未来のPRパーソンに向けてメッセージ

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ferret:
これから広報・PRを目指す人のために、今からしておくと良いことを教えてください。

本田氏:
本で勉強したり、御社の記事などを含むさまざまな情報に触れたりすることは当然大事です。しかしPRは世の中で起きていることなので、世間を常に意識する。言ってみれば「世の中視点」が1番勉強になります。

広告のキャンパスは出稿枠の中のみです。もちろん広告が話題になれば、社会現象を巻き起こすこともできますが……。その点PRは最初から、描くキャンバスは世の中です。だからメディア・リレーションにこだわる必要もありません。

1つアドバイスをするとしたら、世の中で話題になっていることの裏側に目を向ける「癖」を付けるといいです。「すごいな」で終わらせずに、必ず何らかの事象には仕掛け人がいると思うわけです。考えるコツはそれによって儲かるのは誰かを考えること。もちろん実際にそんな仕掛け人などいない場合の方が多いでしょう。でもそうやって妄想する癖をつけることが大事なのです。ただ、あまりやりすぎると病気になりますから、ほどほどに(笑)。

ferret:
表を歩けなくなってしまいますね、気になって(笑)。

本田氏:
世の中の事象の裏側を、「3段構造」ぐらいで考えられるようになったら、結構PR力がついてきていると思います。PRの立案とは、そういうことなのです。それを意図的に仕掛けていく。知的好奇心が高い人に向いています。あと何かを仕掛けるわけですから、「やまっけ」が必要。遠慮がちではだめなんですよ。どうせやるんだったらブームになるぐらいまでやろうと。そういう貪欲さが必要です。