2019年5月1日に年号が「令和」に代わり、様々なキャンペーンが行われましたね。

参考:ついに令和時代に突入!令和に入って行われたキャンペーンまとめ

そして12月には年に1度の大イベント「クリスマス」がやってきます。今年は令和になって初めてのクリスマス。気合いの入ったキャンペーンが開催されることが予想されます。

今回はすでに2019年のクリスマスキャンペーンを始めている企業とその注目の内容を取り上げました。まだキャンペーンを考えていない人はぜひ参考にしてみてください。

令和最初のクリスマスキャンペーン開始

トレンドに敏感な企業は、2019年のクリスマスシーズンに向けて動き始めています。

今年は*「令和最初」のクリスマスであること*、そして2020年にはオリンピックを控えていることから、例年以上に大きなキャンペーンが開催されるかもしれません。

そこで今回は、

・SNSを使ったキャンペーン
・来店型のキャンペーン
・毎年恒例のキャンペーン

の3つの視点から、特に注目のクリスマスキャンペーンを取り上げました。

SNSを使ったクリスマスキャンペーン

低コストですぐにスタートできるのがSNSキャンペーンです。ここでは日本人が馴染みのあるSNS、Instagram、Twitter、LINEで開催されているキャンペーンを紹介します。

株式会社ニトリ

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(画像引用:[「お、ねだん以上。」ニトリ公式アカウント|Instagram])

ニトリではInstagramを使って写真投稿キャンペーンを開催しています。ニトリの商品を使ったクリスマスデコレーションを投稿して、抽選でニトリ商品券2,000円分がもらえます。

このキャンペーンの締め切りは12月8日。「早いのでは?」と思うかもしれませんが、もらった商品券を使ってさらにクリスマスのアイテムを購入し、シーズン中にデコレーションをアップデートできるのを狙っているようです。

投稿の回数や枚数に制限はないため、何度も投稿してチャンスを上げるユーザーも出てくるでしょう。そうすることで指定のハッシュタグの投稿数が増え、ユーザー自身がニトリ商品のアピールをしてくれるのです。

こどもちゃれんじ(株式会社ベネッセコーポレーション)

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(画像引用:しまじろうからお手紙が届く!?クリスマスキャンペーン-しまじろうクラブ-

ベネッセでは、「しまじろうからお手紙が届く!?クリスマスキャンペーン」を開催。抽選で500名様にしまじろうからのお手紙が届き、子どもたちにサプライズプレゼントができるという内容です。

公式サイトからキャンペーンに応募するだけでも良いのですが、InstagramやTwitterに子どもが書いたしまじろうへのお手紙を投稿すると、追加プレゼントがもらえたり、当選率が3倍になったりという特典があります。

しまじろうから手書きのお返事が届けば、子どもたちは喜ぶこと間違いなし。子どもはもちろん、我が子を喜ばせたい親もうまくターゲットにしているキャンペーン事例だと言えます。

LINE株式会社

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(画像引用:[クリスマスカウントダウン-LINEオープンキャンペーン])

LINEではクリスマスまでの間に毎日出題されるクイズに回答することで、もれなくLINEポイントがもらえるというカウンドダウンキャンペーンを開催。クイズの内容もLINEに関することが多く、ブランド理解に繋げられます。

このキャンペーンの特徴は、ユーザーが楽しめる内容であるため離脱率が少ないことと、もらったLINEポイントを使ってLINEストアでの買い物に誘導できることです。

キャンペーンに参加したユーザーがタイムラインに投稿できるような機能をつけることで、ユーザー自身に告知を広めてもらうことも可能。LINEの機能をフル活用したキャンペーンになっています。

来店型のクリスマスキャンペーン

「売上を伸ばすために、来店してほしい」「ネットだけではユーザー体験が限定される」という企業は、これから紹介する来店型のクリスマスキャンペーンも参考にしてみましょう。

株式会社三越伊勢丹ホールディングス

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(画像引用:MERRY FUTURE クリスマスキャンペーン2019|三越伊勢丹

三越伊勢丹では、店舗に来店してもらうために様々なイベントを盛り込んだクリスマスキャンペーン「MERRY FUTURE」を11月13日より開催。

店内をクリスマス仕様にデコレーションするほか、クリスマス限定ギフトラッピング、コンサートの開催、名曲のプレイリストが楽しめるなど、クリスマスムードを楽しめます。

さらに、12月4日より自分の顔写真を使ったクリスマスムービーカードが作成できたり、各店舗で巨大なクリスマススノードームに入れたりなど、様々なイベントを時期をずらしながら開催。

そうすることで何度もお店に足を運んでもらうきっかけづくりができ、お客様も飽きることなく三越伊勢丹でのクリスマスを楽しめるのです。

毎年恒例のクリスマスキャンペーン

毎年新しいキャンペーンを考えるのが難しい場合、少しだけ内容を変えながら同じキャンペーンを開催するのもおすすめ。消費者はある程度のイメージをしつつも、「今年はどんなキャンペーンかな?」とワクワクする気持ちを膨らませてくれます。

スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社

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(画像引用:[スターバックス丸小皿-HOLIDAY PRESENT|スターバックスコーヒージャパン])

スターバックスは毎年このシーズンになると、ホリデー限定非売品アイテムをプレゼントしています。店頭やWebでクリスマスブレンドなどを購入すると先着順でもらえるのです。

毎年このプレゼントキャンペーンは開催されていますが、2017年はマスキングテープ、2018年はホリデーバンドと、プレゼントする品物を変えています。数量限定のため、人気の品物は即完売してしまうほどです。

さらに、店頭購入で貰える品物とWeb購入でもらえる品物の柄や種類を変えているのもポイント。どれもSNS映えするため、ブランドイメージ戦略にも長けているキャンペーンだと言えるでしょう。

ケンタッキーフライドチキン(日本KFCホールディングス株式会社)

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(画像引用:ケンタッキーフライドチキン

クリスマスといえば、ケンタッキーでフライドチキンを購入する人も多いでしょう。ケンタッキーではそれを見越して、毎年クリスマス限定メニューを数量限定で販売しています。

今年のメニューは定番のフライドチキンから、五穀味鶏 プレミアムローストチキン、特製えびグラタンなど、通常メニューよりも豪華な品揃え。毎年サイドメニューやデザートを少しずつ変え、さらにその年限定デザインのバーレルと紙絵皿もプレゼントされます。

11月1日から12月12日まで早割期間であること、そして数量限定であることから、ユーザーに早めにクリスマスメニューの予約を取ってもらい、前もって売上を確定させることも可能。

「クリスマス→フライドチキン→ケンタッキー」と連想できるため、毎年クリスマス時期は不動の人気を誇っているキャンペーンです。

クリスマスキャンペーンを始めるなら“今”!

クリスマスキャンペーンを開催するなら、クリスマス当日まで余裕を持たせるために、遅くとも12月1日にはスタートするのが理想的です。

早く動き始めた企業は11月1日からすでにクリスマスキャンペーンを開催しています。いち早くクリスマスの情報を提供し、世間のムードづくりに貢献する企業ほど注目を集めやすいのです。

本記事で紹介したキャンペーンの他にも、今後さらに面白いキャンペーンも開催されるでしょう。それらのアイデアを取り入れながら、令和最初のクリスマスキャンペーンを開催してみてください!

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