Webでのお客様対応にチャットボットを活用する企業が増えました。
ニーズが高まっているため、チャットボットの種類も増え、性能もブラッシュアップされています。

これからチャットボットの導入を考えている企業は、多くの種類の中からどれを選べばいいのか迷いますよね。
今回はチャットボットの種類や機能などについてまとめました。

チャットボットとは

「チャットボット」とは、「チャット」と「ボット」を組み合わせた言葉で、人間が話しかけることでAIが自動で返答してくれる会話ロボットのことです。代表的なのはSiriやAlexa、女子高生AIりんななどが挙げられます。

shutterstock_1118098829.jpg

Webサイトや公式LINEなどにチャットボットを設置しておくことで、お客様からのお問い合わせに対し言語学習をしたAIが返答をしてくれます。

レストランやホテルの予約、お客様の疑問解決などのサポート業務から、公式キャラクターと会話をしてファン化を促進するエンゲージメント向上施策にまで、幅広く利用されています。

チャットボットのメリット

業務効率化

ユーザーからのお問い合わせや予約など一つ一つスタッフが対応していたものが、チャットボットを導入することでAIが対応してくれるようになります。
カスタマーサポートを効率的に行えるようになるため、スタッフに他の仕事を任せることもでき、人件費を削減することも可能です。

ユーザーとの接点が増える

導入前はホームページ訪問者やメッセージアプリ利用者に企業から情報を提供する一方通行でした。
導入することでユーザーとの接点を増やすことができます。
ユーザーからの発言でニーズを見つけてビジネスに反映させたり、お問い合わせでわざわざ電話する気恥ずかしさをなくしたりできるのです。

検索疲れの抑制

ユーザーが企業や製品について気になる点があったときの行動として、Q&Aや口コミなどを検索しますが、情報量が多すぎて検索疲れを起こしてしまうこともよくあります。
チャットボットでユーザーが気になったことをAIに投げかければ、すぐにその回答が返ってくるため、検索疲れの抑制、さらにユーザー離れを防ぐことができるでしょう。

関連記事:
チャットボットとは?絶対に押さえておきたいチャットボットの3つのメリットと6社の事例を徹底解説

チャットボットを導入するには

チャットボットを企業サイトやメッセージアプリに導入するには、自社でチャットボットを開発する方法と、既存のチャットボットサービスを利用する方法があります。

自社で開発するのはエンジニアが必要でハードルが高いという場合でも、既存のチャットボットサービスを利用すればすぐに導入が可能です。
さまざまな種類のチャットボットサービスがあるので比較検討してみると良いでしょう。

豊富なカスタマイズができるチャットボット

Rebot

rebot.png

基本的な返答パターンを備えたうえで、ステータスを把握してユーザーごとに適切な対応ができるチャットボットです。
条件を指定すればすぐにオペレーターにつなげて細やかなサポートを行ったり、過去の返答パターンを保存してシナリオ化したりすることもできます。

Rebot

チャットディーラー

chatdealer.png

フローチャート式でシナリオを作成できるチャットボットです。
数桁のコードを貼り付けるだけで簡単に設置でき、すぐにユーザーへの対応を開始できます。
よく使われる返答やユーザーの離脱ポイントなどが確認できるレポートもあり、シナリオのブラッシュアップも可能です。

チャットディーラー