【SNSマーケティング特集(後編)】「SNS起点でバズが生まれるワケではない」マーケターがSNSプロモーションに取り組む際の仕掛け作りとは? #これからのSNSマーケ
みなさんこんにちは。サポートチームのためのフォーム作成ツール「formrun(フォームラン)」のプロダクトオーナーを務めている甲斐と申します。
SNSマーケティングを支援する4社合同で開催された「20代マーケターが本音で語る!今とこれからのSNSマーケティングについて」をテーマとしたトークセッションレポート。
前編記事では、インフルエンサーマーケティングを取り巻く「フォロワーの巻き込み方」と「インフルエンサーの定義」を中心に話を展開しておりました。
【SNSマーケティング特集(前編)】中国に比べて「3年遅れ」と言われている日本のインフルエンサーマーケティングの現状とは? #これからのSNSマーケ
後編は、「SNSプロモーション」を話の軸とし、マーケターが仕掛けを施すためのマインドセットについての話が展開されました。
※登壇者・パネラーの詳細につきましては、前編記事よりご覧ください。
オフライン施策に力を入れ始めた各社の取り組み
金濱 氏:
SNSマーケティングへの取り組み方は、もちろんのこと商材によって異なりますよね。
低関与商材の場合は、衝動買いも発生しやすいので、単純な考え方ですがリーチが大事になります。数を取れる施策を行う必要があります。
それに加えて、高関与商材や耐久消費財を取り扱っている場合は、「実際に買っている人の推奨の質」を担保することが大切です。最近は、既存顧客の生の声を見込み顧客に伝える場として、高関与商材のブランドでもコミュニティ施策に力を入れている企業が増えてきています。
福間 氏:
SNSにおけるプロモーションについて。バズを起こすための、ハッシュタグ投稿キャンペーンやリツイートキャンペーンの話に移しましょうか。
SNSマーケティングを支援している会社では、「とりあえずバズる企画をお願いします!」とか、「SNSで◯◯の認知を広げたいです」と、事業者や代理店の方からオーダーされるケースは少なくないと思います。
ただ、SNSでバズる施策って、必ずしも起点がSNSとは限らないと思うんですよね。
*OOH(Out of Home)*と呼ばれる駅の看板広告などを始めとした施策から、SNSでバズを起こすケースは最近増えてきていると思います。
一番最近だと、「FLOWFUSHI(フローフシ)」さんの看板広告がバズを起こしましたよね。
それも起点はSNSではなくて、リアルに存在する屋外広告が先に設置され、その後にバズが広まっていきました。
あとは、最近Hiphopアーティストのケンドリック・ラマーが日本で行なったプロモーション。霞ヶ関駅に、黒塗り文書を模した駅ナカ広告を展開して、物議を醸しましたよね。
これも結果的にはTwitterを始めとし、多くのクチコミを生んでいます。
ケンドリック・ラマーの黒塗り広告が突如、霞ヶ関駅&国会議事堂前駅に出現。
— CINRA.NET (@CINRANET) 2018年7月13日
日本の社会問題を彷彿させる「黒塗り文書」。フジロックでの来日を前に掲げられた強烈なメッセージ。担当者が企画意図を明かす。https://t.co/joHlXzqHXW
SNSでバズを起こした話題は、必ずしもSNSを起点にしたものではありません。SNSだけではなくて、全体のマーケティングを考えた中で施策を行わないと、うまくいかないと思っています。
金濱 氏:
最初の話にも繋がりますが、シェアラブル感をどう出していくかですよね、
受け手がリアクションを起こすための「余白の残し方」も大事になります。
他にも「Hi-STANDARD(ハイスタンダード)」というバンドが、新作アルバムの看板広告を出したのも記憶に新しいですよね。
彼らは新曲を出す前に、まずは楽譜だけの楽曲情報をデザインした看板を出しました。
そうすると、ギターが弾けるファンが、楽譜を読んで公式音源が出る前にSNS上で演奏音源をアップロードするんですよね。
これが、めちゃくちゃシェアされて、「一体どういう曲が出るんだ!?」という好奇心を惹きつけました。その余白を残す力を、自分も磨きたいと思っています。
Hi-STANDARD「THE GIFT」の巨大バンドスコアが駅構内に登場 https://t.co/wlesmU8r1F pic.twitter.com/xOiZWFpSMm
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2017年9月18日
小東 氏:
「マーケターがどこまで仕込みをするか?」はおもしろい視点ですよね。
「明治ザ・チョコレート」という商品が2017年に人気を集めたのですが、一般購買者がパッケージに創意工夫を凝らしたことがバズを生みました。
その背景には、Twitterで「お絵かきクラスタ」と呼ばれる人たちがキャラクターの絵を描いて写真を載せたり、Instagramでパッケージの綺麗な部分を切り取ってアクセサリーを投稿したりする姿がありました。
そうした形でSNS上の露出が増えてクチコミも生まれる。そして「この商品は何だ?」疑問に持った人が増え、Googleで検索する人も増えた。
商品パッケージの提案であったり、店内ポップの工夫であったり、こういう部分までマーケターが提案できれば良いなと思っています。
ぎゅうぎゅう詰めシリーズ。
— きゃらきゃらマキアート (@ccmakiart) 2017年6月26日
左下のピンクのはおこじょです。#明治ザチョコレート#明治ザチョコアート pic.twitter.com/KjfR8KusvQ
金濱 氏:
「明治ザ・チョコレート」で良かったのは、そうした「お絵かきクラスタ」の流れに乗るために、事業者サイドが、絵をかいてインスタで投稿してもらうためのプロモーションをすぐ仕掛けたことですよね。
おそらくそうした流れって、当初は想定していなかったと思うんです。それだけに、SNSで巻き起こった動きへ機敏に反応できるってすごいですよね。
コミュニティが盛り上がっているときに適したプロモーションを行なったのは、凄く良かったと思います。
福間 氏:
そうしたプロモーションの一環でインフルエンサーを活用するケースもあると思うのですが、事務所視点ではいかがでしょうか?
戸高 氏:
もちろんインフルエンサーを活用するケースも多々あるのですが、「インフルエンサーを使えば売れる」という訳ではありません。
商材とインフルエンサーと相性が良かった結果、売上の増加につながる。
そのため、インフルエンサーにお金を投資するのであれば、商品開発の部分からインフルエンサーに入ってもらって、そもそも魅力的な商品を作るところから始めた方が良い場合もあります。
昔はペイドコンテンツを作ることが売上増加のためには必要だったと思いますが、今は良い商品であれば、クチコミで広がりやすい時代になったと思います。
認知獲得や購買意欲の喚起を考える前に、インフルエンサーも交えて商品自体にフォーカスするような動きも大切ですね。
- フォーム
- フォームとは、もともと「形」「書式」「伝票」などの意味を持つ英単語です。インターネットの分野では、パソコンの操作画面におけるユーザーからの入力を受け付ける部分を指します。企業のホームページでは、入力フォームが設置されていることが多いようです。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- セッション
- Googleアナリティクスは、ホームページに適切に組み込めばアクセス状況を把握できる便利なサービスです。Googleが無料で提供しており、日本でも大手企業や金融機関、政府など、その利用のシェアを広げています。そこで、もっとも基本的な単位がセッションです。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- キャンペーン
- キャンペーンとは、インターネット上のサイトにおいて、ファン数を増やし、購買行動を促すためにおこなう懸賞キャンペーンなどのマーケティング活動のことです。キャンペーンにはファン数を増やすだけでなく、ファン獲得以上のリアル店舗の来店者数を増やす、資料請求者を増やす、実際の購買を増やすなどの目的があります。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- 広告
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- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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