多くの企業がコンテンツマーケティングを採用する中、製品PR・人材採用・広報などさまざまなジャンルのオウンドメディアが立ち上がっていますが、中長期で継続できているメディアはわずか。記事ノルマを設けて真面目に記事を書いているが読者がなかなか増えない、SNS広告に記事を出すがリーチが伸びない等、読者が定着せずフェードアウトしてしまうメディアは数多くあります。

本当に興味のある一握りの読者に企業が伝えたいメッセージだけを発信することが目的であれば、PVや読者数はあまり気にしなくてもよいかもしれません。しかし、多くのメディアはその存在を知ってもらいファンを増やし多くの人に読まれるメディア運営が求められていると思います。

メディア認知には、より広い読者にリーチし新規読者を獲得できる記事を用意しておく必要があります。このような記事を作る際に意識しておくのは、「読ませるより見せる」という点です。

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ゼロからわかる オウンドメディア 立ち上げガイド

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「読ませる」より「見せる」を意識したタイトル

電車の中やお昼休憩の時間など限られた時間に読まれることの多いウェブメディアでは、多くの情報から皆さんのメディアを選んで読んでもらうために、一瞬で記事のタイトルが目に入るよう意識しましょう。

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人間が一度に知覚できる文字数は9~13文字

日本最大級のポータルサイト「Yahoo!」の中央にあるニュースのタイトルテキストが9~13文字以内でつけられているのを知っていますか。人間が一度に知覚できる範囲は9~13文字と言われています。映画の字幕も1秒間に4文字以内と決まっていて、1行でも最大28文字以内が原則とされています。

参考:
【字幕翻訳】 字数制限

とはいえ、13文字以内でタイトルを簡潔させるのは難しいので、*13文字以内で句読点をつけ、タイトル全体が30文字前後になるよう調整します。*また、読みにくいタイトルは声に出して読んだ時も読みにくい傾向があります。一度声に出して語感も意識してみてください。

読みにくい漢字はひらがなにする

通常使わない漢字や、複数の読み方や意味のある漢字の場合はひらがなにします。読者の混乱を防ぐだけでなく、ひらがなに開くことで文章そのものをライトで読みやすい印象にするので、初めてメディアを訪れる読者を増やす点でも効果的です。