ポイント

ferret:
このUGCを用いた動画を利用する際のポイントなどはありますか?

村岡氏:
UGC動画はコストが抑えられる分、クオリティが高い動画ではないので、ブランドの世界観を毀損してしまう恐れがあり、使い方には注意が必要ですね。

1つの解決手段としてはこちらの動画のようにブランドのロゴを動画内に挿入する方法です。

ferret:
確かにこれだとユーザーの動画をそのまま、という感じはせず、企業の動画のような雰囲気になりますね。

村岡氏:
そうですね。ただ、あくまで*「ユーザーの購入を最後に後押しするもの」*という役割をきちんと理解しておくことが重要ですね。

また、さまざまなマーケティングにおいて共通することですが、この施策を行えばすべてが上手くいく、というわけではないので、ファネル全体を最適化する視点が必要です。

ferret:
あくまで特別なものではなく、マーケティング活動の1つの手段であることに変わりないということですね。

村岡氏:
そうですね。制作の方法こそ違えど、静止画のクリエイティブを活用するのと同じように捉えてもらえればと思います。

ferret:
あくまで他の施策と比べて、検証方法などに大きな違いはないということですね。
本日はありがとうございました!

プロフィール

村岡弥真人氏 
アライドアーキテクツ株式会社 CPO兼プロダクトカンパニー長
大手ガラスメーカーを勤務を経て2012年にアライドアーキテクツ入社。2014年よりSNS広告に特化した広告代理事業を立ち上げ、自社最大の事業まで事業拡大を行う。2016年にUGC Centric Creative Platform "Letro"の提供を開始、Facebook及びInstagramのオフィシャルパートナーに。2017年より自社プロダクト事業全体の統括を行い、ベトナムの開発子会社2社の経営も兼任。2018年CPOに就任。アジア市場全体での事業展開を担当。