近年、企業のオフィスだけでなく在宅やワークスペースで仕事をするリモートワークという働き方が注目されています。

そしてその流れは、新型コロナウイルスの発生によってどんどんと加速しているのです。

今回は、企業や個人がリモートワークを導入する際に使いたいサービスをまとめた「リモートワークのためのカオスマップ」を紹介します。

カオスマップの概要や運営会社、実際に掲載されているなかでも特におすすめなサービスまで幅広く解説。

リモートワークをするうえで役立つ知識を紹介しているので、最後までお読みください。

カオスマップとは

カオスマップとは、CAMELORS株式会社が運営するリモートワーカーに役立つサービスを集結させた、リモートワーク専門コンテンツです。

合計314ものサービスを、42のカテゴリに分けて紹介。

最近注目を集めるリモートワークをより充実させるためのサービスが満載です。

参考:ピンチをチャンスに!<リモートワークに役立つサービス カオスマップ2020年版>を公開 by SOKUDAN(ソクダン)|CAMELORS株式会社のプレスリリース

カオスマップのメリット

リモートワークをしていると、本当にいろいろなサービスの利用が求められます。

チャットツール、Web会議ツールなどを業務に合わせて使わなければならず、中には聞いたことのないサービスを使わなければならないこともあるのです。

そこでカオスマップがあればツールを探すのが簡単になり、ワンクリックでアクセスできるようになります。

またそれぞれのリモートワーカーだけでなく、企業が使うべきサービスを判断するのにも役立ち、業務の効率化や円滑なコミュニケーションの推進に繋がります。

###カオスマップ作成の背景

カオスマップが作成された背景には、時代の流れがあります。

2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックにおける混雑対策、社会問題化しているコロナウイルスなどによって、急速にリモートワーク導入が進んでいます。

そんな中、リモートワーク導入に課題を抱えている従業員や企業が多いのも事実です。

カオスマップは、そういった課題に対していろいろな役立つサービスを紹介し、リモートワーク導入によって成果を出してもらいたいという思いから作られたのです。

##カオスマップに掲載されている注目のサービス

前述のとおりカオスマップには、リモートワークに役立つサービスが314個紹介されているうえに、42のジャンルによって分かりやすくまとめられています。

いろいろなサービスが掲載されていますが、その中でも今注目されているサービスを紹介しましょう。

SOKUDAN(ソクダン)

sokudan.png

画像引用:SOKUDAN(ソクダン)「最速」業務委託マッチングサービス

SOKUDANは仕事を頼みたい発注者と、フリーランスや副業などで仕事を獲得したいリモートワーカーを結びつけるプラットフォームです。

SOKUDANのメリットは、仲介手数料が不要で直接契約に結び付けられるところ。

この手のサービスにありがちな高額な仲介手数料が発生せず、報酬はすべて獲得することができるのです。

企業側からすると、直接契約によって本気で仕事をしたい人材を集められるので、責任感が強くレベルが高いプロ人材を獲得できるのがメリットといえます。

さらに登録は実名制。Facebookとの連動によってその人の持つスキルや考え方を確認し契約できるのです。

登録者数は現在約4,000人。ハイレベルなプロ人材が実名で登録しています。

ワーカーにとっては実名でスキルや実績をアピールでき、企業にとっては本気の人材を獲得できる。

まさにウィンウィンのサービスといえるでしょう。

IpaaS領域

IpaaSは領域のサービスは、カオスマップに掲載されているようなたくさんのサービスを1つにまとめるサービスです。

リモートワーカーに役立つたくさんのサービスを紹介するカオスマップ。

どれも優秀なサービスですが、案件やプロジェクトによって使用するツールが異なる場合が多いのも事実。

ツールの情報管理などで時間を使ってしまっては本末転倒ですよね。

そこで、各アプリケーションをつなげログイン情報やデータを統合したり、システムを連携したりするサービスがIpaas領域のツールが役に立ちます。

リモートワークにおける無駄を排除し生産性アップにつながるので、複数のサービスを利用している企業やワーカーはぜひ使ってみてくださいね。

##カオスマップに掲載されているサービス

カオスマップには本当にたくさんの役立つサービスが掲載されています。

今回は各ジャンルから特に役立ちそうなものを解説。

おなじみのサービスから、割とマイナーなものまで紹介するのでぜひ役立ててくださいね。

Slack(コミュニケーションツール)

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画像引用:その仕事、Slack で。 | Slack

Slackは、多くの企業で用いられているチャット系コミュニケーションツールです。

グループごとにやり取りが可能で、円滑なコミュニケーションを可能にしてくるすぐれもの。

企業全体チャットや雑談系チャットなども設置でき、幅広い用途に使えるのが特徴です。

Google ハングアウト Meet (Web会議ツール)

googlehangoutmeet.png

画像引用:Google Hangouts Meet: オンライン ビデオ会議 | G Suite

リモートワークのコミュニケーションツールとしておなじみのビデオ会議ツール。

中でもMeetは、Googleが提供している会議ツールとして知られています。

Googleアカウントと連携しており、ログイン情報の管理などがしやすいのがメリットです。

スマートフォンでも利用できますがバッテリーの消耗が激しいので、充電しながらやPCで利用するのが良いでしょう。

Google Drive(オンラインストレージ)

googledrive.png

画像引用:Google ドライブ - 写真やドキュメントなど、ファイルのクラウド ストレージとバックアップ

オンラインストレージとは文書や画像、動画や音楽などのファイルをオンライン上で管理するツールです。

また複数人で管理でき、更新や編集ができます。

数あるオンラインストレージツールの中でも利用者が多いのがGoogle Driveです。

Googleアカウントと連携できるのもうれしいところですね。

そんなGoogle Driveのメリットは、無料で15GBの容量を利用できる点です。

仕事で利用することの多い文書や画像を数多く保存・共有できるので、数多くの企業やフリーランスが活用しています。

Time Krei(プロジェクト管理ツール)

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画像引用:プロジェクト管理ツールで進捗を見える化 | Time Krei

リモートワーク導入の中で課題になるのがプロジェクト管理ですよね。

それぞれが在宅やワークスペースで仕事をするので、進捗状況がつかみにくいという声もあります。

そこで利用したいのがプロジェクト管理ツールです。

なかでもTime Kreiはプロジェクトに関係するメンバー同士で進捗状況を確認可能。

また1画面で確認できるので、誰がどんな作業をしているのかをスムーズに把握できます。

さらに週ごとの表示や月ごとの表示などを切り替えられるので、長期的視点からプロジェクト管理が可能です。

LAPLINK14(リモートアクセスツール)

lplonk14.png

画像引用:リモートコントロール(遠隔操作)ソフト LAPLINK 14|インターコム

リモートワークの課題として企業内PCへのアクセスがあります。

会社のPCがデスクトップだったり、セキュリティの観点からそもそもデータの持ち出しを禁止していたりしている場合は、必然的に会社のPCにアクセスする必要が出てくるのです。

そこで便利なのがPCに他の端末からアクセスできる、リモートワークアクセスツールというサービス。

なかでもLAPLINK14を利用すると、電源の入っていないPCを再起動させリモートコントロールできます。

またリモートワーク同士のPCで利用できるので、仕事のやり取りがスムーズになることも期待できるのです。

さらにセキュリティ機能やアクセス制限機能も搭載しており、トラブルが発生しにくいのもポイント。

リモートアクセスを賢く利用して、よりよいリモートワークを実現させましょう。