企業のIGTV活用事例

IGTVを積極的に活用し、動画を使ったアプローチをしている企業が増えてきました。ここでは企業のIGTV活用事例を紹介します。

クラシル

画像引用:kurashiru (クラシル)(@kurashiru) • Instagram写真と動画

動画ですので、やはり料理系アカウントは強いです。クラシルでは通常のInstagram投稿でもお料理動画をアップしていますが、さらにIGTVでは人気のある料理やレシピを厳選して投稿しています。

実はInstagramの動画投稿は目的のシーンまで早送りや早戻し、一時停止ができません。IGTVではこの問題を解決できるため、料理中に一時停止したり、前の手順まで戻ったりとユーザーのニーズを満たせます。

JAL

画像引用:Japan Airlines(@japanairlines_jal) • Instagram写真と動画

IGTVを活用している航空会社が少ない中、JALは2020年4月より「#今できること」というハッシュタグを使った動画投稿をしています。

新型コロナウイルスの影響でキャンセルが相次いだ旅行業界ですが、JALはそんな旅行業界をはじめ、一般の消費者に向けて自分たちが今できることを発信しているのです。

動画の中には手洗い・うがいを推奨する内容やマスク着用、消毒などを徹底している様子などが出てくるほか「前向きに」といった応援メッセージも伝えられています。

Dior

画像引用:Dior Official(@dior) • Instagram写真と動画
DiorではIGTVを宣伝ではなくブランドイメージの形成に役立てています。最大で1分しか投稿できないInstagramに代わり、2分〜5分の尺を使って、字幕や音声も入れたイメージ動画を投稿。

中には30分を超える動画がありますが、こちらはInstagramのライブ配信をIGTVにシェアしたもの。今まで24時間しか残せませんでしたが、IGTVに投稿することで無期限に残せるようになりました。

ピーチ・ジョン

画像引用:PEACH JOHN / ピーチ・ジョン(@peachjohn_official) • Instagram写真と動画
インナー・ルームウェアブランドのPEACH JOHNでは、Instagramのライブ配信の動画を中心にIGTVに投稿しています。

Instagramのライブ配信も最大60分配信できますが、PEACH JOHNの動画はどれも10分以内という短さで、スキマ時間に見られるような工夫がされています。長くなる場合にはあえて5分〜10分ごとに分割するという工夫も。

Instagramのライブ配信では商品紹介の他、ルームウェアを着たスタッフの座談会などアイデアにも溢れており、アパレルブランドは参考にできそうです。

PUMA

画像引用:PUMA(@puma)はInstagramを利用しています

PUMAではヨガやワークアウト動画を投稿するという、スポーツブランドらしいIGTVの活用をしています。

2020年5月に投稿された4つの動画では人気モデルやレーシングドライバーをInstagramのライブ配信に招き、トークやヨガをしている様子をアップロードしました。

インフルエンサーに動画出演を依頼するというより、インフルエンサーとのコラボレーションをする方が、インフルエンサー側のフォロワーにリーチできます。ライブ動画をIGTVに投稿すれば動画コンテンツとしても残せます。