多言語対応UI/UXデザインのポイント

日本と海外ではWebサイトのデザイン的趣向が異なります。日本では、トップページに情報を盛り込み、文字多めのデザインが主流です。しかし海外サイトは、すっきりしたデザインで画像が多めです。

スターバックスコーヒーのサイトを見ると違いがよくわかります。

【日本版スターバックスコーヒー】

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引用:スターバックス コーヒー ジャパン

【英語版スターバックスコーヒー】

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引用:スターバックスコーヒージャパン
(※スマートフォンからは閲覧できません)

日本向けサイトのイメージでデザインすると、外国人には敬遠されてしまう可能性もあるでしょう。

多言語対応のWebサイトのポイント

多言語対応のWebサイトを制作するときは、以下のポイントを押さえたUI/UXデザインにしてみましょう。

・画像を多用し、大きめに表示する
・色をたくさん使わない
・英語の場合、見出しをすべて大文字にしない

英語圏では、「すべて大文字(FERRETなど)」表記は注意書きや目立たせたい際に使われています。見出しで使うときは、大文字と小文字を合わせて表記するようにしましょう。

また、簡単に日本語サイトを翻訳してくれるツールもあるので活用してみても良いでしょう。

参考:
手間なく低コストで実装可能!ホームページの多言語化ツール7選

まとめ:多言語化は外国人目線のUI/UXデザインで

2020年に向けてWebサイトの多言語化をすすめるには、まず外国人の趣向を知ることが大切です。そのためには、文字の多い日本的なデザインではなく、画像を効果的に使うよう意識してみましょう。

冒頭で述べた「銭湯」の事例のように、外国人目線のUI/UXデザインを取り入れて、外国人に伝わりやすいサイト作成を目指していってください。