Twitterはさまざまな世代が利用しているため、マーケティング施策においてターゲットの特徴を知らずに施策を実施してしまうと、思ったような結果が得られません。世代によって効果的な施策は変わり、企業の情報をあまりチェックしていない年齢層もいます。

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Twitterを利用しているユーザーの年齢層と年代別の利用傾向を知っておくことで、年代に合わせた的確なマーケティングが可能です。Twitterのユーザー傾向を知って、ぜひ施策に活かしましょう。

Twitterの利用者数は世界で3億人超え

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出典:【最新版Excelデータ配布中】5大SNSユーザー数まとめ(Facebook,Twitter,Instagram,YouTube,LINE)

Twitterのユーザー数は、全世界で3億3,000万人(2019年04月発表)、日本国内では4,500万人(2017年10月発表)であり、特に若年層から支持されているSNSです。

国内の20代ユーザーは1,600万人を超え一番多く、続く30代ユーザーは約半数の800万人ほど。若い世代のユーザーが多いため、Twitter若年層をターゲットにしたSNSマーケティングにより効果的と言えるでしょう。

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出典:『Twitter』の利用実態をアンケート調査! 10代のアカウント所有率は8割超に

スマホ情報サイト「Appliv」が2019年に実施した調査によると、10代ユーザー(15〜19歳)の85.1%、20代ユーザーの79.8%がTwitterアカウントを所持しています。若年層よりはアカウント所持率は低いものの、30〜50代では約半数、60代でも約4割もの人がTwitterを利用しているようです。

国内のTwitterユーザーの利用目的

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出典:自主企画アンケート結果 【 Twitterの利用 】に関するアンケート調査(第10回)

マイボイスコムが2018年に発表したTwitterの利用に関する調査によると、Twitterの利用目的として、「リアルタイムの情報収集」や「著名人のつぶやきを閲覧する」ために使用しているユーザーが各4割と多く、リアルやネット上の友人・知人とコミュニケーションをとることは二の次のようです。

この利用目的を踏まえると、情報収集目的でTwitterを活用しているユーザーが多いため、企業などが有益な情報を発信することでユーザーの目に留まりやすく、インフルエンサーによる宣伝施策は効果的な手法と言えそうです。積極的にユーザーが求めている情報を提供することで、企業の利益にも繋がりやすいでしょう。

企業の公式アカウントをフォローしているユーザーは半数以上

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※アライドアーキテクツ株式会社調べ
出典:ゆるい繋がりが、購買に大きく影響?! 「Twitter企業公式アカウントの利用実態調査」結果発表

アライドアーキテクツ株式会社が2019年に実施した調査によると、Twitterユーザーの55.7%が、企業公式アカウントをフォローしており、企業が発信する情報に対する関心度が高いことがわかります。

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※アライドアーキテクツ株式会社調べ
出典:ゆるい繋がりが、購買に大きく影響?! 「Twitter企業公式アカウントの利用実態調査」結果発表

企業公式アカウントをフォローしている目的は、新しい商品やサービスの情報を得たり、お得なクーポンを取得するためなど、直接的なメリットを求める人が多いようです。

企業側にとっても、自社の商品やサービスに関するツイートに対するリプ(Reply:リプライ)で、口コミやユーザーが今何を求めているのか、などをリサーチできるメリットがあります。

<年齢別>Twitterの用途

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出典:『Twitter』の利用実態をアンケート調査! 10代のアカウント所有率は8割超に

10代・20代のユーザーはコミュニケーションをとるためにアカウントを所持

Twitter利用者の多い10代・20代ですが、なかでも10代Twitterユーザーの約7割が複数のアカウントを持っています。

リアルの知人や友人との交流を図る「リア垢」、ごく親しい人とのみ接する「身内垢・裏垢」、趣味が同じ人をフォローする「趣味垢」、愚痴や悩みなどを吐き出す「愚痴垢」など、用途に合わせてアカウントを複数作っているようです。
※○○垢とは、○○アカウントのネットスラング

10代・20代は「リア垢」を利用しているユーザーが多く、学校などのリアルの友人とのTwitterを通してのコミュニケーションをとる傾向が強いと推測できます。また、「ROM垢」の所持率が他の世代に比べて少なく、比較的Twitter内でのアクションが活発であるため、やはり拡散力という観点では、若年層が最もあると言えるのではないでしょうか。

30代からは「リア垢」の割合が減り、情報に関するアカウントを所持し始める

30代から「リア垢」を所持しているユーザーが大きく減少し、代わりに「情報垢」や「ROM垢」を所持するユーザーが増える傾向に。30代以降で、コミュニケーションツールから情報収集ツールへとTwitterとの関わり方が大きく変化していることが見て取れます。

企業がプロモーションなどを実施する際、リーチという観点では、情報収集を用途として利用している30代以降が多いTwitterの活用は効果的と言えそうです。

世代別の活用傾向をつかみマーケティングに活かす

同じツールであっても、世代によってさまざまな使い方がされているTwitterTwitterを通したマーケティング施策では、ターゲットの年齢層に応じて、商品やサービス訴求を変えることで、結果が大きく変わる可能性があります。まずは、世代別の活用傾向をつかむところから始めてみましょう。

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