アフィリエイト広告の「意外な効果」とは？広告主が得られるメリット

更新日: 2024年03月12日

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SNSが普及し、消費者が情報発信できるようになった近年では、第三者からのレビューや評価が購買行動に大きな影響を与えています。

自社の商品やサービスについて、Web上で第三者視点からの情報を増やすためには、アフィリエイト広告が効果的です。

この記事では、広告主としてアフィリエイト広告のメリットや活用法、アフィリエイト広告で成果が出やすい企業の特徴について解説します。

近年のマーケティング施策で「第三者訴求」が重要な理由

最近では消費者の購買プロセスが変化し、ユーザー側が発信する情報が重視されるようになりました。新たな購買プロセスの考え方として、「ULSSAS（ウルサス）」というモデルが提唱されています。

消費者の行動購買プロセス「ULSSAS」

出典：目では見えにくいアフィリエイトの魅力第三者訴求がもたらす効果

「ULSSAS」は、SNS上の広告や投稿をきっかけに商品やサービスが認知され、ユーザーからのリアクションを経て、検索による情報収集、購買に至るというモデルです。また、購入したユーザーがSNS上に口コミを投稿することで、商品やサービスの情報が拡散され、認知の拡大へとつながっていきます。

このように、消費者の発信する情報が購買プロセスに強い影響を持つようになったことが、第三者訴求が重要な理由です。

第三者訴求が可能な広告手法「アフィリエイト広告」

それでは、第三者訴求を強化するためには、どのような施策が効果的なのでしょうか。その方法の1つが、第三者から商品やサービスを紹介してもらう「アフィリエイト広告」です。

アフィリエイト広告の基本的な仕組み

アフィリエイト広告の仕組み

出典：目では見えにくいアフィリエイトの魅力第三者訴求がもたらす効果

アフィリエイト広告は、購入や資料請求などのコンバージョン件数に応じて広告費が発生する成果報酬型の広告です。どのような行動を成果とするかや、成果が発生した場合の成果報酬額などは、広告主側が設定します。

広告主と広告掲載メディアがASP（アフィリエイトサービスプロバイダー）と呼ばれるサービスを通じて提携し、メディアによる紹介で広告主のWebサイトへアクセスしたユーザーがコンバージョンに至ることで、広告費が発生する仕組みです。

▼ASPの選び方について知りたい方は、詳しい資料をこちらからダウンロードできます

アフィリエイト出稿をするなら知っておきたい！ASPの選び方

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アフィリエイト広告のさまざまな活用法

アフィリエイト広告は、商品・サービスをまだ知らない人から、購買のための比較検討を行っている人まで、幅広いユーザーにアプローチできます。ここでは、アフィリエイト広告の活用法について見ていきましょう。

潜在層から顕在層まで幅広いユーザーにアプローチできる

従来は、アフィリエイト広告掲載メディアといえばSEOでの集客が主流でした。しかし、近年ではメディアの種類が増えたことで、集客方法が多様化しています。

アフィリエイト広告掲載メディア

出典：目では見えにくいアフィリエイトの魅力第三者訴求がもたらす効果

アフィリエイト広告掲載メディアで実現できるアプローチには、次のようなものがあります。

・商品を知らない人へ、認知度を上げるアプローチ

新たな商品やブランドなどで販売実績がない場合は、まず認知してもらう必要があります。アフィリエイト広告の出稿で認知度が高まることで、商品名での検索やユーザーの口コミが増え、マーケティング施策を展開しやすくなります。

商品を知らない人に対して認知度を上げるためには、大規模メディアやポイントサイト、ブログ、SNSなどへのアフィリエイト広告出稿が効果的です。

・検討をしている人へ、再検討を促すアプローチ

商品を認知し、一度販売ページにアクセスしたあと、一旦離脱してさらに情報を吟味するユーザーも一定数存在します。

比較・ランキングサイトや、口コミ・評判サイトにアフィリエイト広告を出稿することで、そのようなユーザーに対して第三者視点からの情報を提供し、再検討を促すことが可能です。

・情報を収集している人へ、比較軸を示すアプローチ

比較・ランキングサイトや、口コミ・評判サイトには、情報収集をしているユーザーに比較軸を示す効果もあります。

競合他社の広告配信をきっかけとしたCV獲得

出典：目では見えにくいアフィリエイトの魅力第三者訴求がもたらす効果

競合他社の広告出稿が増えたタイミングなどで、該当する商品・サービスについて情報収集をしているユーザーが増えると、比較・ランキングサイトなどへアクセスが集まります。それらのサイトに自社のアフィリエイト広告が掲載されていると、他社の商品を検討しているユーザーに第三者視点での比較軸を提示し、コンバージョンを獲得できる可能性があります。

このように、アフィリエイト広告を活用すると幅広いユーザーにリーチし、コンバージョンにつなげることが可能です。

アフィリエイト広告での収集データはプロモーションにも活用可能

広告主としてアフィリエイト広告を利用すると、紹介によるコンバージョン獲得だけでなく、プロモーション施策の改善にもつながります。

ユーザーデータを分析しプロモーションを改善

出典：目では見えにくいアフィリエイトの魅力第三者訴求がもたらす効果

広告主は、提携しているアフィリエイト広告掲載メディアや、広告素材ごとのクリック数やコンバージョン数などのデータを確認することが可能です。データを分析することで、どのようなユーザーからのアクセスが多いか、どのような訴求が効果的かという知見が得られます。

例えば、「40代～50代がターゲットの商品が20代～30代向けのメディアからも売れている」、「想定していなかった用途での訴求でコンバージョンが発生している」といった気付きを得られる場合があります。データをもとにランディングページを改善することで、さらに多くのコンバージョンを獲得することが可能です。

アフィリエイト広告の出稿で成果が出やすい企業の特徴

アフィリエイト広告は、BtoC、BtoBを問わずさまざまな企業に利用されています。その中でも、特に成果が出やすい企業の特徴は次の通りです。

高単価な商材を扱っている企業
リピート性の高い商材を扱っている企業
比較検討のニーズが高い商材を扱っている企業

高単価な商材を扱っている企業

一般的に、高単価な商品・サービスを扱っている企業は、アフィリエイト広告で成果が出やすい傾向があります。高単価な商品・サービスでは、アフィリエイト広告の成果報酬額を高く設定することが可能です。そのため、アフィリエイト広告掲載メディア側にとってメリットが大きく、数多くの紹介が期待できます。

リピート性の高い商材を扱っている企業

化粧品やサブスクリプションサービス、SaaSなど、リピート購入や継続課金を前提とした商材を扱っている場合も、アフィリエイト広告が有効です。リピート性の高い商材では、1回あたりの購入単価が低くてもLTVが高くなるため、成果報酬額を高く設定できます。高単価な商材と同様に、有利な条件を提示して広告掲載メディアへのアピールが可能です。