Instagramは日本国内における月間アクティブユーザー(MAU)数が2018年9月時点で2,900万となり、利用者数が増えている注目のSNSのひとつです。とくに若年層の女性に与える影響は大きいSNSですが、実際のユーザーはどのような行動をとっているのでしょうか。

オプトグループのクロスフィニティによる年代別のInstagramの「ストーリーズ」閲覧状況と閲覧後行動の調査から、10代女性のインスタユーザーの5割は、ストーリーズを長く視聴していることがわかりました。

参考:
【Instagram行動調査】コアユーザーの約60%は購入検討で「保存」した経験あり!購入に至るまでのストーリーとは? | CroJa(クロジャ) - Web施策に役立つ情報配信サイト

10代はタイムラインよりもストリーズ

「タイムライン(フォローしている人の投稿)とストーリーズの閲覧時間で、最も当てはまるものを1つ選択してください。」の質問に対し、10代の40%が「ストーリーズを見ている時間が断然多い」と回答しました。さらに「どちらかと言うとストーリーズを見ている時間が多い」との回答が10%ほどあり、全体の約50%以上がタイムラインよりストーリーズを多く見ていると回答したことになります。

「ストーリーズを見る時の行動で、最も当てはまるものは?」という質問では、以下の2項目で全体の75%以上を占めていました。

・タイムラインの上部に出てくるものを順番にじっくり見ていく:39.2%
・タイムラインの上部に出てくるものを適当に流し見て、気になる投稿のみじっくり見ていく:36.7%

大半のユーザーが、タイムラインの上部に出てくるアイコンからストーリーズを見ていることがわかります。

ストーリーズに対してのアクションは?

「ストーリーズを見ている時、どのようなアクションを取ることが多いですか?」の質問に対しては、「見ているだけでアクションしたことはない」ユーザーが約半数ということがわかりました。コメントをしたり、リンクを開いたりなど積極的なアクションはせず、受動的にストーリーズを受容しているようです。

年代別でみると10代は「スクリーンショットする」が全体の倍で約30%と、他の年代に比べてアクションをしていますストーリーズは、24時間で自動で消えるショートムービー機能なので、あとで見返すためにスクリーンショットを撮っていると考えられます。ほかにはアンケートに答えるなど閲覧しているストーリーズの内容にもよりますが、10代は他の年代と比べ何かしらのアクションをとりやすい傾向にあることがわかりました。

ストーリーズでは購入されにくい

「ストーリーズを見たことがきっかけで、商品の購入または購入検討をしたことはありますか?」という質問に対しては、「購入も検討もしたことはない」と回答したユーザーが約60%となりました。投稿内容によって異なる可能性も高いですが、現時点でのショッピング機能の活用や購買意欲を高める施策にはタイムライン(フィード)投稿が向いていると言えます。

このようにタイムラインとストーリーズではユーザーの行動が変わります。この特性を生かして、Instagramを活用していくのが一つの鍵となりそうです。

調査概要

調査主体:クロスフィニティ株式会社
調査内容:Instagramの利用について
調査地域:全国・調査対象者:16歳から49歳の女性
調査方法:インターネット調査
調査機関:スマートフォン特化型リサーチサービス「スマートアンサー」を通じて調査
調査期間:2018年12月25日(火)
有効回答数:555サンプル(10代:138s、20代:139s、30代:139s、40代:139s)