載メディアに関する調査データを紹介します

アフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告とは、企業の商品やサービスを第三者が紹介し、購入や申し込みなどの成果が発生した時に広告費が発生する成果報酬型の広告です。

広告主と広告掲載メディアは、ASP（アフィリエイトサービスプロバイダー） というサービスを介してやり取りを行います。ASPに登録し、自社の商品・サービスに関する情報や宣伝のための広告素材、成果が発生した時の報酬額などを提示することで広告掲載メディアとの提携が可能です。

アフィリエイト広告を活用すると、リード獲得や販売促進などにつながるだけでなく、第三者が紹介した情報がネット上に広がることで信頼性も獲得できます。

出典：資料「【メディア編】データで見るアフィリエイト広告」

アフィリエイト広告が掲載されるメディアには、ブログや比較サイト、SNSアカウントなど様々な種類があります。主なアフィリエイト広告掲載メディアは次の通りです。

• ブログ・オウンドメディア
• 比較サイト
• インフルエンサーのSNSアカウント
• メルマガ
• アドアフィリエイトサイト
• ポイントサイト

ブログ・オウンドメディア

企業や個人によって運営されるブログやオウンドメディアは、アフィリエイト広告の主要な掲載メディアです。ビジネスノウハウやサービスの紹介、トレンド情報の発信など、扱うテーマはメディアによって異なります。

検索エンジンからのアクセス流入が多いブログやオウンドメディアと提携すると、多くの検索ユーザーにリーチし、自社の商品・サービスを知ってもらうことが可能です。また、リードや新規顧客の獲得にもつながります。

比較サイト

比較サイトとは、特定のジャンルの様々な商品について、スペックやサービス内容の比較情報、ユーザーからの口コミなどを掲載しているメディアです。比較サイトが作成される主なジャンルとして、SaaSなどのオンラインサービスや電化製品などが挙げられます。ネット回線や保険、金融なども、比較サイトが作られやすいジャンルです。

インフルエンサーのSNSアカウント

アフィリエイト広告では、SNSアカウントも広告掲載メディアとして活用されます。InstagramやYouTube、Facebook、TikTok、X（旧Twitter） などで活動するインフルエンサーに自社の商材を紹介してもらうことで、フォロワーへのアプローチが可能です。

メルマガ

メルマガを発信している個人や企業が、アフィリエイトに取り組むケースもあります。ビジネスやエンタメなどに関する情報を発信しているメルマガは、アフィリエイト広告の掲載メディアのひとつです。自社とターゲット層が一致するメルマガで紹介してもらうと、リード獲得や申し込みなどの成果につながる可能性があります。

アドアフィリエイトサイト

アドアフィリエイトとは、アフィリエイターがリスティング広告やSNS広告などを出稿し、広告主の商品・サービスを紹介する手法です。

オウンドメディアやSNS、メルマガと異なり、アドアフィリエイトサイトにアクセスを集める際はアフィリエイター側に広告費が発生します。そのため、アドアフィリエイトで紹介してもらえる商材は、広告費を差し引いても利益が残る報酬単価の高い商材に限られます。

広告主自身がWeb広告を出稿している場合は、アドアフィリエイトサイトと競合しないような条件設定が必要です。商品名やブランド名といった指名検索キーワードでの出稿を禁止するなどのルールを設定しましょう。

ポイントサイト

ポイントサイトとは、資料請求や会員登録などをすることで、ポイントを獲得できるサイトの総称です。貯めたポイントは、ギフト券や商品などの特典と交換できます。

ポイントサイトは、アフィリエイト広告の掲載メディアのひとつです。ただし、ポイントサイトにはポイント獲得が主目的のユーザーも多く集まります。資料請求や会員登録などが発生しても、最終的な商品・サービスの購入につながらないケースがあるため、申込者の属性などを確認することが重要です。

アフィリエイト広告掲載メディアに関する調査データ

ASPに登録している広告掲載メディアのカテゴリには、ショッピングやビジネス、美容など様々なものがあります。ASPでメディア登録数が多いカテゴリや、多くの売上が上がっているカテゴリは、アフィリエイト広告の成果につながりやすいと考えることが可能です。

ここでは、大手ASPである「A8.net」に登録している広告掲載メディアについて、カテゴリ別のサイト数や売上比率などのデータを紹介します。

広告掲載メディアのカテゴリ別サイト数

出典：資料「【メディア編】データで見るアフィリエイト広告」

「A8.net」で広告掲載メディア数が最も多いカテゴリは「健康・美容」です。コスメやサプリ、健康食品などのジャンルは人気が高く、ターゲットを細分化した複数のメディアで商品を紹介するアフィリエイターも存在します。

「自己紹介・日記」のカテゴリが2番目に多くなっている理由は、初心者のアフィリエイターが始めやすいジャンルのためです。次いで、「ビジネス・金融・株式」や「趣味・コレクション」、「飲食・グルメ」などがサイト数の多いカテゴリとなっています。

広告掲載メディアのカテゴリ別売上比率

出典：資料「【メディア編】データで見るアフィリエイト広告」

アフィリエイト広告掲載メディアで発生した売上比率順にカテゴリを並べると、「オンラインショッピング」と「健康・美容」が上位となりました。これらのカテゴリは成果が発生しやすく、アフィリエイト広告による宣伝に適していると考えられます。

「ビジネス・金融・株式」や「インターネットサービス」なども、アフィリエイトによる売上が多く発生しているカテゴリです。知識や経験が必要で、調べ物をしているユーザーが多いことが上位のカテゴリの共通点です。

アフィリエイトプログラムのカテゴリ別メディア提携数

アフィリエイト広告では、商品・サービスを紹介する案件を「アフィリエイトプログラム」と呼びます。アフィリエイトプログラムのカテゴリ別のメディア提携数のデータは次の通りです。

出典：資料「【メディア編】データで見るアフィリエイト広告」

メディア提携数が最も多いカテゴリは「Webサービス」でした。ドメイン取得サービスやレンタルサーバーなどを紹介するアフィリエイトプログラムは、メディア提携数が多くなっています。

次いで「美容」や「暮らし」、「エンタメ」、「グルメ」、「金融・投資・保険」といったカテゴリのアフィリエイトプログラムが人気です。広告主としてこれらのカテゴリの商材を扱っている場合、多くの広告掲載メディアからの提携が期待できます。

アフィリエイト広告で様々な掲載メディアからターゲットにアプローチしよう

アフィリエイト広告が掲載されるメディアの種類は、ブログやオウンドメディア、SNSアカウントなど様々です。また、Webサービスや美容、グルメなど広告掲載メディアが扱うカテゴリも多岐に渡ります。

広告主としてアフィリエイト広告を活用すると、幅広いメディアを通じて販促や認知拡大が可能です。ASPを通じて自社と相性の良いメディアと提携し、商品・サービスを紹介してもらいましょう。

下記の資料では、大手ASP「A8.net」に登録する約323万件の広告掲載メディアについてのより詳しい調査データが紹介されています。アフィリエイト広告の利用を検討中の広告主の方はぜひ参考にしてください。

▼アフィリエイト広告掲載メディアの詳しいデータはこちら

【メディア編】データで見るアフィリエイト広告

アフィリエイト広告の掲載メディアに関する調査データを紹介します