みなさんが日々接触する広告には様々なものがあります。インターネット上の広告だけではなく、通勤時に見る交通広告も印象に残っているものが多いのではないでしょうか。電車の中吊り広告や窓上のポスター、タクシーの車内広告など、交通広告の中でも動画マーケティングが広がっています。

今回は動画マーケティング会社プルークスが、交通広告に焦点当てた動画の利用について解説します。

交通広告と動画の相性

社会人や学生は、毎日ほぼ同じ時間帯に同じ交通機関を利用することが多いでしょう。電車やバス、タクシーなどに掲示される交通広告は、他のメディアと比べても日常の中で自然と目に入る「強制視認性」が高く、反復訴求できます。

交通機関に乗車している間は、自由に身動きできないため、受動的に情報を受け取りやすい状態です。その環境で、動画を活用することにより、静止画で訴求する以上のさらなる効果が見込めるのです。

JR東日本企画の調査によると、電車内広告で動画を流した場合では中吊り広告などの他メディアに比べ、広告関心度・購入意向喚起度が高くなっていることがわかります。

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引用:
交通広告のポジショニングと広告効果|ジェイアール東日本企画

ターゲットと出稿メディアの選定が重要

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それでは交通広告に動画を活用する場合に、どのようなターゲットを意識し、チャンネルを利用すればよいのでしょうか。

一口に交通広告といっても「電車」「バス」「タクシー」など様々な交通機関があり、自社がターゲットとする層がよく利用する交通機関は何なのか、さらには「どの路線やエリアに多くいるのか」というところまで絞って配信することで、初めて視聴者の態度変容が期待できます。

そういった点も意識しつつ、様々な交通広告の事例を見ていきましょう。

受験生ターゲット×トレインチャンネル

こちらは弊社プルークスで制作した、武蔵大学様のプロモーション用動画です。

受験生をターゲットとして、入試情報サイトにある「ゼミの武蔵」というイメージと統一した訴求を実施。また、武蔵大学は新宿や渋谷、池袋などのターミナル駅から20分以内という乗車時間から電車を使って校舎を訪れる受験生が多いことが特徴でした。

そのため、駅のサイネージなど電子広告での放映のほか、10代が利用するSNSでも配信し、受験生向けサイトの送客をこれまでの1.5倍に伸ばすことに成功しました。

さらに、大学近郊の沿線・学校説明会を行う会場に近い駅のサイネージで放映するなど、徹底したターゲティングにより、オープンキャンパスへの来場数もここ数年で最も多い結果となりました。

作成した動画は、駅のサイネージなどの電子広告では音声なしで再生することが多いことが特徴です。そのため、大学生活の入学から卒業までの流れをアニメーションと実写で組み合わせて表現し、視覚的にも印象に残りやすいデザインとテンポの良さを意識した動画に仕上げました。

経営者ターゲット×タクシー広告

こちらも弊社プルークスで制作した、freee株式会社様の経営管理ツールのプロモーション用動画です。

freeeの提供するツールは経営・人事労務担当者をターゲットとしているものが多かったのですが、このツールのターゲットは経営者です。これまでとは異なる層へのブランディング施策として、SNS広告とタクシー車内でのプロモーションを開始しました。

タクシーという空間は目の前のモニターとも近く、電車以上に閉鎖的な空間です。それに加え、今回のターゲット層である経営層はよくタクシーを利用します。自分ゴト化するための描写を動画内で行い、「その意思決定にデータの力を」というコミュニケーションキーワードを設定することで、経営者層へのブランディングを企画しました。

まとめ:スマホと連携する交通広告の未来

交通広告への動画採用件数の加速に伴い、交通機関へのデジタルサイネージの導入も進んでいます。富士キメラ総研の調査によると、国内のデジタルサイネージ市場は今後も右肩上がりで拡大することが予測されています。

山手線では既に、ドア上のトレインチャンネルだけでなく、座席上の3面サイネージの並んだ「窓上チャンネル」、車両端ドア上の「サイドチャンネル」と新しいサイネージを搭載した車両が導入されました。

交通広告に接触する視聴者は、スマホを使いながら視聴することが多いと考えられます。おそらく今後は、スマホと連携した動画広告なども出てくるのではないでしょうか。

強制視認性が高く、反復訴求を行うことができる交通広告。新たなユーザー層の獲得を検討している企業は、活用をしてみてもよいでしょう。