ギグワーカーの労働組合も登場?

新たな働き方として注目されている一方で、労働者たちへの社会保障がないことや安定した雇用がないなどのデメリットもあるギグワーカー。世界では、ギグワーカーたちが企業に対して待遇改善や労働補償を求める声が上がっています。

日本でも「UberEats」の配達員たちによる労働組合「ウーバーイーツユニオン」が結成され、労働環境や条件の交渉なども行うことを視野に入れています。

このように、単発とはいえ、ギグワーカーとしての地位を向上させる動きは、これからも活発になる可能性が。企業として、ギグワーカーの雇用や活用を検討しているなら、労働者への補償も考えておきましょう。

参考:ウーバーイーツ配達員が労組、補償求める声強く

ギグエコノミーが世界を変えるか

副業OKの企業が大企業でも広がりつつある今。ギグワーカーは、新たな働き方の選択肢として、そして企業の新たな労働力確保の手段としてなくてはならないものになっています。

とはいえ、ギグワーカーとしてフリーランスで活動する人たちにとっては、社会保障などの面で不安定要素がまだまだ残っているのも事実。これからの経営戦略や自分自身の働き方を考えるためにも、ギグワーカーがいることで成り立つ経済(ギグエコノミー)が今後どのようになっていくのか、注視してみてはいかがでしょうか。