トラブルシューティング:マクロが動かないとき

定型的な作業を自動化してくれるマクロ。Excel内でマクロが動かない場合は、WindowsとMacとの操作方法の違いが原因かもしれません。以下の方法を試してみましょう。

変数の宣言をする

ループ処理をするときなど、WindowsではDimで変数の宣言をしなくても使えることがあります。しかしMacでははじめに変数の宣言が必要となるため、まずは宣言がされているかどうか確認しましょう。

ファイルパスの指定方法を確認する

Windowsは階層を区切るのに「\」を使いますが、Macでは「:」を使います。ファイルパスが「ユーザー名\Desktop\ファイル名」のようになっていたら、すべて「:」に置換しましょう。

トラブルシューティング:文字化けしているとき

Excelで文字化けが起きた場合、以下の方法で改善できる可能性があります。

セーフモードで起動する

セーフモードでMacを起動すると、フォントキャッシュが削除されて文字化けが解消されることがあります。セーフモードにするには、*Macを再起動してすぐに「shift」キーを押し、ログインウィンドウが表示されるまでずっと押し続けます。*セーフモードを終了する場合は、そのまま再起動をするだけで大丈夫です。

CSVファイルで文字化けした場合

CSVファイルを開いたときに文字化けする場合は、CSVファイルを右クリックして「このアプリケーションで開く > テキストエディット」をクリックし、開いたファイルを複製します。

そして複製したファイルを保存するときに、名前を「(任意のファイル名).csv」に変更し、「標準テキストのエンコーディング」から「日本語(Shift JIS)」を選択します。ファイルを無事保存したら、文字化けが解消されているか確認しましょう。

まとめ

Office製品の方が操作に慣れている、またはファイルのやり取りをスムーズにしたいなどの理由で、MacでもWordやExcelなどを利用したいという需要は多くあります。

しかし、Office製品はもともとWindows向けに開発されたものであるため、どうしてもMacでは勝手が違うことがあります。

そんなときは、本記事でご紹介したショートカットキーやトラブルシューティングなどを参考に、Office製品を使いこなしてくださいね。

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