2社のシナジーが広告代理店を変える

DSC_4576.jpg

塚田氏:僕は元々大学卒業して銀行に就職したんですね。銀行の働き方ってまさに「自分ゴト化」が難しい形で細分化されてて。身を持って、自分がやってることが銀行という組織の中の何にどう貢献してるのか、本当に分からないですし、世の中への価値提供という部分でリアリティがなかったんです。こういう状況ってよくないなと思い、自分で起業したら、まさに目の前にクライアントがいて。

最初は受託だったので、クライアントが欲しいっていったものを作って「これですか?」っていうと「これが欲しかったんだよ」って喜んでもらえるし、お金ももらえるっていうのが目の前で展開されるわけじゃないですか。

そのギャップがすごくて。限度はあるにせよ自分でやってることの価値がリアリティを持って受け取れるっていうのをどこまでキープできるか。多分それが100人200人くらいまでは大丈夫で、500人、1000人、10000人になってくると、もはや無理だと思うんですよね。

なので、大きくなることが必ずしもいいことではない。けど当然上場してるので売上や利益の成長は求められる。かつ、中にいる人のやり甲斐を損なわない。矛盾する問題をまとめて解決するようなやり方は何なんだっていうのを探っていきたいなと思ってます。

ferret:長時間にわたりお話をいただきありがとうございます。最後に今後のことをお伺いさせてください。2社でプロダクトやサービスを共同で作る予定はありますか?

阿部氏:作りたいなと

塚田氏:今年中にはやりたいなとは思ってます

阿部氏:どこから手を付けたらいいのか。今後はフィードフォース側とディスカッションをして理解し合おうと思ってます。

去年は本当に色々考えて。妻に「どうしようかな」って話をしたときに「どうせ一生仕事してるんだから好きに働きなよ」っていわれたんです(笑)だったらもう40代は命を燃やそうと決めたので、その上でどうなるのかが楽しみです

ferret:ありがとうございました!

株式会社フィードフォース
アナグラム株式会社