妖怪ウォッチがヒットした理由

それでは、なぜこの妖怪ウォッチが小学生を中心に爆発的ヒットになったのでしょうか。要因としては、キャラクターのデザインや世界観など、様々な要因が考えられますが、共感できるコンテンツとクロスメディア戦略の活用でしょう。

今回は、ホームページ運営者でも実践しやすい「共感できるコンテンツ」に焦点を当ててご説明したいと思います。

ヒットの理由は共感できるコンテンツ

妖怪ウォッチの仕掛け人である日野晃博社長は、長年愛され続けているドラえもんをベースに考え、見ている子供たちが共感しやすいキャラクター設定にこだわったそうです。
つまり、ターゲットとなるユーザー(子供)の共感をうむことで、そのキャラクターや妖怪ウォッチが受け入れやすくなると考えたわけです。

そこで特徴的なのが、ドラえもんの主人公「のび太」のイメージは「勉強ができない子供」「運動ができない子供」といった個性の強いキャラクターである一方、妖怪ウォッチのキャラクター「ケータ」は「成績がトップではないけど、悪くもない普通の子供」といった現代風の世界観を取り入れました。

また、小学生の悩みを調べた結果を世界観の1つとして取り入れることも行っています。
例えば、「朝は眠い」といった小学生の悩みに対して、「朝が眠いのは妖怪のせい」といったように、ターゲットユーザー(小学生)の日常でよくあることを世界観に取り入れることで、共感が生まれる工夫を行っているのです。

URL:http://toyokeizai.net/articles/-/45794
子供たちの間で大ブームを巻き起こしている「妖怪ウォッチ」。それを読み解くキーワードがクロスメディア展開だ。

コンテンツマーケティングにおける共感できるコンテンツとは

前述でご紹介した妖怪ウォッチから学ぶ共感できるコンテンツ作りは、コンテンツマーケティングにおいて応用できます。

まず、妖怪ウォッチの爆発的ヒットにも繋がった「共感できるコンテンツ」がもたらすユーザーへの影響として、人間は共感することで、信頼するといった心理傾向があります。
※共感性と呼びます。

そのため、ユーザーが商品やサービスに「たしかに」「よくある」といった共感することで愛着を抱きやすくなると言われています。
共感できるコンテンツが特に重要視される例としては、SNSを使ったユーザーとのコミュニケーションの際でしょう。

SNSの利用メリットであるユーザーとのコミュニケーションの際に、共感がうまれる投稿がファンの獲得やエンゲージメント(関係性)を高める要因の1つと言われています。

例えば、以下ではSNSをはじめとした共感性を利用した事例について取り上げられています。

URL:http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3385_all.ht...
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特に、食品メーカーのFacebookページで登場するハム係長は、以下のような共感してもらえる投稿を心がけた結果、ファン数が9万を超える大規模なFacebookページとなりました。

ハム係長

昨日は調子にのって飲みすぎました…。

お給料前でとっても厳しいです。

参考:http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3385_all.html