Web担当者の皆様は「ユーザビリティ」という概念をご存知でしょうか。
ユーザビリティユーザーにとっての「使いやすさ」を指し、ユーザーが使いやすい導線設計を施し、スムーズに成約までたどり着けるようにするためには欠かせません。

ユーザビリティを最大化するためには、まずはユーザビリティが何なのかを知る必要があります。また、混同されやすい「アクセシビリティ」や「ファインタビリティ」との違いも理解しておくと良いでしょう。

今回は、ユーザビリティの概要と「アクセシビリティ」、「ファインダビリティ」の違いについて解説します。

ユーザビリティとは?

ユーザビリティは、ユーザーにとっての「使いやすさ」を表す概念です。
「使いやすさ」とは、具体的にはユーザーがストレスを感じない操作性、わかりやすさ、成約に至るまでに必要な労力の少なさなどが挙げられます。
ユーザビリティという概念そのものは定性的で数値で表しにくいのですが、ユーザビリティの構成要素であるLPOやEFOなどは、クリック率やコンバージョン率などの具体的な数値で表すことができます。
また、使いやすさという点では、スマホ化もユーザビリティを高めるための施策と捉えられます。

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ユーザビリティとアクセシビリティの違い

ユーザビリティが「使いやすさ」を表すのに対し、アクセシビリティは「インターネットへのアクセスのしやすさ」を指すもので、「どのような環境にいても人々が平等にアクセス可能で、全てのコンテンツや機能が利用できる状態」を理想とするものです。
アクセシビリティの定義については、WAI(Web Accessibility Initiative)が世界基準のガイドライを策定しており、日本においてもJISが「JISX8341-3」という規格が存在しています。

この規格の正式名称は*「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第三部:コンテンツであり、高齢者でも障害者でも問題なく利用できるWebコンテンツ構築を目的としています。
このようにアクセシビリティは誰でもインターネットを平等に使えるようにするという
Web上のユニバーサルデザイン*の普及を促すものであり、「ユーザビリティ(使いやすさ)」はアクセシビリティを構成する1つの要素です。

ファインダビリティはどう違う?

ユーザビリティやアクセシビリティと混同されがちな言葉に「ファインダビリティ」も挙げられます。

「ファインタビリティ」とは「情報の見つけやすさ」を表すものです。
ユーザーが探し求めている情報をいかに見つけやすく設計しているかを示すもので、「ユーザビリティ」の1つの構成要素として考えることができます。ですので、「ファインタビリティ」が向上すれば「ユーザビリティ」も向上することになります。

まとめ

アクセシビリティはインターネット特有の言葉ですが、「ユーザビリティ」と「ファインダビリティ」はあらゆる製品設計で使われてきた言葉です。
その中で、インターネット界隈で頻繁に使われるようになったのは、LPOやEFOの重要性が認識されてきたと同時に、Google検索エンジンユーザーにとって使いやすいホームページを上位表示させるようアルゴリズムを更新しているのが大きいでしょう。

直近では、今年4月にモバイルフレンドリーアップデートを行い、スマホユーザーユーザビリティ向上をはかっています。
ユーザビリティやファインダビリティ、ひいてはアクセシビリティを向上させることはユーザも利便性を高めるだけでなく、自社への恩恵もあります。

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