【事実6】専門業者の運用手数料は20%。小額の場合は3~10万の固定費を求められることも

リスティング広告を専門としている業者も数多くあります。そのような業者にリスティング広告を任せることもできます。
ただし、その場合、一般的にクリック単価に手数料を20%上乗せした金額を請求されます。

また広告費が小額な場合には、クリック単価の手数料も小さくなるため、月額固定費を請求されるケースも多くあります。
また小額だと固定費を請求しても運用のコストを考えると効率が悪いため、月額広告費が100万円未満はお断りという業者も複数あります。

【事実7】現在も数万社が実施中。「雑誌広告+ラジオ広告」以上の広告費がリスティング広告に投下されている。

ここまで読み進めて「そう簡単ではなさそうだ」と思われたのではないでしょうか。
しかし、それでもリスティング広告はあらゆる広告手法の中で、最も費用対効果の良い広告と言われており、国内でも数万社が実施中と言われています。

「知識もない、お金もない、人手も足りてない」中小・ベンチャー企業だったとしても、限りある広告費を投じる先としてリスティング広告が有力候補であることは変わりません。

事実、Webを活用してビジネスをしている企業の大半はリスティング広告を今も継続的に実施しています。その理由は「確実に効果が出て、儲かるから」です。

電通が推定した2014年の日本の広告費によれば、インターネット広告費1兆519億円のうち、リスティング広告を中心とした運用型広告費は5106億円となっています。
ちなみに、テレビが1兆8347億円、新聞広告費が6057億円、雑誌広告費が2500億円、ラジオ広告費が1272億円ですので、「雑誌広告+ラジオ広告」以上の広告費がリスティング広告に投下されている計算になります。

引用元:(電通 2014年日本の広告費

「知識もない、お金もない、人手も足りてない」中小・ベンチャー企業がリスティング広告で効果を出すには?

では、一般的に「知識もない、お金もない、人手も足りてない」という現実のある中小・ベンチャー企業は、どのようにリスティング広告に取り組めば効果が出せるのでしょうか。

ここでは大事なポイントを3つほど挙げたいと思います。

1)独自の強みを明確にして、勝てるキーワードを中心に実施する。

具体的には、福井県のごま豆腐屋さんの場合、「イチゴ味のごま豆腐」を強みにする、というようなことです。
実際に「ごま豆腐 イチゴ味」には現時点では競合が誰もいないため、安価に独占的に広告枠から誘導することができます。
また「ごま豆腐 通販」という検索結果においてもイチゴ味を訴求すれば強い独自性があるため、普通のごま豆腐では満足できないわがままな消費者を惹きつけることができるかもしれません。
「イチゴ味のごま豆腐」というのは極端な例ですが、自社の独自の強みを明確にして勝てるキーワードで勝負することができれば、(実際にその強みが消費者に受け入れられるものであれば)リスティング広告で効果を出すことは簡単になります。

2)「その場限り」で勝負せず、「長いお付き合い」を念頭にした全体設計

1回の広告で利益を出そうとせず、初回購入で商品・サービスの魅力を伝え、複数回の購入を念頭において全体設計をすることは欠かせません。「お試しセット」のように最初に購入するハードルを下げるなどの作戦も必要になって来るでしょう。

過去の売上実績や顧客の購買履歴からどの程度リピートしてもらえるのかを踏まえ、全体像を先に設計してからリスティング広告にましょう。

3)仮説を持って取り組み、数値で検証しながら改善しつづける。

リスティング広告は「いくら使って、何回クリックされて、何回購入されたか」全て数字で把握することができます。
事前に仮説を持ち、数字を元に検証をしながら、改善し続けることで効果を上げていくことができます。
この点が新聞やチラシのように「出したら終わり」の広告との大きな違いです。

他にもポイントはありますが、まずはこの3つのポイントを押さえるとリスティング広告の成功はグッと近づきます。

なお、リスティング広告初心者向けの無料ガイドブックでは、「知識もない、お金もない、人手も足りてない」中小・ベンチャー企業でもリスティング広告で効果を出す方法について60ページに渡り丁寧に解説しています。
無料でダウンロードできますので、興味のある方は参考にしてみてください。

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