伸び悩むWebサイトを育てる!「サイト育成」の6ステップを解説
「自社サイトやWebショップの効果が思わしくない」
そんなとき、あなたはどのような施策を考えますか?
「Webサイトの効果が悪いなら、サイトをリニューアルしよう!」
そう考える方がいるかもしれません。
しかし、Webサイトの効果が悪い原因を突き止めないままリニューアルをしても、改善されるとは限りません。
工数と予算をかけたのに、もっと効果が悪くなるという可能性もあります。
そんな事態はなんとしても避けたいもの。
そのような場合、私たちがWebサイト担当者におすすめしたいのは「サイト育成」です。サイト育成とは、既存サイトの弱点を探り当て、少しずつ改善するサイクルを繰り返すことで、サイトの効果をアップしていくこと。
この記事では、サイト育成の6つのステップを紹介していきます。
サイト育成の6つのステップとは
サイト育成は、以下の6つのステップを踏んでいきます。
1.サイトの弱点を見つける
2.改善すべきページを把握する
3.デザイン・コンテンツ制作
4.施策の更新
5.集客および販促
6.効果の検証
それぞれの工程について、詳しく解説していきます。
1.サイトの弱点を見つける
サイト育成で最初にやるべきことは、サイトの弱点を見つけ出すことです。
弱点が見つかれば、「Webサイトをどう改善すべきか」という糸口も見つかります。
弱点を見つけるために必要なのは、「Googleアナリティクスなどの分析ツールを使用し、サイトのアクセスデータをチェックすること」です。
分析ツールと聞くと、アナリストのような専門家が使用するイメージがあるかもしれません。しかし実は、基礎的なデータの確認なら専門家でなくても可能です。
Webサイトの特徴(物販、資料請求、会員登録)により、重点的に確認したほうがよいポイントは異なりますが、主に以下の数値をチェックしていきます。
・売上
・PV数
・1人あたりPV数
・セッション数
・平均セッション時間
・uu数
・CV数
・CVR
・客単価
・直帰率
・Top直帰率
・新規セッション率
数値を見ることで、どこが弱点となっているのかが明確になるでしょう。
2.改善すべきページを把握する
解析ツールで弱点を確認できたら、具体的な改善策を考えます。
例えば、月間1万人が訪問しているWebサイトの直帰率が80%だとしたら、8,000人はそのページだけを見ただけで去っているということです。直帰率の平均はWebサイトの種類によって変わりますのでこの数値が一概に高いとは言い切れませんが、多くのユーザーがWebサイトを訪問しただけで成果に繋がっていないことがわかります。
それでは直帰率を弱点と考えた場合、どのような手順で改善策を練っていけばよいのでしょうか。
まずは具体的に「どのページで去る人が多いか」を、以下の手順でチェックしましょう。
・Googleアナリティクスのユーザーサマリーを開き、サイト全体の直帰率を確認
・行動からサイトコンテンツのすべてのページをチェックし、流入の多い上位10ページのうち、直帰率が高いページを確認する
流入が多いけれども直帰率が高いのはどのページなのかを、具体的な改善策を考えていきます。
さらにもう一つ、改善を優先すべきページがあります。それは売上に繋がっているけれど直帰率が高いページです。
流入や売上が多いページを少しずつ改善して効果がアップすれば、売上アップにも貢献しやすいでしょう。
弱点になっているページがどのページなのかを確認し、改善策を考えていきましょう。
3.デザイン・コンテンツ制作
改善するページが定まったら、現在のデザインやコンテンツをじっくりチェックします。
「具体的に、どんなデザインやコンテンツに変更すれば効果がアップするのか?」という質問をいただくことが多いのですが、デザインやコンテンツの改善案の正解はひとつではありません。
そのため、「ここは改善したほうがいいかもしれない」と思った箇所は、すべて改善を試みましょう。
そして、デザインやコンテンツの準備に時間をかけてしまいがちですが、準備に何ヶ月も時間を費やしてしまうと、サイト育成はスムーズに進みません。
大がかりな施策を考えて、なかなか実行に移せないよりは、小さな改善案をスピーディーに進めていくことをおすすめします。
4.施策の更新
改善案の準備ができたら、スピーディーかつタイムリーに更新や改善を反映していきましょう。
この時に気をつけるべきことは、改善の施策を同時にいくつも進めないことです。同時に進めてしまうと、効果に影響があった場合、どの施策が有効だったのか検証できなくなってしまうからです。
スピーディーに進めつつも、一つ一つの施策の効果を確認できるようにしてください。
5.集客および販促
Webサイトに改善施策を反映したら、できるだけWebサイトへ集客できるような施策を打ってみましょう。なぜなら、Webサイトの訪問者が少ないと、効果がアップしたときに施策によるものか、誤差の範囲なのか判断が難しいからです。
例えば、ユーザーが1,000人ほどのWebサイトの場合、直帰率が2%改善したら20人の歩留まりアップ、CV率が1%アップしたら商品やサービスの購入が10増えるなど、効果の絶対数が少ないために判断が難しい場合があります。
そのため、Web広告の出稿や、メルマガで既存顧客を集客するなどして、新しくなったWebサイトを多くのユーザーに見てもらいましょう。
6.効果の検証
サイト育成の最後の要となるのは、効果をきちんと検証することです。
なんとなくユーザーが増えた気がする、CVが増えた気がするなどの感覚値ではなく、きちんと数値で効果を測りましょう。
月間5,000人以上が訪問するWebサイトなら効果検証の期間は1週間ほどあれば十分ですし、規模の小さいサイトでも2週間くらいほど計測できれば問題ありません。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- Webサイト
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- サイクル
- サイクルとは、スタートしてゴール、そしてまたスタートと、グルグルと循環して機能する状態のことを言います。まわりまわって巡っていく、といった循環機構をさすことが多いです。水の循環サイクルというように、実は繰り返しになってしまう使われ方もすることもしばし。また、自転車に関する事柄として、サイクルスポーツなどという使われ方をされることもあります。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
- Webサイト
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- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
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- ページ
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- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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- Webサイト
- Webサイトとは、インターネットの標準的な情報提供システムであるWWW(ワールドワイドウェブ)で公開される、Webページ(インターネット上にある1ページ1ページ)の集まりのことです。
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- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- メルマガ
- メルマガとは、電子メールにて発信者が、情報を配信する手法の一つで、『メールマガジン』の略です。 一部有料のものもありますが、多くのメルマガは購読も配信も無料で行っています。
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